emitanの心にうつりゆくもの

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ペテロの葬列 第8話

2014-08-27 16:39:14 | 2014夏ドラマ
第8話 「衝撃の一夜!妻は…夫の決断 すべての謎を知る意外な共犯者!」

今多コンツェルン・グループ広報室副編集長・杉村三郎(小泉孝太郎)は、妻・菜穂子(国仲涼子)と共にレストランのオープニングパーティに出席していたが、菜穂子は会場からいなくなり、電話も通じず、三郎は帰宅するが菜穂子は帰っていなかった。
夜中に菜穂子が帰宅したため、三郎が理由を尋ねると、菜穂子は「私もバスジャックに遭いたかった。あなたと一緒だった園田さんが羨ましい。あなたと一緒にグループ広報室で働ける間野さんも…。私は、あなたの役に立ったことなんか一度もない!いつもあなたを心配させて、あなたの足を引っ張る存在だから。(そう考え始めたのは)結婚する時から。あなたにお仕事を辞めさせて結婚する時からよ。私はズルイの。あなたが優しいから」と言って涙を流す。
三郎は「菜穂子といることを選んで、後悔なんてしてないよ。菜穂子から見たらあんな犠牲払ってって思うかもしれないけど、僕は十分幸せだから。これからはもっと話し合おう。遠慮せずに」と声を掛け、起きてきた娘・桃子(小林星蘭)と3人で抱き合う。
翌日、三郎と手島雄一郎(ムロツヨシ)は前野メイ(清水富美加)から、暮木一光(長塚京三)の関係者らしき人物と電話を話したことを聞く。
前野は、編集長・園田瑛子(室井滋)の元へ送られた宅配便の荷札にあった送付元の店舗がコンビニanytimeの畑中前原県道二号店であることが分かり、送付を担当した小笠原に電話を代わってもらって、出てきた女性に事件の事を話したところ、女性から「ごめんなさい。どうぞもう送り主をお捜しにならないで、そのまま荷物をお納めください」と言って電話を切られたのだった。
3人と坂本啓(細田善彦)は、後日この女性の元を訪ねることにする。
今多コンツェルン・会長で三郎の義父・今多嘉親(平幹二朗)は、体調を気遣う周囲の制止を振り切って北米で行われるシンポジウムに出席することにする。
広報部会長秘書室付・橋本真佐彦(高橋一生)がその準備に追われながら廊下を歩いていると、井手正男(千葉哲也)と遭遇し、井出は「会長がアメリカに行くって本当?橋本さんも行くんだろ?あっちでもしものことがあったら、責任重大だね。大変だね、会長と御嬢さんのお守まで」と声を掛けて笑う。
夜、嘉親の家に三郎と菜穂子と桃子が行ってアメリカ行きの激励をし、菜穂子は会話の中で「お引越しするかもしれないしね」と話して、菜穂子と桃子は先に退出する。
三郎は嘉親に「例のお金は各々が自由にするという結論になりました。詳細は報告書に書きます」と話すと、嘉親は「君にとってこういうことは初めての体験だろう、心ならずも何かを受け取らざるをえないというのは。その理不尽から何かを得ることだな」と声を掛ける。
三郎が辞表を受理してもらいたいと話すと、嘉親は「それは日本に帰ってきてからでいいか?菜穂子は引っ越すと言ってたが」と尋ね、三郎が「そのつもりです」と答えると、嘉親は「そうか…その方がいい、君らのためには」と言って三郎に手を差し出し、二人は握手を交わす。
・・・僕は涙が出そうになった。
 今多家の園遊会に出席し、赤い自転車を見たあの日、義父はすべてお見通しなのだ。
 辞表を出すことに一抹の開放感を感じていることを。
 僕が今多家から距離を置きたいと思っていることを・・・

労連からパワハラに関する調査報告が届くことになり、グループ広報室に職場環境改善に関する勧告書が付けられ、三郎はパワハラについて追及されることはなくなり、井出は社長室付きとなる。
三郎は、先日パーティ会場で間野が言っていたことが気になり相談に乗ろうとするが、間野は「大丈夫です。一人でなんとかしてみます。人頼みじゃなくて、私が変わらないとどうにもならないと思うんです」と話し、三郎は思わずグループ広報室からいなくなるかもしれないと話してしまう。
ある日、グループ広報室に井出がやってきて三郎を呼び出し、井出は「あなたはパワハラなんかできる人じゃない。私は嘘をついた。戦力上、あなたを攻めることが一番効果的だったから、そうさせてもらったんです。他の連中は雑魚ですから。ただ飯ぐらいなもんだ。組織に必要な人間じゃない。杉村さんは今多家のお身内だが、うちの組織の人間としては私の方がキャリアが長い。だから、一言言っておきますよ。間野のような女には気を付けなきゃいけない。杉村さん、親身になりすぎだ。今多家の一員であるあなたにくっついてれば、何か良い事があるかもしれないと考える輩もいるんです。あなたは持ち上げられるのが嫌いでしょう。でも、困ってますと頼られると弱い。間野はそれを見抜いているんです。そもそも彼女はあなたの奥さんに取り入って、正規ではなくウチに入り込んできた人間でしょ?それだけでも十分に警戒してしかるべきです。私は潔白だ。間野は嘘つきです。私の言う事が信じられませんか?組織の中で生きるには、周りの声をよく聞いた方がいい。聞きたくないことでもね。間野は言いふらしてますよ。杉村さんが親切なのは、私に気があるからってね。これだけは自信がある、アンタだって気が付いているはずだ。気づかないフリしているだけだ。アンタ、間野が好きなんだ。抜き差しならない位、惚れてるんだ」と話して、怒って立ち去る三郎に対して大笑いする。
三郎、手島、前野、坂本は、お金の送り主・早川多恵(旧姓・小笠原/冨士眞奈美)に会いに行く。
すると早川は、バスジャック被害者の住所はインターネットで調べたこと、暮木一光は本名ではなく戸籍を買ったのではないかということ、「みっちゃん」は御厨尚憲とは別人で御厨の仲間だったが足を洗ったこと、つるんでいたことを後悔していたこと、御厨の助手のようなものでコンビを組んでいたこと、日商フロンティア協会が二人の最後の仕事だったこと、代表・小羽雅次朗(仲雅美)を教育して協会を大きくしてもらうものをもらって引退したこと、みっちゃんの本名は羽田光昭であることを明かす。
・・・羽田光昭。本当の彼の人生が今、明かされようとしている。
 しかし僕らは知らなかったのだ。
 悪の伝染が無限であることを。
 あの日、同じバスに乗り合わせた僕ら8人の人質。
 被害者であったはずの僕らの中の一人が、あの日の羽田のように武器を手にする。
 そんな未来を一体誰が予想できただろうか・・・



というような内容でした。

「あの日の羽田のように武器を手にする」とは・・・?
細田くん演じる坂本が、今のところ一番怪しい??
誰かにお金を渡していましたからね。
ということで、また新たな事件が起きるようなフリ入りで終了しましたが

今まで「暮木」と言っていた人物の事を、これから「羽田」とお呼びすればいいのでしょうか?(笑)
羽田は、嘉親の言うとおり人材開発に長けた「トレーナー」で、詐欺集団である日商フロンティアを育て上げた人だったようですね。
そして、もらうものをもらって(その時のお金を、今回バスジャック被害者にあげた?)引退したようだけど・・・
日商フロンティアの「三人の悪人」を名指ししたのは何故なのでしょうね?
もうそれ位しか謎は残っていないような気がするけど、先ほど書いたように新たな事件が起こっちゃうのかしら?

本編とは関係がないのですが、
早川が連れて行った喫茶店の店員さん、手が震えすぎ!(笑)
細かい所が気になり、スミマセン

パワハラ問題も解決したけど、
井出の笑い声、すごーーーーーく不快でした
まぁ、井出も少しは的を得たことを言っているのですけどね
「今多家の一員であるあなたにくっついてれば、何か良い事があるかもしれないと考える輩もいるんです」とか、
「(間野は)正規ではなくウチに入り込んできた人間でしょ?それだけでも十分に警戒してしかるべきです」とか、
「組織の中で生きるには、周りの声をよく聞いた方がいい。聞きたくないことでもね」とか・・・。
三郎は、想像力は豊かだけど、多角的には考えることができていないですからね
そういう意味でも、今多家から離れた方がいいだろうし、嘉親も今多家にこのまま居続けさせるのは可哀想だ(乗り切れなさそうだ)と感じたんじゃないかな?

・・・で、嘉親だけど、ちゃんと無事に帰国しますよね!?
なんだか今生のお別れのようにも見える握手でしたが、このドラマは「思わせぶり」が多いので

菜穂子は、三郎に泣きながら思いを打ち明けたから、橋本に頼ることはもうない・・・ってことにはならないのかな??
まぁ、今多家を離れるとなると、金銭的にも精神的にも体力的にも大変になるだろうから、あの三郎の言葉だけであっさり納得できるとは思わないけど・・・。

三郎は、私としては間野の事を「抜き差しならない位、惚れてる」までは行ってないと思うのですけどね。
好意は持っていると思うけど・・・。
逆に間野は杉村に恋心を持っているようだから、その辺を三郎が早く自覚して、努めて間野と距離を置かないといけないと思うのですけどね~。

だんだん謎が見えてきて嬉しいのですが、どういう結末になるのか楽しみなような不安なようなです
←web拍手です。
※これまでの感想
 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話
※公式HP(こちら
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