三匹のおっさん～正義の味方、見参！！～ 第６話

第６話　「VS最強おばちゃん！嫁がパート先で金銭トラブル!?借り倒し悪党を成敗！」

清田清一（剣道の達人キヨ・北大路欣也）の嫁・貴子（西田尚美）は、学生結婚をしてすぐに祐希（大野拓朗）を出産したため働いた経験が無く、キヨの妻・芳江（中田喜子）に「あなたは無理よ。40になって突然外で働こうなんて。とても務まりはしませんよ。悪い事は言わないから止めておきなさい」と嫌味を言われた勢いで、商店街の精肉店でパートをすることになってしまう。
手際が悪い上にミスを連発する貴子に対して、チーフリーダーの信本克恵（木野花）は貴子を怒鳴り、他のパートからも嫌味を言われてしまう。
お昼休みに公園でうなだれていた貴子に対して、精肉店の顧客である女子高生・有村早苗（三根梓）が声を掛けると、貴子が涙を流すため早苗はハンカチを貸し、「泣くことは悪い事じゃないですよ」と声を掛けて去っていく。
職場で孤立していた貴子だったが、パートの一人・小島育代（藤田朋子）が声を掛け、パート後に一緒にドーナツ店へ行くようになる。
育代は何度か小銭が足りないと言って貴子にドーナツ店の代金を肩代わりしてもらうものの、貴子に「清田さんが来る前は私がいじめられてたの。でも下手に（貴子を）かばったりしたら、また私に矛先が回って来るんじゃないかと思うと何も言えなくて…ごめんね」と打ち明け、貴子の表情は次第に明るくなっていく。
貴子が街を歩いていると、雑貨店で早苗が悩んでいる姿を目撃したので声を掛けると、早苗は友達の誕生日プレゼントを渡すラッピングに悩んでいることが分かり、プレゼントの手編みの手袋に合わせたラッピングのアドバイスをする。
その晩、祐希は貴子がパート先で辛い思いをしているのではないかと心配して「パート、あまり上手くいってないの？」と声を掛けると、貴子は「お母さんがモタモタしたり手際が悪かったりして、みんなイライラするみたい」と話すため、祐希は「周り見てないんじゃない？一緒に働いてたらさ、自分の事しか見えていないヤツって結構イラッとするんだよね。まぁでも、どうしても合わないなら辞めてもいいんじゃない？無理するなよ」と声を掛ける。
ある日、育代は「次のお給料日までお金を貸してほしいんだけど」と貴子に懇願し、貴子は育代に５万円を貸すが、その後育代は急にパートを辞めてしまう。
貴子は職場でも家でもふさぎ込むようになり、祐希はキヨに相談する。
貴子は育代に電話をかけるが繋がらないため、克恵に育代の住所を教えてもらい、育代の家に行って５万円を返すように迫るが、育代は「そのうち返すわよ。っていうか清田さん、お金に困ってないんでしょ？」と言って開き直り、お金を返してもらえない。
キヨは、キヨの親友・有村則夫（頭脳派のノリ・志賀廣太郎）と立花重雄（柔道の達人シゲ・泉谷しげる）と共に育代の家に直談判をしに行くが、育代は「そのうち返しますよ！そもそもお義父さんには関係ないでしょ？口出さないでよ！警察呼ぶわよ！」と言って取り合わない。
するとそこへ克恵がやってきて、育代に「黙ってきいてりゃ、随分勝手なこと言ってくれるじゃないのさ。自分の給料は辞めたその日に催促するくせに、人に金を借りといてその態度は何だい？のらりくらり先延ばしして、そのうちチャラになると思ったら大間違いだからね。アタシが許さないよ！商店街にはアタシの顔が利く店も多いんだよ。返すもん返さないとアンタ、もう二度とこの街でパートは出来ないよ。いいのかい！？」と凄み、育代は克恵に５万円を渡す。
克恵と三匹のおっさんは公園に行き、克恵は「お嫁さんが心配で直談判に来るなんてね。家族なんてね、少しお節介を焼くくらいがちょうどいいんですよ。仲がいいんですね、うらやましいわ」と話す。
キヨが「（学生結婚した貴子の事を）自立させなければと思いながら、私も家内もついなんやかんやと面倒を見て、甘やかしてしまいました。嫁の貴子が頼りないのは、舅である私の責任でもあるんです」と話すと、克恵は「傍にいると見えないことってあるんですね。（貴子は）あれでなかなか芯が強いんですよ。どんなに叱っても弱音を吐かないし、仕事も途中で投げ出したりしません。お嫁さんを信じて、もう少し見守ってやってください」と話す。
翌日、克恵は貴子を呼び出して５万円を渡し、貴子に「アンタ、いつまでこの仕事を続けるつもり？悪いけどアンタ、この仕事向いてないよ。アンタが頑張ってるのはよく分かる。でもね、人には向き不向きってものがあるんだよ。アタシに出来ないことでアンタに出来る事もたくさんあるよ。アンタの得意な事でもっと頑張ればいいんだよ。それがアンタのためだと思うよ。しっかりやんな！あんないいお舅さんだってついてるんだからさ」と話し、貴子はパートを辞めることになる。
貴子はキヨに「克恵さん、怖い人だと思ってましたけど、本当はすごく良い人だったんですね。私、仕事の手際が悪くて辛いことあったんです。でも、克恵さんの親切とか、祐希の優しさとか、お義父さんの気遣いとか、色んな事に気づきました。だから、やっぱり働いて良かったなって」と話す。
早苗は祐希に、誕生日の前日にプレゼントを渡し、早苗が「手編みのプレゼントなんて重いよね？」と恐る恐る尋ねると、祐希は「早苗ちゃんからのプレゼントなら、全然重くない！」と言って喜ぶ。
祐希の誕生日の日、貴子が祐希の部屋を掃除していると、見覚えのあるラッピングの袋が机の上に置いてあり、帰宅した祐希の手には見覚えのある手袋をしていたので、貴子は「良い子じゃない。安心したわ。大切にしなさい。ちゃんとお返しするのよ」と声を掛けるが、祐希は何のことを言っているのか思い当たらず・・・


というような内容でした。

メガネ会計ババァ！！（←朝ドラ「あまちゃん」を観ていた方しか分からないですが　笑）
桜吹雪ｗｗｗ
泉谷さんの凄味にも動じない木野花さん、メチャメチャカッコ良かったです！！
育代に対する克恵のタンカの切り方も、正に時代劇チックでしたね
三匹のおっさんがあまり活躍しなかったのは残念でしたが、「女版おっさん」の回ということで楽しかったです

「金の切れ目は縁の切れ目」ということで、私は小さい頃から「お金は人に絶対に貸すな」と教えられて育ってきたので、財布を忘れた友人に弁当代くらいは貸したことはあるけど、千円より上のお金は貸したことはないです。
今回は５万円！！（私には考えられないのですが）
５万円をパート代で返すって言っても、５万円を稼ぐには何日分のパート代になるんだ！？（結構な額ですよね。半月分以上？ほぼ１か月？）
というか、５万円の捻出に困ってるならミスドに行くな！（←突っ込んじゃいけないところ？？）
ミスドでお茶は楽しいけど、あんなに頻繁に行っていたらお金はどんどん飛んでいっちゃいますよね
まぁ、色々とツッコみたい所は多々ありましたが、貴子にとっては「いい社会勉強」になってよかったのではないかな、とは思います。
でも、以前の空気清浄器といい、貴子の金銭感覚はかなりヤバイと思うのですが・・・舅さん、もっと気を付けてあげて（！？）

祐希、普段は口が悪いけど、お母さん思いのいい子ですね
お母さんの異変にちゃんと気づいて、「どうしても合わないなら辞めてもいいんじゃない？無理するなよ」って声を掛けた場面は、ジーンとして泣いちゃいました
ますます祐希のファンになりそう

早苗ちゃん、とうとう手編みの手袋を渡しましたね！！
祐希はまだ貴子が早苗の事を知っているとは思ってないようだけど、貴子は早苗ならいいと思ったようですね
あとは、ノリがどう出るかですね！（ドキドキ）
祐希と早苗の恋の動きも、毎回絶妙に入っていて、キチンと進んでいて嬉しいです。

あと何話あるのかな？
おっさんの痛快退治劇も、もっと見たいです♪

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