シティに泊まろう

アメトイで綴るおもちゃ達の日常

タピオカミルクティーを飲もう!その3

2020-10-13 20:53:15 | 小ネタ

続きです
前回:タピオカミルクティーを飲もう! その2 - シティに泊まろう














2時間後・・・











E「あの~・・・」

E「やっぱり落ちてなかったです・・・」
汚「やけに綺麗でよ、他のゴミも全然落ちてねえんだ」
両「なにい?!」(長官のシティ浄化作戦のせいか・・・!)











E「もう諦めませんか?在庫は全部売れたんですし・・・」
両「だめだ!まだ捌ききってないオーダーがあるんだぞ!」
汚「でもよぉ」







パ「おーい!!」




パ「見てくれよ!俺の成果を!!」
両「おお!でかしたぞッ!!」
汚「ゲヘヘ、やるねぇ!」






パ「あっちのケロケロ池にまだまだ沢山浮いてるぜ!!」











E(ケロケロ・・・?)
汚(ケロケロ・・・?!)







両「そうか。よく見つけてくれたな。早速包装にかかってくれ」
パ「おうよ!」







E「え・・・いや駄目だって!ケロケロ池ってそれ・・・」
パ「?」





両「おっと」










両「あれはタピオカだ、野生のタピオカ。わかるか?ちなみにこれはニューナンブ。わかるか?」
E「う、うぅ・・・はい・・・」
両「物分りが良くて助かる」








両「それじゃあ、今ある分を梱包したら今日の所は帰っていいぞ!ワシはこのPCを職場に返しに行かなきゃならんのでお先に失礼する!」








E「・・・・・・」
汚「・・・・・・」







パ(なんだこれ? まぁいいか、入れちゃえ)



























両「よっこらしょっと、さすがにそろそろ受注は締め切らんとな・・・」







カッカッカッカッ

両(誰か来る?!まずい!勝手にPCを持ち出したのがバレたらまた始末書だぞッ!早く逃げないと!)ガタガタッ






ウィーン


ニ「ふぅ~、今日も一日ご苦労さん、っと」







ニ「ん?PCが落っこちて・・・あれは両津のデスクか」






ニ「まったく会社の備品なんだから丁寧に扱ってくれよなぁ~」
ニ「ん?ちょうどメールが・・・見ちまえ」











ニ「なになに・・・?アマビエのタマゴ?疫病退散?売上の一部は寄付?・・・両津め・・・」








ニ「泣かせるじゃねぇか!シティ浄化作戦に乗り気じゃなさそうだったが、あいつはあいつでコロナ撲滅の為に動いてたとはな!」
ニ「アッパレ!俺も注文してやるぜ!」



























両「いや~よくやってくれた!!これで注文分は全部用意できたな!」
パ「疲れた・・・」
E「やっと終わった・・・」









両「ほら報酬だ!受け取ってくれ!」











「「「おおおおお!!!」」」
両「いいか!今度どこかで会ってもワシらは他人だからな!解散解散!」





















両「お、やっと来たな」









ヒューマントーチ「すんませーん!遅くなりました!」
両「まったく、遅いぞ!」









両「なんだ、前のドライバーじゃないのか?」
ヒ「そうなんですよ 前の人が突然辞めちゃいまして・・・」
両「ほーん、大変そうだな」
ヒ「えぇ、おかげで配達に1、2日ほど遅れが出てまして・・・」








両(そのぐらいなら・・・大丈夫か。万が一にも孵化しないように消費期限を1週間にしたしな・・・)










両「じゃあ、よろしく頼むぞ!」
ヒ「はーい、毎度でーす!」

ブロロロロロ・・・



























ヒ「なんだよ、渋滞かよ・・・ついてねぇな・・・」











ヒ「あーもう・・・」












ヒ「おい!早く行けよ!何やってんだ!」


ジリジリ・・・






















二「ん?」









バベンスキー「ワンッワンッ!」
二「ほら、バベちゃん吠えないの!」






二「おー!これか!はいはいどーも」

二「バベちゃ~ん!良い物が届いたぜ~!」
バ「スンスン・・・」








二「ほらおいで、一緒に食って長生きしようなぁ!」
バ「クゥーン・・・」







二「さてさて・・・」

二「ご開帳ッ!」


































いやああああ!!
ママ、怖いよ!













キャアアア!!










イアアアアァァァ!!








ァァァァァァ!サービスショット!

















イ「フンフフンフーン♪」










イ「ん?地震?」








ピシピシッ!

ドッゴォーーン!!!





二「両津のバカはどこだ!出てこい両津!!」

イ「浜松でアマビエの養殖をするとかで出て行きました!」








おわり!!






















ここはシティの路地裏・・・












?「あらら困ったわ・・・」
E「あっ」






E「大丈夫ですか?」
?「ありがとうございます・・・親切なお方・・・」






?「是非お礼を・・・」
E「いやいや、お礼なんていらないですよ!」






?「これを」
E「キモチワル!」
?「ダチョウの卵です・・・」






E「うわ、喋ったよ・・・」
?「特売だったので・・・」
E「いや、いらないんで、返します」






?「もらってほし~の」チラリ
E「はぅあ!」ドキーン






E「あ、じゃぁ・・・ありがとうございます・・・」
?「そう、よかった。大切に持っていることね」






E「あ!あの~僕らどっかであったことあります?」



E「いない・・・」












ここはビルの屋上・・・







タ「こんな路地裏に住んでいたとはな・・・」













ブリンク「渡してきたわ。これでいいのかしら」
タ「あぁ助かったぜ」
タ「あのメカ野郎は上手いことやってやがるな・・・うさみ本人に違和感を抱かせる事無く徐々に、確実に記憶を奪って・・・」

ブ「順調にモブフィギュアになっていってるわ。もう貴方が自分で渡しに行ってもよかったんじゃないかしら」









タ「それは駄目だ。モブになったとはいえ、あのメカはきっと網を張ってる筈だからな」
ブ「ホントにそうかしら。あいつ、主だった時の記憶も自覚もほとんど無さそうなのに」

タ「でも俺が接触したら気付かれるだろう。あんたは”あの世”出身だからメカうさみは察知できないだろうが・・・」









タ「俺は唯一の”見落とし”だからな・・・まだ気付かれるわけにはいかない」



タ「卵が孵る その時までは・・・」







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2 コメント

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Unknown (オンビー)
2020-10-24 23:14:48
更新ありがとうございます‼️
遂に物語が動きそうで気になります‼️
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Unknown (elvis-usa)
2020-11-10 14:09:09
オンビーさん
コメントありがとうございます!
ほんとーにようやくって感じです笑
オンビーさんのブログ更新も楽しみにしてます~!
返信する

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