emitanの心にうつりゆくもの

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リーガルハイ 第3話

2013-10-30 15:12:05 | 2013秋ドラマ
第3話 「顔か?心か?どちらを選ぶ?前代未聞の整形裁判」

弁護士・古美門研介(堺雅人)の事務所に弁護依頼が少なくなり、事務員・服部(里見浩太朗)の勧めにより弁護士・羽生晴樹(岡田将生)の様子を見に行ったところ、壁に貼ってあった羽生の紹介パネルに「検事時代から才能を発揮し、当時無敗を誇った悪徳弁護士Kに見事な勝利を収め、一躍法曹界の寵児となった」という一文があったことに、古美門は激怒する。
そんな中、弁護士・黛真知子(新垣結衣)が高校の同窓会に出席すると、同級生だった熊井健悟(塚地武雅)から古美門を紹介してほしいと言われる。
翌日事務所で詳しく事情を聞いたところ、健悟は取引先の受付にいたほのか(美波)に一目ぼれをし、猛烈にアプローチして結婚したが、結婚後にほのかが全身を整形していたことを知り、離婚を申し出たが離婚してもらえない、という内容だった。
古美門は「私は離婚訴訟はやりません。くだらな過ぎて気を失いそうになるからです」と言うものの、3,000万円の報酬を払うのなら応じると話し、ほのかの代理人が羽生になったと知ると「整形詐欺女をズタズタのケチョンケチョンにしましょう!」と闘志を燃やす。
羽生が黛に、どうしてまだ古美門の元にいるのかを尋ねると、黛は「能力はあの人が一番だと思うから。学んで盗んで食らいついて、いつか倒すって決めたの」と話す。
公判が始まり、健悟は「私は小さい頃から極度の面食いです。自分の容姿にコンプレックスがあった反動だと思います。ろくに遊びもせず、必死に勉強して一流と言われる大学に入り、一流と言われる会社に就職しました。全ては美人と結婚するためです」と話し、黛は「容姿端麗な方と結婚したい。その一心で青春を勉強に捧げてきた熊井さんの長年にわたる努力は、水泡と帰してしまいました。熊井さんにとっては大変なショックだったということをご理解願いたいです」と主張する。
そして健悟は「私は親からもらった体に傷をつけるのには抵抗があります。本来の自分を好きになるよう努力すべきです」と話すが、健悟自身が植毛をしていたことを羽生から追及されると、古美門が「熊井さんが整形を認められない決定的な理由があります。熊井さんはお子さんを得ることを望んでいます。ただし、ご自身が幼少期より不細工なために、様々なハンデがあったという思いから、子供には同じ苦労をさせたくない、何としても美形に生まれてほしい。だから、ほのかさんを選んだんです。しかし、ほのかさんの本当の姿は、熊井さんに負けず劣らずの不細工!DNAは整形できないのです。両親が不細工で生まれた子供が超美形というケースを一つでも知っていますか?美男美女の両親からでさえ、美形が生まれる確率は決して高くはないのです。ましてや不細工同士であれば、美形が生まれる確率はほぼ皆無でしょう。美形の子供を得るために結婚するのも、本人の自由です。被告はその権利を踏みにじったのです!」と主張する。
被告人質問で、ほのかは「みんな見かけで判断している。だから整形したんです。全然決まらなかった就職先もすぐに決まりましたし、男性からモテるようになりました。(健悟の事は)心が綺麗な人なんだな、そう思ったらすごく好きになっちゃって。大事なのは見た目じゃなくて心の美しさなんだ。そしたら見た目ばかり気にしてた自分がとても情けなくなって。これからは私も心を磨こう、妻として人間としてもっと立派になろう、そう思って努力してきました。いつか整形だって打ち明けても、関係ないよって言ってもらえるように。自分の努力が足りなかったと思っています。もしもう一度やり直すチャンスがもらえたら、もっと良い奥さんになりたいです」と話す。
すると古美門は「熊井さんが美形の子供が欲しくてあなたと結婚したことは知っていましたよね?では整形であると伝えなかったのは、詐欺だとは思いませんか?結婚とは契約です。重要事項を隠して契約を結んだなら、それは詐欺です。彼は決して差別主義者ではありません。みなさんよりほんの少し正直なだけです。社会通念上も、まぎれもなくほのかさんは熊井さんを騙したんです」と話すが、それに反論しようとしたほのかは口とお腹を押さえて座り込んでしまう。
その夜、黛が羽生の事務所を訪ねると、羽生の机に妊婦に関する書類が置かれており、羽生は守秘義務があるからと言って話さなかったが、戻った黛は健悟に、ほのかの妊娠の可能性を伝える。
羽生の事務所で、黛と健悟はほのかに和解を申し入れようとするが、古美門はほのかは妊娠していないと告げ、古美門は羽生に「曖昧にすることに何の意味がある?綺麗な言葉を並べて許し合った所で、現実は何一つ変わらないんだよ。我々に出来ることは、徹底的にぶつかり合わせ、人生にケリをつけさせてやることだけだ!」と言い放つ。
すると健悟は「子供が出来てなくてホッとしました。離婚したいです」と話すため、ほのかは「応じます。私だって整形なんかしたくなかったわよ。ブスはブスなりに生まれ持った自分の顔が好きなの。でも好きになれないように周りがするんだもの。仕方ないじゃない!仕方ないのよ、こんな世の中じゃ・・・。慰謝料ももちろん払います。整形していた、不細工だった私が悪いんですから」と話す。
それを聞いた古美門は「では、そのように手続をいたします。ほのかさん、あなたの人生を捧げるに値する男性は、他にもいくらでもいますよ。決してこんなのではなく」と声を掛ける。
その夜、羽生は黛に「僕は決めたんだ。古美門先生がどんなことをしてでも勝つのがポリシーなら、僕はどんなを使ってでもみんなが幸せになる道を探す」と話すと、黛は「悪いけどまだまだあの人には及ばないと思うわ。今回だって初めからあの人の掌の上だったんじゃないかな?それに、何が幸せかなんて、私たちが決められることじゃないのかも。あと移籍の件、もう誘わないで」と声を掛けて去っていく。
数日経ち、健悟が台所の引き出しを開けると、ほのかのレシピノートが出てきて、健悟の事を気遣うコメントが多数書かれており、健悟の心は動き、健悟はほのかの住むアパートを訪ねる。
そしてほのかに「(慰謝料)800万は辞退しようかなと思って。それで…色々考えたんだけど、もしよければ、もう一度僕と…」と話しかけると、ドアから別の若い男性が出てきて「僕なら全然整形なんか気にしないけどな」と話し、ほのかは「健悟さん、あなたのおかげで目が覚めた。私、不細工な人の方が心が綺麗なんだって思い込んでいたんだと思う。私も外見で判断してたのよ。顔も心も不細工な人もいるし、顔も心も綺麗な人だっているのに。教えてくれたのはあなたよ、ありがとう」と言って出掛けて行き・・・


といった内容でした。

配偶者が整形・・・
プチ整形なら「許してあげようよ」と思うけど、全身整形は・・・私としてもビミョーかな
でも、それを上回る心の繋がりが出来上がっていれば・・・かなぁ??
それにしても健悟は、すごい自信家でしたね。
私は自分の容姿に自信が無いから、こんな私に興味を持ってくれる人は二度と現れないかもと思って今のダンナと結婚しましたが・・・。
健悟は「商社のエリート会社員」という肩書きがあったから、なのかな(笑)
古美門は、ずっと依頼人のオーダーに応じて勝利に導いていったけど、最後にほのかに「あなたの人生を捧げるに値する男性は、他にもいくらでもいますよ。決してこんなのではなく」とさり気なく言っていたのが可笑しかったですw
そして、ほのかも最後に健悟の事を暗に「顔も心も不細工」って言っていましたよねwww
古美門が「我々に出来ることは、徹底的にぶつかり合わせ、人生にケリをつけさせてやることだけだ!」と言っていたけど、ほのかの方のケリがスッキリついて良かったです。
健悟の言い分(子供は自分のように不細工であってほしくはない)も分からないでもないけど、その思いだけでは絶対に結婚生活は上手くいかないと思うし・・・ね。

話自体は面白かったのですが、間にあるギャグ(小ネタ?)が今回はあまりグッと来ず・・・。
シーズン2の方が笑いを取ろうとする場面が多くなった感があるのですが、もう少し抑え目にして、メインストーリーをもっと魅せてくれる方が、私は良いような気がするのですが・・・。
まぁ、そんな弾けている古美門を観るのも、何だかんだ言っても楽しいのですけどね(笑)

黛の「妖怪人間ベラ」的なメイクを見て、ラストシンデレラの時に篠涼さんがやっていたメイクを思い出してしまいました
ガッキー世代があのメイクは無いと思いますが(笑)


先週、急に親戚が亡くなってお葬式等に出ることになったため、こういうブラックユーモアのある作品を観る気分になかなかなれず、感想を書くのが遅れてしまい、申し訳ありませんでした。
今はもう大丈夫で、今夜の放送も楽しみです
心が元気じゃないと観れないドラマなのかも、と思ったこの一週間でした

※これまでの感想
 第1話 第2話
※公式HP(こちら
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