emitanの心にうつりゆくもの

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信長協奏曲 第10話

2014-12-16 22:57:44 | 2014秋ドラマ
第10話 「ニセモノは追放せよ!殿のために死んでいった者たちへ」

サブロー(小栗旬)は家臣たちを集め、延暦寺の一件について「俺が間違えてた、本当にごめん!」と謝るが、家臣たちは焼き討ちが無ければいつか必ず延暦寺は織田の脅威になっていたから天下を取るためには仕方がなかったと考えていた。
しかしサブローは「むやみに人を殺したり騙したり酷い目にあわせたりして天下取ったって、そんなの嬉しくないって。俺は二度とこんなことはしない。だからみんなも絶対しないでもらえるかな?頼むね」と話す。
明智光秀(小栗旬/2役)は大広間に扇子を忘れていき、池田恒興(向井理)が手に取って開くと、それが信長の父・信秀が信長に譲っていたものであった。
恒興が光秀を問い詰めると、光秀は「さすがは我が乳兄弟だ」と言って今までの事を打ち明け、「すべては、わしの不徳。申し訳なく思うておる。この期に及んでまことに勝手だが、この事は他言無用で頼む。家臣たちにもあの男にも。そして…」と話すが、恒興は怒って去ってしまう。
軍師・竹中半兵衛(藤木直人)は、羽柴秀吉(山田孝之)が木下藤吉郎だった頃にどういう者だったかを調べるよう弟・重矩(しげのり/上山竜治)に命じる。
将軍・足利義昭(堀部圭亮)が各国に織田討伐の書状を送っていることが分かり、サブローは義昭と直接話し合いをしに行こうとするが、恒興は殿自らが行く必要がないと話し、秀吉は光秀と共に自分が行くと名乗り出る。
しかし、光秀の動きが心配なサブローは、恒興も一緒に行くように頼み、光秀に「くれぐれも余計なことしないでね。信長は俺だからさ」と釘を刺す。
光秀は義昭に「(信長は)今川を破り、美濃を取り、天を味方につけ、あの武田信玄の死をも呼び起こした。その織田信長様にまたかような事をなされては、どのような末路になるか、義昭様ならばお分かりのはず」と話すと、義昭は書状の撤回に応じる。
その後、秀吉は一人で義昭と面会をして、自分は信長が延暦寺に対してした行いに腹を据えかねているため「将軍御自ら動けば、必ずや諸大名たちもお味方されまする。共に織田を討ちましょう」と持ちかける。
尾張に戻った光秀らがサブローに義昭を説得したと報告していた所、義昭が挙兵したとする一報が入る。
家臣たちから、他国が加勢する前に義昭を討つべきという意見が出たため、サブローは出陣の準備をするよう命じるが、秀吉が義昭を説得できなかった失態を挽回すべく自分が先方で戦いたいと願い出る。
サブローは秀吉の申し出を了承し、秀吉が出陣していくと、義昭軍は味方が来たと思って待っていたが、秀吉は義昭軍に攻め入り勝利する。
足利の世は終わり、織田家は朝廷から元号をつける了承をもらい、サブローが何をつけたら良いか迷っていると、半兵衛は「殿がどんな世を作りたいか、その思いを込めてみては?」と進言し、サブローは悩んだ末に「天正」と決め、半兵衛らは「天下を正しき方へ導く。殿に相応しい元号です」と褒め称える。
しかしサブローは、秀吉が義昭を騙して挙兵させて勝利したと知って「俺言ったよな、そういうの止めようって。敵倒すためなら、どんな手使ってもいいのかよ?そんなのおかしいのだろ!」と怒鳴ると、秀吉は土下座をして謝罪し、家臣たちは「ああでもせねば幕府を倒す大義名分はできなんだ故」と秀吉の肩を持ち、秀吉は「延暦寺は森殿の敵!こたびの勝利は、延暦寺の一件があればこそにございます。あの一件のおかげで、他国は織田を恐れ加勢しなかったのです!もし諸大名が幕府に加勢していたら、我々は敗れていたでしょう。殿、やはり延暦寺のご采配は正しかったのでございます。そのおかげで織田の時代が来たのです!」と主張するが、サブローは納得ができない。
その後、裏で秀吉は子飼い・蜂須賀小六(勝矢)に「わしは織田に天下を取らせる」と言って不気味な笑いをする。
サブローは恒興に、義昭を倒した方法や延暦寺の事が納得できないと相談するが、恒興は「私には分かりかねます。そのような事、考えなくてよろしいのではございませぬか」と言ってよそよそしい態度を取って去っていく。
悩む恒興を陰から見ていた光秀の供の者・沢彦(でんでん)は、恒興に「偽物と知りながらあの男に仕えるのはお辛いでしょう。家臣の方々も、命をかけてお守りしていた御方が偽物だと知ったら、さぞや心を痛める事でしょう。偽物は所詮偽物。あの男のために誰かが血を流す事などあってはなりませぬぞ」とささやく。
そんな中、朝倉義景(小市慢太郎)の家臣・小泉影国(木下ほうか)が、織田家に仕えたいと寝返ってくる。
家臣たちは警戒するが、小泉は朝倉家重臣・魚住景忠の首を持ってきて忠誠を示し、歓迎の宴を開くことになる。
かつて朝倉家の間者をしていた侍女・ゆき(夏帆)は、小泉の顔を見て驚き、前田利家(藤ヶ谷太輔)に「あの男は義景に心酔しております。裏切るなど断じて!」と話して警戒する。
宴の最中、利家は小泉を警戒するが、小泉が席を立っている間に舞を踊っていた女がサブローに襲い掛かり、刀をサブローに振り下ろすが、ゆきがその間に入り込んでサブローの命は助かるが、ゆきは胸を刺されてしまい、「信長様をお守りする事は、帰蝶様をお守りする事。帰蝶様の幸せは、信長様。帰蝶様、こんな私に優しくしてくださりありがとうございました」と言って息が絶える。
翌朝、半兵衛は重矩から、木下藤吉郎は既に亡くなっていて今の秀吉は偽物である事を聞かされるが、そのやりとりを秀吉は陰から聞いていた。
その頃、恒興はサブローに「私は織田を守るためにここにいます。いや、私だけでなく全ての家臣たちは、織田信長様をお支えするためここにいるのです。偽物を守るためではない。ずっと私たちを騙しておられてたのですね。偽物は所詮偽物!偽物のために織田の者が死んでいくのは、もう耐えられませぬ。森殿もおゆきもみな、偽物であるあなたのために死んでいったのです。そのような事あってはなりませぬ。この城から去ってください。織田から出て行け!」と言い放ち・・・


というような内容でした。

申し訳ありません。今回はどういう訳か「後ろ向き感想」です
あしからず・・・

最終回の一つ前の回・・・色んなものが未解決のまま最終回へ
サブローが偽物だとバレたというのが、少し進展した点でしたが。
もう少し先にバレてもよかったのでは?という感が否めず
そして、○○○の変は来週ではなさそう!?(やっぱ映画だよね~)なんて思い始めたら、何だか勝手に急速に盛り下がってきまして・・・

利家とゆきの話は、やや「とってつけた感」がありましたが(もっと前の段階から、利家がゆきのことを気にしているとかそういう描写があってもよかったのにね)
ゆきを演じた夏帆さんの死に際の演技が見事で、そこにはジーンとしながら観ていました。

秀吉vs半兵衛の対決は、またもや持ち越し。
やっと半兵衛さんが真相に近づきましたが・・・(Pさん、直人さんを引っ張りすぎだよ
最終回は「サブロー vs ミッチー」もしくは「サブロー・ミッチー vs 秀吉」に特化してじっくり描いてほしかったかな。
ラス前の今回に「秀吉 vs 半兵衛」をじっくり描いてもらいたかったです(ずっと意味深なまま引っ張っていましたから)。
・・・というか、私は何故か「半兵衛は秀吉に殺される」と勝手に思い込んでいるので、それでいくと最終回はとてもテンコ盛りになるのでは?と勝手に心配しています

恒ちゃんは・・・
たぶんサブローの人柄に最後は気づいてくれるのだと思うけど、あんなにすぐにバッサリと「サブロー全否定」をするのではなく、もう少し「でもサブローって良い奴だったよね」というような事を思って葛藤する感じだったら良かったのにな~なんて。
向井君も、あんなに急に「白か黒か」みたいな役回りを押し付けられて可哀想だなって、つい思ってしまいました。

なんだろう・・・先週までは楽しく観ていたのに。
あまりにも最終回に持越した事項が多すぎて、やっぱり映画化が後に控えているからか?という事がかなりチラついてしまって、やや引いてしまったのかもしれません
全体的なストーリーの方向性が見えてこなくなったというか・・・

今日は日中に用事が立て込んでいて、更新が遅れました
昨日の放送はリアルタイムで観ていたのですが、こんな感じで自分自身が盛り上がらなかったので、PCを打つ手も遅かったというのもあるのかも??

遅い時間になってきたので、直人さんについての特筆事項は今回は休ませていただきます
もちろん直人さんは役を全うしていて、とても素敵です!

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