第9話(最終話) 「私は刑事か、怪物なのか」
いちおうスッキリ終わったというか・・・
藤堂比奈子(波瑠)は暗示がかかっていただけで、自分をセーブすることが出来たし、
東海林泰久(横山裕)は無事に助かったし、
先週は「なんだ、この青い目は!?」という印象しか残らなかった真壁永久(芦名星)も、今回は ものすごく気持ち悪い猟奇犯罪者に見えたし、
良かったとは思うのですが・・・
う゛ーん、第5話までの前半戦の話があまりにもスリリングでゾクゾクしすぎたので、やはりあちらの話をもう少し引き延ばした方が盛り上がったような・・・と どうしても思ってしまいます
クライマックスの「真壁永久VS比奈子」の比奈子が、感情がないという役どころだから仕方がないのだけど、
それでも第4話で佐藤都夜(佐々木希)とお互いに凶器を持っての「ヤるかヤられるか」の睨み合いに比べると迫力がなくて・・・。
まぁ今回は、既に中島保(林遣都)に会って、自分がどの言葉に縛られていたのかが分かっていたからというのもあったでしょうけど・・・ね。
そして、最後に救ったのは、東海林先輩じゃなくて倉島敬一郎(要潤)なのには笑ってしまいました
いや、キャナメさんに見せ場があって良かったと言えば良かったのですが、
「いやいやいや、これまでにも もっと見せ場があってもいいのに、要さんの使い方が勿体ない」と思ったというか、「ここで!?」と思ったというか・・・。
まぁ、直接には倉島が突っ込んだことで真壁永久が逮捕されたけど、主任・厚田巌夫(渡部篤郎)が潜伏先のヒントを見つけたのが一番大きいという事なのですけどね。
まぁいいか(笑)
比奈子の事を抱きしめた監察医・石上妙子(原田美枝子)の存在も大きかったですね。
抱きしめられる事で母(奥貫薫)から言われた「心配しなくていいの。あなたはきっと、間違えずに正しく生きていくことが出来るから」という言葉を思い出して、
石上先生に「生きてる事とか、人との繋がりとか、そういうのがあるとギリギリの所で踏みとどまれるものよ」と声を掛けられて・・・
そう考えると、石上先生も厚田主任も中島先生も東海林先輩も、みんなが比奈子の事をいろんな思いで見守っていて、愛情のようなものを比奈子に伝えていたというのが分かったので、それは良かったな~と思いました。
真壁永久は、両親から虐待を受けて、施設でも性的虐待等を受けて、世界を憎み続けた結果、ああなってしまったのですね。
比奈子は、自分にはあって真壁永久にはない物がようやく分かり、真壁永久を抱きしめて・・・
そこのシーンは感動しました。
中島派の私としてはw、中島先生が比奈子に「潜入」した場面が一番盛り上がりました
その潜入結果を比奈子に話した事で、この物語の全てが解決していたような・・・
「人間に答えなんてありませんよ。
それに、安易な答えも求めることはできない」
「あなたはただ、お母さんの言葉を証明したかっただけだ。
だから警察官になった。
殺人犯と対峙し、ナイフを手にし、命の危険にさらされ、あなたがそこで確かめたかったのは、自分と人殺しとの違いではありません。
それでも相手を殺さずにいられる自分なのかどうかだった。
自分を疑い続けて、試さなければいけないと思い続けたんです、答えを追い求めて」
私の中で、この中島先生との場面がクライマックスだったのかも!?
東海林派の人は、やっぱり絶叫しながら比奈子を止めるシーンがクライマックスですよね~。
「ふざけんなよ!そんな奴の言いなりになってんじゃねぇよ!
理由がありゃ人を殺していいなんて理屈ねぇんだよ。
だから心がねぇとか言い訳すんじゃねぇ!
お前は・・・すげぇ変な奴だよ。
だからって、お前は怪物なんかじゃねぇ!
ただの普通の人間だろ!
殺すんじゃねぇぞ。
そっち側に行っちまったら、絶対許さねぇからな!
お前の事信用している人間の事を裏切るんじゃねぇよ!」
でもまぁ、東海林がここまで比奈子に対して言えたのは、中島先生のおかげでもあるのですが
「もし藤堂さんが地獄の淵に立っていたら、頭をひっぱたいで無理やりそちら側に連れ戻す種類の人だ。必要なんです、藤堂さんにはそういう人が。藤堂さんを助けてあげてください」
いやぁ・・・中島先生の この愛、報われてほしい!(←スミマセン)
厚田主任と石上先生は、元夫婦で、今も週3回は行き来しているとは!
元夫婦なのかな?とは思ってたけど、今も行き来しているなんてね
比奈子は涙を流していたけど・・・
あまり考えすぎずに、これからは「普通の人間」「普通の刑事」として、みんなの信頼や愛情を感じながら生きてほしいです!
全体を通じた感想は、夏ドラマの総括で書きます。
事件の内容や死体がグロテスクで怖かったけど、ほぼ全話をリアルタイムで観てしまいました。
裏ドラマはリタイアしちゃいました。
夏ドラマの中では、このドラマは上位の方に来るような気がします。
←web拍手です。
※これまでの感想
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話
※公式HP(こちら)
いちおうスッキリ終わったというか・・・
藤堂比奈子(波瑠)は暗示がかかっていただけで、自分をセーブすることが出来たし、
東海林泰久(横山裕)は無事に助かったし、
先週は「なんだ、この青い目は!?」という印象しか残らなかった真壁永久(芦名星)も、今回は ものすごく気持ち悪い猟奇犯罪者に見えたし、
良かったとは思うのですが・・・
う゛ーん、第5話までの前半戦の話があまりにもスリリングでゾクゾクしすぎたので、やはりあちらの話をもう少し引き延ばした方が盛り上がったような・・・と どうしても思ってしまいます
クライマックスの「真壁永久VS比奈子」の比奈子が、感情がないという役どころだから仕方がないのだけど、
それでも第4話で佐藤都夜(佐々木希)とお互いに凶器を持っての「ヤるかヤられるか」の睨み合いに比べると迫力がなくて・・・。
まぁ今回は、既に中島保(林遣都)に会って、自分がどの言葉に縛られていたのかが分かっていたからというのもあったでしょうけど・・・ね。
そして、最後に救ったのは、東海林先輩じゃなくて倉島敬一郎(要潤)なのには笑ってしまいました
いや、キャナメさんに見せ場があって良かったと言えば良かったのですが、
「いやいやいや、これまでにも もっと見せ場があってもいいのに、要さんの使い方が勿体ない」と思ったというか、「ここで!?」と思ったというか・・・。
まぁ、直接には倉島が突っ込んだことで真壁永久が逮捕されたけど、主任・厚田巌夫(渡部篤郎)が潜伏先のヒントを見つけたのが一番大きいという事なのですけどね。
まぁいいか(笑)
比奈子の事を抱きしめた監察医・石上妙子(原田美枝子)の存在も大きかったですね。
抱きしめられる事で母(奥貫薫)から言われた「心配しなくていいの。あなたはきっと、間違えずに正しく生きていくことが出来るから」という言葉を思い出して、
石上先生に「生きてる事とか、人との繋がりとか、そういうのがあるとギリギリの所で踏みとどまれるものよ」と声を掛けられて・・・
そう考えると、石上先生も厚田主任も中島先生も東海林先輩も、みんなが比奈子の事をいろんな思いで見守っていて、愛情のようなものを比奈子に伝えていたというのが分かったので、それは良かったな~と思いました。
真壁永久は、両親から虐待を受けて、施設でも性的虐待等を受けて、世界を憎み続けた結果、ああなってしまったのですね。
比奈子は、自分にはあって真壁永久にはない物がようやく分かり、真壁永久を抱きしめて・・・
そこのシーンは感動しました。
中島派の私としてはw、中島先生が比奈子に「潜入」した場面が一番盛り上がりました
その潜入結果を比奈子に話した事で、この物語の全てが解決していたような・・・
「人間に答えなんてありませんよ。
それに、安易な答えも求めることはできない」
「あなたはただ、お母さんの言葉を証明したかっただけだ。
だから警察官になった。
殺人犯と対峙し、ナイフを手にし、命の危険にさらされ、あなたがそこで確かめたかったのは、自分と人殺しとの違いではありません。
それでも相手を殺さずにいられる自分なのかどうかだった。
自分を疑い続けて、試さなければいけないと思い続けたんです、答えを追い求めて」
私の中で、この中島先生との場面がクライマックスだったのかも!?
東海林派の人は、やっぱり絶叫しながら比奈子を止めるシーンがクライマックスですよね~。
「ふざけんなよ!そんな奴の言いなりになってんじゃねぇよ!
理由がありゃ人を殺していいなんて理屈ねぇんだよ。
だから心がねぇとか言い訳すんじゃねぇ!
お前は・・・すげぇ変な奴だよ。
だからって、お前は怪物なんかじゃねぇ!
ただの普通の人間だろ!
殺すんじゃねぇぞ。
そっち側に行っちまったら、絶対許さねぇからな!
お前の事信用している人間の事を裏切るんじゃねぇよ!」
でもまぁ、東海林がここまで比奈子に対して言えたのは、中島先生のおかげでもあるのですが
「もし藤堂さんが地獄の淵に立っていたら、頭をひっぱたいで無理やりそちら側に連れ戻す種類の人だ。必要なんです、藤堂さんにはそういう人が。藤堂さんを助けてあげてください」
いやぁ・・・中島先生の この愛、報われてほしい!(←スミマセン)
厚田主任と石上先生は、元夫婦で、今も週3回は行き来しているとは!
元夫婦なのかな?とは思ってたけど、今も行き来しているなんてね
比奈子は涙を流していたけど・・・
あまり考えすぎずに、これからは「普通の人間」「普通の刑事」として、みんなの信頼や愛情を感じながら生きてほしいです!
全体を通じた感想は、夏ドラマの総括で書きます。
事件の内容や死体がグロテスクで怖かったけど、ほぼ全話をリアルタイムで観てしまいました。
裏ドラマはリタイアしちゃいました。
夏ドラマの中では、このドラマは上位の方に来るような気がします。
←web拍手です。
※これまでの感想
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話
※公式HP(こちら)
いや違うな、
「お前と繋がってるのはオレだけじゃねぇぞ。」ですかね。
いつの間に繋がっっちゃったの?!!って。
あと、
「先輩、後1分で決めてください。左手か右手のどちらを切り落とすか。」
「真顔ですげーこと言ってんなよ!」
ここもよかったです!www
今シーズンほとんどドラマみれてなくて、アタシもコレがリアルタイムもしくはそれに近い状況でみてた唯一のドラマでした。
ゆぅかさんは東海林派だったのですね~!
東海林派にとっては、毎回美味しいシーンが多くて良かったのでは?(笑)
>いつの間に繋がっっちゃったの?!!
ですよね~!
東海林派ではない私でも、「あれっ?ずいぶん意味深なセリフだなぁ~」って思っていました( ´艸`)
比奈子が腕を切り落とすのか!?・・・と一瞬思ったりもしましたが、大惨事にならないで良かったです(←当たり前w)
私も夏ドラマは、いつもより観ている本数が少ないです。
リアタイで観ていたのは、本作と「家売るオンナ」くらいかな・・・
あとは録画でですが、録画すら止めちゃったのも結構あります(^^;)
そうですよね~
私も毎回、こういうミステリー見る度に思うんですが最終回の2回前ぐらいが一番盛り上がるというか~
最終回になったら意外と興味失せてたりしますゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
今回は波瑠さんだから最後までテンション保てたけど
やっぱりあっさりうまいことまとまったな~感は否めないかも(笑
>これまでにも もっと見せ場があってもいいのに、要さんの使い方が勿体ない」と思ったというか
ホントホント!(笑
キャナメさんですのに~
もしかしたらラスボス?って思った瞬間もあったのに。
気のいい先輩で終わっちゃって・・残念というかなんというか・・( ̄∇ ̄;)
>元夫婦なのかな?とは思ってたけど、今も行き来しているなんてね
そそ!(笑
まさかまだ続いてたとは・・・
厚田班はまとまりのあるいい班ですよね。
続編があればいいな~とは思うけど、比奈子の謎で引っ張ってきた感あるから無理なのかな~
私は今季はこれで終了です。
emiさんがこのドラマの記事を書いてくれて、いろいろ話せて嬉しかったです。「家売るオンナ」の記事も楽しみにしていますよ~
>最終回になったら意外と興味失せてたりします
そういうドラマ、結構ありますよね(笑)
「この回、すごく面白かったけど、ラストはもっと面白くなるのか!?」と思っていたら、その回を上回るほどではなかったりすることが・・・。
本作、面白かったのですが、比奈子の「その顔が見たかったの・・・」という言葉と微笑みが見どころでもあったので、やはり中島先生が逮捕される回が私は一番盛り上がりました。
中島派でしたし(笑)
でも、中島先生が比奈子に「潜入」する場面とか、「一緒に地獄に落ちてもいい」とか、後半戦もちょこちょこ面白かったので、中島先生ロスで来週から寂しさが襲ってくるかも・・・です(*ノωノ)
キャナメさん、ただの良い人で残念でしたね。
厚田主任も、暗躍するかと思いきや・・・
比奈子と中島先生以外のキャラクターを、もっと活かすようにしてくれたら、もっと面白かったような気がします。
でも、あまり各キャストの見せ場を増やすと何を描きたいか分からなくなってしまってはアレなので、それを考えたら仕方がなかったのかな・・・(^^;)
続編というか、2時間スペシャルで厚田班が再結集したら面白いような。
まだまだちょっと危うい比奈子の成長をまた観たいですね。
きこりさんの記事で、色んな再発見があって、とても嬉しかったです。
どうもありがとうございました!