emitanの心にうつりゆくもの

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三匹のおっさん~正義の味方、見参!!~ 第3話

2014-02-01 00:35:43 | 2014冬ドラマ
第3話 「熟年夫婦を誘う罠!?初恋サギ師を成敗!」

清田清一(剣道の達人キヨ・北大路欣也)は、妻・芳江(中田喜子)に定年退職祝いにと高級フレンチレストランへの食事に誘われる。
それを聞いたキヨの幼なじみ・立花重雄(柔道の達人シゲ・泉谷しげる)の妻・登美子(藤田弓子)は羨ましがり、シゲに一緒に浅草に行こうと誘うが、シゲは悪態をついて取り合わない。
登美子が一人で浅草周辺を歩いていると、「ひょっとして登美子さんじゃないですか?」と小学生時代の同級生だという広田作治(大和田獏)に声をかけられる。
しばらく話した後、広田は「再会したのも何かのご縁です。ドライブがてら、もう少しお話しませんか?」と言って登美子を海に誘う。
そこで広田は、息子に会社を譲った矢先に妻が5年前に亡くなった事、妻の代わりに妻が行きたかった所を歩いて墓前に報告している事を話し、登美子は涙を流す。
そんな登美子に広田は「僕は密かに憧れていたんですよ。あなたは僕の初恋の人なんです。もしよかったら、また一緒にお茶を飲んでいただけませんか?」と話して再び会うことにし、メールアドレスを交換する。
有村則夫(頭脳派のノリ・志賀廣太郎)は、最近キヨがオシャレをして若々しくなっているのを悔しく感じ、女子高生の一人娘・早苗(三根梓)に「俺もキヨちゃんみたいになりたい」と話すため、早苗はキヨの孫の祐希(大野拓朗)を誘ってショッピングモールへ男性服の買い物に出掛ける。
その頃、そのショッピングモール近くの喫茶店で、登美子は広田とコーヒーを飲み、広田は嫁に疎まれているため自分一人で住む家を探していることを明かし、そんな広田の身の上に登美子は同情する。
広田は登美子にスカーフをプレゼントして首に巻かせ、店を出て二人が歩いているところを、祐希と早苗は目撃する。
祐希は、登美子と広田の姿を写真に撮り、帰宅してキヨに「盗み撮りしているみたいで嫌だったんだけど、やっぱ俺たちだけじゃ判断に困るから」と言って画像を見せる。
登美子は、広田と別れた後に広田の息子を名乗る男(阿部力)に声をかけられ、「父と別れていただけませんか?父はあなたに惹かれています。あなたがいれば、ぬくもりのある安らかな老後が送れる、そんな夢を見ています。このままでは再婚したいと言い出しかねません。どうです、一つ取引しませんか?父と別れてくれたら300万お支払いします。 再婚なんかされちゃ困るんですよ。父が死んだら、財産の半分はあなたのものになってしまいますからね」と言われる。
登美子は逆上して「それでも息子さんですか?どうしてお父様の寂しさを分かってあげないんですか?人を馬鹿にするのもいい加減にしてください!」と怒鳴って別れる。
キヨはシゲとノリを呼び出して登美子の事を打ち明け、シゲはキヨに「登美子さんと別れるようなことになってみろ。お前、これからどうやって生きていくんだ?一人でやってけるのか?できるわけねぇだろ」と、ノリには「ちゃんと気持ち伝えないと。キチンと話をするためにも、相手の事を知っておくべきだよ」と言われてしまう。
数日後、広田は登美子を呼び出して息子の無礼について謝罪するが、「今日まで必死で気持ちを押し殺してきました。しかし、もう限界です。あなたに家庭があることは分かっています。しかし、僕にはあなたしかいない。僕と結婚していただけませんか?添い遂げていただけないなら、もうお会いするのは止めましょう。お会いしても、あなたへの未練で辛くなるばかりです。分かってください」と言い出す。
そして、登美子を購入予定の家へ連れて行き、「しかし、年配の一人暮らしという事で、不動産屋が契約に二の足を踏んでましてね。近頃では孤独死なども多いですから。ですが、再婚予定の女性からの頭金の入金が一部あれば、夫婦になる男女とみなして契約を進めると言うんです。もちろんこれは形式的な事ですから、契約が済んだらすぐにお金はお返しします。不動産屋の口座番号です。明日一日お待ちします。入金が無ければ、あなたの事はキッパリと諦めます。離婚は泥仕合になるでしょう。しかし、どんなことがあっても、あなたをお守りします。登美子さん、どうか僕を信じてついてきてください!ここに書かれている口座に200万円振り込んでください。お金を振り込んだら、荷物をまとめていつもの広場に来てください。必ず迎えに行きます」と話す。
その夜、登美子が眠れずに座っていたため、シゲが声を掛けるが、登美子が「ねぇ、もしも私がいなくなったらどうする?困らないわよね、私がいなくたって」と言うため、シゲは思わず「うるせぇババァがいなくなってよ、俺も清々するわ!別に寂しくなんかねぇぞ。よろしくやっていくよ!」と言ってしまう。
翌日、広田とその息子役の男が隠れ家から出掛けようとすると、そこにキヨとノリがやってきて、「アンタらの手口は全て調べさせてもらったよ。オレオレ詐欺ならぬ、初恋詐欺とでも言うべきかな?まずは、登美子さんに教えた口座を解約してもらおうか?」と言って、広田が他の女性にも同じ手口でお金を振り込むように話している所を隠し撮りした動画を見せる。
息子役の男がキヨに掴みかかってきたため、キヨは「おっさんをナメるなよ!痛い目に遭うぜ!」と言って竹刀で叩きのめし、ノリは「ちょいと改良を加えてパワーアップさせてみたんだ。試してみるかい?」と言って広田をスタンガンで脅し、キヨは「貴様のような男、この町内にのさぼらせておくわけにはいかねぇんだよ!」と言い放って口座の解約に行かせる。
その頃、登美子はシゲに置手紙を置いて、大きな荷物を持って出かけていき、銀行に行ってお金を振り込もうとするが、ATM画面に「ご指定の振り込み取引はお取扱いできません」と出て、振り込むことが出来なかった。
登美子は広田に電話をするが繋がらず、待ち合わせ場所には広田は現れず、行き場が無くなった登美子はショッピングモールのベンチでうなだれる。
すると、そこにシゲが迎えに来て「一緒に帰るか」と声を掛け、登美子は「今さら帰れるわけないじゃない、あんな手紙置いてきて…」と話すが、シゲは「(字が小さくて)読めねぇからよ、捨てちまった。老眼が始まった亭主に読ませたかったらよぉ、もっとでっけぇ字で書きやがれ!」と話す。
登美子が「私…アンタ裏切ったのよ。あそこで待ってたの、別の人だったのよ」と打ち明けると、シゲは「広田作治だろ?小学校の同窓の。俺の知り合いが、そいつが転校した小学校で一緒で、そいつは卒業する前に結核で亡くなったそうだ。さぞかし無念だっただろうね。夢の一つも見に来たんだよ。お前に会って優しくしてもらってよ、成仏したからあそこに来なくなったんだぞ」と話す。
そしてシゲは「しかし、霊に憑りつかれる隙を作っちまったのは、俺のせいかもしれないな。俺は口が悪いし、こういう性分だしよ。だからお前にポンポン言っちまうんだよ。だけどよ、俺はお前と一緒になった時から、気持ちは変わってねぇんだよ。俺には、あとにも先にもお前しかいねぇんだよ。おい、登美子。一緒に墓に入ろうな」と言って登美子を後ろから抱きしめ・・・


というような内容でした。

いやぁ・・・最近の詐欺って、すごく巧妙なのですね。
あんな感じで、私の目の前に○木直人さんソックリの素敵な男性が近づいてきたら、私も騙されちゃうかも(爆)
でも、たぶん息子役の人が小切手を見せた時点で、小切手をもらって帰ると思う(泥仕合はしたくないので?w)
あの小切手は偽物だと思うけど、「じゃあ小切手もらいます」って言ったら慌てるだろうね・・・たぶん渡さないようなセリフは考えていて、その後は近づいてこないとは思うけど。
まぁ、最終的に「200万円振り込んで」と言われた時点で気づくとは思うけど、シゲみたいな悪態をつくダンナさんに長年連れ添っていたら、やっぱり夢を見ちゃうのかな?
そして、あんな家に住みたい!!(「半沢直樹」の時に出てきた宇梶さんの別荘に似ていましたが・・・!?)
演じている大和田獏さんが醸し出すお人柄が良いイメージだったので、なかなかリアリティがあるなぁと思いながら観ていました
女性のみなさん、気を付けましょう!!
奥様を持つ男性の方は、たまには奥様をオシャレなレストラン等に誘ってあげてくださいね~。

藤田弓子さん、これまでの2話はなんだかあまり出番が無くて勿体ないなぁと思っていたのですが、今回は主役でしたね。
登美子の化粧が目に見えて濃くなっていって、どんどんキラキラ感が出ていて、流石だなぁ~と思いました。
登美子のキャピキャピする気持ちがよく分かって、でも置手紙をして出ていく決意までした時には「どうなっちゃうの!?」とドキドキしたのですが、そこはシゲが大人の対応をしてくれて・・・
「登美子さん、良かったね!!」と、思わず涙腺が緩んでしまいました。

シゲも、もっと日頃から時々優しい言葉を掛けてあげればよかったのに・・・。
でも、後ろからハグするとは!!
ジーンとしたけど、「泉谷さん、照れただろうな~」なんてよぎってしまい、ちょっと笑ってしまいもしたのですが

「則夫エレクトリカル・アタック!!」はチラ見せのみでしたね
でも、隠し撮りは健在!
予告編でチラッと言っていたけど、まさに「犯罪スレスレ」(笑)

今回は、完全にキヨは脇役だったけど、
キヨの妻・芳江(中田喜子)が「夫婦が長いこと連れ添っていたら、隠し事の一つや二つ無い方がおかしいでしょ?私だって・・・フフフ、あなたに内緒にしてることあるもの」と言った時に、キヨがソファーの上で正座してドギマギしていたのが可愛らしかったです

祐希と早苗ちゃんの買い物をしている場面は可笑しかったです。
ノリが鏡の前であれこれフィッティングしている姿が面白く(笑)
そして、試着した祐希が決めポーズを決めてるのに、早苗ちゃんは顔にスマホ画像のノリを充てていて・・・
ノリの衣装は、そのうち若返るのかな?

今回も泣けて笑えるとても素敵なお話で、そしてとても勉強になりました

※これまでの感想
 第1話 第2話
※公式HP(こちら
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2 コメント

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こんばんわ~ (きこり)
2014-02-01 18:15:56
>私の目の前に○木直人さんソックリの素敵な男性が近づいてきたら、私も騙されちゃうかも(爆)
いや~フジッキーだったら私だって騙されちゃいますよ~騙されてもひと時夢が見られたんだからいいやって思える~(笑
しかし、登美子さんがあんなに簡単に騙されて、家を捨てようとするとは・・・そんなに寂しかったのかねぇ・・
>「泉谷さん、照れただろうな~」なんてよぎってしまい、ちょっと笑ってしまいもしたのですが
私も思った~!(*´∇`*)
泉谷さん照れ屋ですもんね。テレテレで演じたんじゃないのかな~?
おっさん達の成敗の時の歌、今回は違っていたけど
毎回変わるのかな?その辺も楽しみです。
そして来週こそ「則夫エレクトリカルアタック」を
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>きこりさんへ (emi)
2014-02-01 21:47:51
きこりさん、コメントありがとうございます!

>騙されてもひと時夢が見られたんだからいいやって思える~(笑
うふふ・・・フジッキー似だったら、騙されてるって分かっても数万円ずつ出して貢いじゃうかも!?(なんだかホストクラブに通ってるのと同じ感じ? 笑)
200万円とか離婚とかだと・・・さすがに「こんな私に美味しい話はないはずだ」と思って我に返るかもしれません(←そうじゃないとヤバイですけど

登美子さんは、たまには優しい言葉をかけてもらいたかったんじゃないかなぁ。
出て行く前夜の居酒屋カウンターで、シゲが「お前が必要だ」と言えていれば、出て行くことはなかったと思うのですが・・・。
あとは、シゲなら周りにたくさん人がいて大丈夫だけど、広田さんは独りぼっちでかわいそう、って思ったのですかね?
でも、最後に後ろからハグのシーンを見ることができて良かったです♪

私も「則夫エレクトリカルアタック」アゲイン希望!!です(笑)
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