先の24話に続き、宮崎の話です。
24話で、観光地としての宮崎の衰退をお話ししました。それでも生き生きと息づく元気な観光地もあります。その一つ、鵜戸神宮では、楽しく過ごすことができました。
次は、都井岬に行きました。都井岬は、本当に寂しくて、「私にお金があったら、観光地として復活させたい」、のだけどなあ‥。
2010年に都井岬観光ホテルが閉館しており、国民宿舎に宿泊しました。建物は古く、ご主人も高齢で、いつまで続けていくことができるのだろうと心配になってしまいました。
都井岬は、御崎馬がいることで知られています。御崎馬は野生馬で「江戸時代に高鍋藩が軍用馬の飼育のために、放牧した馬が、後に半野生化したものである」と説明にあります。現在、生息している野生馬は100頭ほどだそうです。雨が降っても、風が吹いても人の手で保護されることはないということです。
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車道で出会った馬たち。車に驚いた反応はありません。
馬たちは、何頭かで移動しているようで、単頭でいる姿は見ませんでした。おとなしく、優しい目をした馬たちです。太平洋に面し、夏には台風も多く通過するこの地で、野生馬として生きる条件は厳しいだろうと思います。厩舎にいて、清潔な藁の上に寝ている姿の方が、馬にとって幸せになのでは?、と思ってしまいます。
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車の窓から撮った丘陵地帯を歩いている馬たち。
山並みが雄大で緑に溢れています。その中を歩いている馬の姿が美しい。
翌日は都井岬から鹿児島県の桜島に向かいました。その途中、車から広大な丘陵地を歩いている野生馬を見て、「ああ、良い景色だし、美しい馬たちだなあ」と感慨に浸りました。この景色を多くの人たちに見て欲しいと思いました。もっと、観光客がこの自然を楽しむために訪れる秘策はないものか‥、と私ごときが考えました。宮崎の中心地から離れた、緑あふれる都井岬です。他県では味わえない「南国・宮崎」が溢れています。この宮崎の良さをもっともっと多くの人にアピールして欲しいものです。
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芙蓉の花。
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ブーゲンビリアの花
😰😰 見出しの写真は、ソテツの自生地と正面の山の頂にある灯台を撮ったものです。
もやっていて灯台がはっきり見えなくて残念です。