えみくり情報

日常と日記
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吉原ロイド

2019-04-28 | 腐ラシカロイド
①太夫に出世するほどではないが、熱心に通ってくる払いのいい客が複数付いているおかげで
私室ももらえ、半玉ちゃんも付く店の三番手くらいをなんとなくキープ、
年期あけには金持ちに身請けされる話もあったのに、
働かない金のない色男に入れあげてしまい
しかたなく店に残って遣り手婆として働いてる。こめかみには小さく四角く切った膏

②腕はいいのに働かないその亭主(仕事は大抵第九もとい大工)色男。

③籠の鳥は御免とばかりに流しを貫き遊ぶように働く
気さえ向けば一晩にお座敷を三つも四つも廻るが普段はひたすら町娘に「あちきと遊ばない?」。
芸は売れども色は売らない売れっ子美男太鼓持ち。幇間。
なのでとってももてるけれど遊女とは決して付き合わない。鉄の掟さ。

④表裏四回通っても手も握らせない傾国の美女太夫

⑤いやいや連れてこられて布団部屋に逃げ込みひきこもってるところを太夫に助けられる金持ちのぼんぼん

⑥⑦半玉

⑧生き別れの姉さんがここにいるのではと探しに来たけなげな子供

⑨苦労性の世話役。迷子の世話もするよ

⑩作法に疎く野暮天扱いされるちょっとおちゃめな金持ちの実は旗本
紀伊国屋文左衛門みたいな豪商もいいかと思ったんだけど派手な遊びはしないタイプにしたかった


十音全員いけるやんと思いましたが細部適当なので怒ってこないで
あと私はシュー君のファンなのでやたら細かく想像してます

あと大工と第九の駄洒落は「駄洒落撲滅委員会」のえみこ山先生に怒られそうなのですが突っ走ってみました。落語のサゲは許すのにー



落語にはこういう惚れた弱みで苦労ばっかりするのがいっぱい