emitanの心にうつりゆくもの

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信長協奏曲 第2話

2014-10-21 16:59:38 | 2014秋ドラマ
第2話 「学生服 VS 警官制服!!奇跡の出会いが運命を変える!!」

戦国時代にタイムスリップして織田信長の身代わりとなったサブロー(小栗旬)の元に、美濃の斎藤道三(西田敏之)から会見を申し入れられる。
嫌がるサブローだったが、妻・帰蝶(柴咲コウ)に一緒に道三に会いに行こうと話すと、帰蝶は「アホを申すな!誰が会うか、あんな男!」と激怒する。
道三に過去に着物の色が気に入らないと難癖を付けられて戦を仕掛けられた国があったという事で、家臣たちは信長に何を着せようか悩むが決まらず、サブローは「どうせ何を着ても戦だろう。だったら俺が決めるよ!」と言って、自分なりの正装として学生服を着て会見に向かう。
すると道三は人払いをし、道三は警察官の制服姿で現れ、自分は1972年にタイムスリップしてこの時代に来たと打ち明け、サブローに人類は月に住んでいるのか、車は空を飛んでいるのかなどを尋ね、「この乱世を生き抜くためには、もうずいぶん汚ねぇこともしてきたし、中にも外にも俺を恨んでいる奴はいっぱいいるんじゃないかな。俺はこの戦国の世で生涯を閉じるのかなって」と話す。
サブローが信長と顔が似ているから入れ替わることになったと話すと、道三は顔色を変え、本能寺の変の事は名前しか知らないと話すサブローに道三は呆れ、日本史の教科書を無くしてしまったと話すサブローに「バカか!?」と怒鳴る。
サブローは、帰蝶の口の悪さは道三譲りなのだとして帰蝶に会って諌めるようにと話すと、道三は「それは無理だな。だって俺、アイツとはもう会わねぇもん。アイツは織田家の人間になっちまったからよ」と話し、サブローは引っ掛かりを感じる。
サブローが帰った後、道三は「偽物か…じゃあ、もう用はないな」とつぶやいて、武田信玄の妾として帰蝶を甲斐に送り込む算段を立て、息子・義龍(新井浩文)に数万の軍勢を引き連れて織田家に行かせ、サブローに戦をするか帰蝶を差し出すかを迫る。
帰蝶は「わらわは戦のための道具ではない!」と義龍に叫んで自分の部屋へ走り去っていき、サブローは嫌がる帰蝶に武田家へ行けとは言えないと悩むが、家臣・池田恒興(向井理)は「戦になれば織田家の何千の兵が血を流すことになります。それだけではありませぬ。ここにいる家臣一人一人の愛する妻と子供、その者たち全てが殺されてしまいます」とサブローを説得し、サブローが帰蝶の元へ向かうと、帰蝶は「分かっておる。父に見限られた織田家にいても先などない。わらわはお主たちと死ぬのは真っ平ご免だ」と言い放つ。
サブローは帰蝶の侍女・ゆき(夏帆)に、道三と帰蝶の関係を尋ねる。
道三は昔は帰蝶を可愛がっていたが、「父は必ず迎えに行く。これは父の宝じゃ」と言って(警察官の)帽子を持たせて長屋家へ帰蝶を人質に出し、帰蝶は何年も道三の迎えを待っていたものの、長屋家に道三の軍勢が攻め入り、美濃に連れ戻された帰蝶に対して道三は冷たく「尾張に行け。美濃・斎藤道三の娘として役目を大いに果たして来い」と告げて織田家に嫁がせ、現在に至っていたのだった。
サブローは道三の元へ乗り込み、「アイツ(帰蝶)は俺たちと一緒なんだよ!いきなり知らない土地に嫁に行かされて、たった一人で自分の生きる場所を見つけなきゃならないって、タイムスリップした俺たちと一緒だと思わない?気持ちぐらい分かるでしょ?帰蝶ちゃん、ここに置いてやってくれよ」と頼むが、道三は「黙れ!娘として生まれたからには、女は親の道具として生きる。これがこの時代の親子の揺るがぬ形じゃ。やっぱな、所詮お前は信長の器じゃねぇよ。しょうがねぇだろ。見つからなかったんだからよ。偽物のお前には用はねぇよ!」と怒鳴ってサブローを帰す。
尾張への帰り道に、サブローは家臣・森可成(森下能幸)と丹羽長秀(阪田マサノブ)から、帰蝶を妾にするよう道三が自ら信玄に頭を下げたこと、自分が死んだら美濃を信玄に譲るとまで言っていたことを聞く。
そして恒興からは、道三が各城の台帳を盗ませて「豊臣秀吉」「徳川家康」という名前を探して帰蝶の輿入れ先にしようと画策していたという噂が流れていたと聞く。
道三がこの先も生き続けて天下を取る者に帰蝶を嫁がせたいと考えていたことが分かったサブローは、帰蝶にそれを説明しようとするが、帰蝶には理解ができない。
その少し前に、この先の方針についてあれこれ話す義龍に対して道三が「誰がお前の指図など受けるか!」と言って殴りつけており、そのやりとりを知った今川義元(生瀬勝久)の忍びの者・伝次郎(山田孝之)は義龍に近づき、謀反を起こさないかとけしかけ、義龍は謀反を起こす。
義龍側は圧倒的な数で道三を追い込み、その知らせを聞いたサブローは帰蝶に「おっさん(道三)に言いたい事たくさんあるんだろ?今言わないと、ずっと言えなくなっちゃうよ。この間、俺たちを守るために武田に行くって言ってくれたんだろ?俺たちのために一肌脱いでくれたんだよね?だから今度は俺が一肌脱ぐ番だよ。おっさんと一緒だよ。そんな風にわざと嫌われるようなことばっか言って、ずっとアンタの事守ろうとしてたんだ」と言って、その言葉に共感した家臣たちもサブローに従って美濃へ向かうことになる。
しかし、織田軍が到着する前に道三軍は壊滅状態となり、道三は尾張に潜伏していた忍びの者が持ってきたサブローの日本史の教科書を眺めると、そこには「信長は自分の危険も顧みず、援軍を送って義理の父親を助けようとした。意外にも信長にはそんな義理固い一面があったのだ」という文字を見つけ、本能寺の変の所だけを破り捨てて、慌てて信長と帰蝶に手紙を書いて教科書と共に持って行かせ、その後まもなく討ち死にする。
尾張に戻ったサブローは、帰蝶に道三の手紙を渡し、そこには「この乱世を生き抜いてくれ。わしが伝えたいのは、それだけじゃ。愛し方も分からぬ駄目な父親で、すまなかった。それでもこの時代でお前に出会えたことを、わしは心から幸せに思っておる」というようなことが書かれており、帰蝶は大粒の涙を流しながら「父のために馬を駆けてくれたこと、この文を届けてくれたこと、感謝しております、信長様」と話し、サブローは帰蝶の肩にそっと手を置いて慰める。
道三からサブローへの手紙には「わしは勘違いをしていたようだ。史実通りお前がわしの援軍に来たと知り確信した。お前は偽物の信長ではない。お前こそが歴史に名を残す信長だったのだな。帰蝶を頼む。歴史はお前の手で切り拓け。お前なら運命をも越えてゆける」と書かれており、サブローは帰蝶に「俺、決めたよ。この時代でちゃんと生きてみる。決めたんだ、おっさんの分まで生きて見せるって」と話す。
伝次郎は、織田家に馬番として雇われた木下藤吉郎を殺害して、藤吉郎に成りすまして那古野城に潜入し・・・


というような内容でした。

15分拡大でしたが、今回はCMの入り方等は気にならず、名場面が多くてとても引き込まれました。
どれから書いていいものやら・・・

取りあえず、まず・・・
伝次郎が初回に引き続き今回も人を斬り殺していて、演じている山田君が本当に人を斬りそうな雰囲気を醸し出しているから、軽いタッチになりそうな本作を一気に引き締めている感があります
木下藤吉郎に成りすましたのですか・・・(言わずもがなですが、のちの豊臣秀吉ですね)。
史実では主君の今川義元は桶狭間の戦いでああなって、秀吉は馬番からどんどん出世していくわけですが、人斬り感満載の今の伝次郎がどうなっていくのか、とてもドキドキします!

斎藤道三も、まさかタイムスリップで来ていた人だったとは!!
(タイムスリップ前の道三は、どうしたのかしら?)
帰蝶の嫁ぎ先をあちこち変えていった理由、台帳を盗み出していた理由が秀吉や家康を探すためと分かり、その話の展開に「おぉ!」と感心しました。
帰蝶を単に道具として扱っていたわけではなかったのですね~。
でも、なぜ義龍にはあんなに冷たく当たっていたのかな?

道三が日本史の教科書を読んで、自分が義龍に殺されると分かった時の「ハッ!」とした顔
「義龍様が謀反を!」と知らせが入った時の「あっ!?」という顔・・・
西田さんの表情が絶妙で、思わず笑ってしまいました
それにしても西田さん、第2話で終わるとは勿体ない!
ポテトチップスを食べながらのサブローとのやり取りも良かったし、サブローと帰蝶に宛てた手紙のナレーションも素晴らしかったです。
タイムスリップ前の道三がまだ生きているとしたら、また西田さんに会えるのでしょうか??(笑)

帰蝶がサブローの事を「うつけ」ではなく「信長様」と呼んだ!と喜んでいたら、やっぱり最後のシーンでは「うつけ」呼ばわりしていましたね
でも、確実にサブローの事を認め始めていて、少し心も開いてきているのが伝わって、良かったです

他の家臣たちも、だんだんサブローの事が分かってきて、信頼感も少しずつ生まれているようですね。
逃げ癖のあるサブローの事を、特に恒興や森可成、丹羽長秀はだいぶ分かってきたけど、新たに家臣になった柴田勝家(嶋政宏)は「空飛ぶおにぎり」に騙されてお口あんぐり姿・・・
この冒頭のやり取りが、特に面白かったです

教科書を入手したサブローだけど、本能寺の変については破られていて・・・
これからどこまで史実通りに行って、どこからが史実とは異なるのか?
今までのタイムスリップものだと、史実と違う事が起きるとそれに応じて歴史も変わっていく(教科書の文字が変わるとか)のですが、本作はどうなるのかな?
サブローは、知能は少し低そうなので、教科書に書かれてある良い所を取り入れてマネをしていきそうな気もしますが(笑)

私は、原作もアニメも未読なので、今後の展開が読めなくて楽しみです!
_________

今回は、私がファンの藤木直人さんもチラッとご登場
まだ出演していないのに、エンドロールに「竹中半兵衛 藤木直人(友情出演)」と先に名前が載っていましたが
「(道三様が)討たれたか?美濃は惜しい御方を亡くしたな」というセリフつきでした。
当初、今回登場する予定ではなかったということだったので、「たぶんチラッとだけ画面に出るだけかな?」と過度の期待はせずに観ていたのですが、セリフがあって少し嬉しかったです。
いつから本格的に登場するのでしょうか?

道三が「1972年」からタイムスリップしてきたというのが分かった時に、「おぉ!1972年!!直人さんが生まれた年!!」と思わず反応していたのですが、あとでツイッターを見たら、直人さんファンは結構同じところで反応していたようで面白かったです(笑)
直人さんファンは、計算しなくてもすぐに「42年前!!」と分かったという
ファンではない方にはどうでもいい話で、申し訳ありません
←web拍手です。
※これまでの感想
 第1話
※公式HP(こちら
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