家売るオンナ 第８話

第８話　「芸能人にも家爆売り！恋の三角関係が決着ＧＯ」

予告編で三軒家万智（陰のあだ名：サンチー／北川景子）が「課長の事は、好きです！」と言っていたのが、庭野派の私には気になって仕方がなかったのですが(←ちょっと大げさ　笑)、
予想を上回るオチで「さすがサンチー、カッケー！！」と喜んでしまいました
課長・屋代大（仲村トオル）どころか庭野聖司（工藤阿須加）までブッタ切りにして、見事に振るなんて・・・。

屋代課長については
「統率力がない。ハッキリしない。強いものに弱い。長いものに巻かれる。人に気を使いすぎて、何事も後手後手だ。でも、好きです」
庭野については
「誠実と言えば聞こえはいいが、馬鹿正直で融通が利かない。一生懸命だが、独自の戦略はない。でも、好きです」
そして
「ただ、課長と庭野が私の事を女として愛していないように、私も男として課長と庭野を見つめる事はありません」
・・・これまでの人物描写からピッタリの言葉の数々で、脚本の当初からの設定が 脇役キャラまでブレていない事が分かり、感嘆しました

庭野は、屋代課長にキスされたサンチーを目撃してしまったせいで、屋代課長の前に元妻・理恵（櫻井淳子）が現れて再接近していると知ってサンチーが辛い思いをしているのではないかと心配していたのですよね・・・
優しいなぁ～庭野！
でも、屋代課長の本当の想いを知ることが出来て、庭野としては良かったけど、
サンチーの本心としては どうだったのかな？
パワハラで訴えたら勝てるレベルだけど！？
まぁ、もう無かったことにしているということかな。
それとも、屋代課長の本心が分かって、自分が振られた事にしたくなくて、滅多切りにして自分から振った形にしたとか！？(笑)


お天気お姉さん・前原あかね（篠田麻里子）の担当になって、
ウキウキの足立王子（役名：足立聡／千葉雄大）も可愛かったし、
上下に細かく揺れて喜ぶ庭野も可愛く・・・
そして、あかねの本性を知ってガックリと落ち込む二人の、あまりもの落差に大笑いしてしまいました
探偵の真似事をしている庭野＆足立王子も良かったです！
私の中で北川景子さんというと「探偵の探偵」が とても印象に残っているので、庭野＆足立王子は「探偵の探偵（探偵に頼まれた探偵）！？」なんて思っちゃいましたが、サンチーは探偵じゃなくて不動産屋だから、違いますね
それにしても足立王子、さすが敏腕営業マンなだけあって、あかねの夫・津田（和田正人）の不倫相手を即座に見極めて・・・
「だから庭野に家は売れない」というのがよく分かる描写でした


屋代課長は、元妻に翻弄されていたけど、サンチーの
「家は売ればいい。復縁は断ればいい。ビシッと！」
「たとえ男と女でなくなっても、一つ屋根の下で一緒に年を重ねていくなら、それは家族です」
という言葉で、割り切ることが出来て、ビシッと営業課長としての敏腕ぶりを発揮していましたね
なかなか売れなかった「バブル５ＬＤＫ」が、あんな形で解決するとは思いませんでした。


白洲美加（イモトアヤコ）は、だいぶ仕事をするようになり、サンチー崇拝者になったようですね。
肝心の「家を売ること」が出来ていないから まだまだですけど、でも自ら進んでチラシポスティングをするようになったのは、大きな進歩
いやぁ・・・長かったなぁ。
私、真面目に仕事をしない人を観るのが、いくらドラマとはいえ嫌いなので（ちょっとサボるのなら私もしますけど）、イモトは好きだけど白洲美加の事はこれまで観るのが辛くて辛くて・・・
今回は、ようやく微笑ましく観ることが出来ました。


「あかね姐さんの お天道様に聞いてみな！」のオチも、面白かったです！
サントラプレゼントでのナレーションの女性の「ＧＯ！」の声、可愛らしくて良かったです！

これから最終回に向けて、どうなっていくのか・・・
変に終わらせるより、続編ありきで「つづく」って感じで、いつものように終わってくれてもいいような気がしますが、どうでしょうね～
←web拍手です。
※これまでの感想
　第１話　第２～６話　第７話
※公式ＨＰ（こちら）