日々緩々。

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300

2007-06-16 23:09:41 | 映画・DVD
『300-スリーハンドレッド-』観てきました。

公式HPはこちら

映画館でもらったパンフ(シネマフロンティアニュース)よりあらすじを。

紀元前480年、スパルタ王レオニダス(ジェラルド・バトラー)は
ペルシアの大王クセルクセスから服従の証を立てるよう迫られる。
そこで、レオニダス王が取った選択肢は一つ。
ペルシアからの使者を葬り去り、わずか300人の精鋭たちとともに
ペルシアの100万の大群に立ち向かうことだった…


ストーリーは、上記のままといっても良いような単純明快なものでした。
そこに色々な戦略や国の内情も関わってはくるのですが。

まず最初に気になったのは映像の荒さ。
荒いというか、砂まじりのような画像で、コントラストが高い。
(黒いところはほぼ真っ黒なくらいにつぶれて見えました

でも、全体を通してみるとバランスが取れていて、古い絵画のようでなんとも美しいんです
画面が変わるごとに、美しく切り取られた風景が印象的でした。

そして、見所はなんと言っても筋肉!!(爆
CGではないリアルな肉体美にはため息がでそうでした…(ぇ
役作りとはいえ、あそこまで鍛えるのは並な努力ではいかなそう

そんな鍛え抜かれた戦士たちの戦闘シーンがまたかっこいい!!
かっこよすぎるんです!!褒めすぎ?
それぞれの動きをスローも混ぜてテンポ良く見せたり、カメラを長く回して
一連の動作を効果的に見せたり。

こんな風に言うとよくないのかもしれませんが、
敵を切ったり刺したりの動作が鮮やか、キレがあって見事。
先ほども書いたコントラストが高いせいで、血しぶきが墨汁のように
見えるせいか、個人的にはそんなにエグいとは感じませんでした。

敵側にはやたらにでかいサイやゾウ、クリーチャーも出てくるので、
その辺りは現実離れというか、ちょっと妙な感じもしましたが、
ファンタジー系も混ざった感じだったんですかね?
ちなみにクセルクセスの風貌にはちょっとニヤリとしてしまった(笑

こういった映画で出てくる“国のために命を落とすのが美徳”みたいな
精神には、もちろん共感はできませんが、
その時代にそういった教育をされた人々が
愛国心一身で怯むことなく突き進む姿は、見ていて素直に心を打たれました

王妃の持つ心の強さも素敵だったなぁ。さすがスパルタ、の一言です

もっと歴史的背景を勉強して観ていたら、面白さも倍増だったのかも。
個人的には映像の美しさで元は取れた感じです(笑
機会があればまた観たい映画です。


そういえば、こないだのはねトびでアブちゃんが
この映画の台詞を叫んだのですが(This is Sparta!だったかな)
もう、そのシーンのときに思い出してしまって、笑いそうになりました。。。
危なかった~


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