シティに泊まろう

アメトイで綴るおもちゃ達の日常

ヒーローズ・リボーン その17

2020-11-22 15:27:36 | 長編

現在





ここはシティの公園・・・












 
ブリンク「・・・てわけよ。ん〜〜〜っ・・・」
タランチュラ「痛ててて・・・鼻血が・・・」






ブ「自業自得よ」
タ「なにも殴るこたぁねぇだろ・・・」




ブ「殴るわよフツー、この性犯罪者。はいティッシュ」
タ「べ、別に本気で触ろうとしたわけじゃ・・・」サンキュ
ブ「とにかく次はアンタの話の番よ」






タ「ティッシュ鼻に詰めたまんまで喋れっかよ」
ブ「・・・まったく。じゃあ私がもう少し続けるわ・・・」





























過去



続きです
前回:ヒーローズリボーン16





ここはあの世の岩山地帯・・・








岩陰から戦況を見守る者がいたッ!




ギャンッ!




オトモアイルー「ピンチの様だが、この私が来たからにはもう安心だ!」










オ「よし、一言目はこれでいこう。チャンスがあれば」














キャプテンアメリカ(うーむ。どうしよう・・・意外と傷が浅かったから隙をうかがってたのに、いつの間にかうさみが殺られてしまった・・・)







ユリコ「さーて、この泣き虫ちゃんはどうやって殺してやろうかしらね?」ズイ

キャ(そんなことより・・・来たッ勝機ッ!)





キャ「・・・・・・・・!」
ユ「ぬううっ!」





キャ「・・・・・・・・・ッ!」
ユ「ぎゃあぁっ!!」








キャ「・・・」
ユ「ぐうぅ・・・」



ユ「ううぅ・・・」
キャ「・・・・・・」





キャ「・・・・・・」
ユ「ぐわぁ!!!」







キャ「ふぅ・・・しばらくは何も見えまい・・・」
ユ「な、なぜ無言で目ばかり・・・」
キャ「戦況は逆転したな」







ユ「・・・くそぉぉ!!なめやがってぇぇぇ!!」






キャ「おいおい、悪あがきは見苦しいぞ」





キャ「あっ」





キャ「盾が無─────!!」












ユ「フゥ・・・フゥ・・・あら、見えるようになってきたわ・・・」ぼや~







!?


ユ「ひっ!な、なに?!!」









ユ「きゃあぁぁーーーっ!!!」









ユ「ちょっとなんなのよあんた!どきなさいっ!!」ジタバタ
クラウザー「ぁ‘ぁ‘ぁ‘ぁ‘・・・」ガクガクガク(痙攣)









ユ「ちょ、ちょっと!!いやあぁぁーーー!汚されるゥーー!!」








???「なんて奴だ・・・すごいぜクラウザー・・・この高さから一気に駆け下り・・・そのままファ〇クかますなんて・・・」








???「俺も負けてらんねぇ!行くぜ!!」






ユ「ハッ!その声は・・・!!」










ユ「邪魔よ!どいてっ!!」


ユ「お前は・・・!」













ユ「ウルヴァリン!!」




ゴ  オ  ッ  !











SLASH!







ウルヴァリン「よう、久しぶりだな。ユリコ」
ユ「クッ・・・!」






ユ「!」シュタッ!
ウ「フン・・・」






ウ「相変わらず素早いヤツだ・・・」








ウ「いいぜ、広い所でヤろう・・・」
ELVISうさみ「うっ・・・」








ユ「神に感謝するわ。またあんたと戦えるなんてね・・・」
ウ「礼なら会って言いな。すぐに会わせてやるぜ」












オ「今だ!」




オ「おい!生きてるか?ピンチの様だが、この私が来たからにはもう安心だ!」
E「ぅ・・・ぁ・・・お前は・・・猫・・・今までどこに居たんだよ・・・」







猫「見ろ!一発逆転級のいいアイテムを持ってきたぞ!」





E「こ、これは・・・なに・・・?」
猫「これはな・・・鬼人薬Sだ」













ウ「ケッ!ちょこまか動きやがって!」
ユ「あなた、腕が鈍ったんじゃない?」











E「鬼人薬S(エス)・・・?Gじゃなくて・・・?」
猫「そうだ。通称 エス」
E「エス・・・?」
猫「ヤクとも呼ばれてるな。とにかくこれを使えばとてつもないパワーアップが出来るぞ!」
E「ヤク・・・?エス・・・?」










ユ「遅い遅い遅い!!!」

ウ「ぐふぅっ!」


ユ「秘技!竹とんぼ!!」

ズババババッ!

ウ「ぐあぁぁぁっ!!」












猫「なかなか脈が出ないな・・・太り過ぎだぞ」
E「ね、ねぇ待って・・・それ・・・大丈夫なやつ?」
猫「丁度いいな、これダイエットにも効くらしいし、疲労がポンと取れるらしいぞ」
E「ひろぅ・・・ポン・・・?」
猫「まずい、爪男が負けそうだ。とにかく打つぞ」
E「どっから持ってきたの・・・?」





E「痛っ・・・!」
猫「質問ばかりうるさいな。前歯が全部無いオッサンがくれたんだ」
E「ダメ、絶対なやつ・・・それ・・・あ・・・」





E「ぁぁぁぁぁ~~~!」
猫「!」





E「あれえぇぇ〜〜〜なんか気持ち良くなってきたかもぉぉ〜〜〜」ビクンビクン!
猫(うわぁ、大丈夫かこれ・・・)






猫「!?」













ユ「ほらほらぁ!!」
ウ「ぅぐっ!!」





ウ「ユリコ・・・お前ェいつの間にこんな力を・・・」
ユ「フフフ・・・こんなに強いわけがないって?」





ユ「ひと目で分かったわ・・・あんた死んでない、生身でしょう?」
ウ「!なっ、なにぃ・・・?」






ユ「この魂の世界じゃ、肉体はただの足枷よ!」
ウ「ふぐぅっ!」















猫「変身した・・・おい・・・大丈夫か・・・?」
E「MU...OOO...」
猫「!・・・よし!早く雌爪獣を倒すんだ!爪男が死んでしまうぞ!」





E「MU....MUOOOO......」
猫「う、動けないのか?」

E「別に・・・」



猫(クスリ多すぎたかな・・・?)






猫(ダメもとでもう一回打ってみよう)プス
E「アイムアハングリースパイダー?!」













ウ「くそったれ・・・やるじゃねぇか・・・」



ユ「秘技!サッカーボールキック!」
ウ「たらバッ!」











E「MUOOOO!!」

猫(おぉ・・・動いた!・・・動いたけど・・・)







E「OOOOOOO!!!」
猫(気味が悪いし、逃げよう)ダッ















ユ「生身の人間がこっちで死ぬとどうなるのかしらねぇ?」
ウ「ッ!・・・ッ!」










ユ「ホホホホ!楽しみねえぇ!!」























E「MUOOOOOOーーー!!!!!」



猫「おい!油断するな!まだ立ち上がってくるぞ!」

E「ラーンナウェーイ!?」







E「?」





E「むおぉ?」










E「うぁぁ・・・・」








猫「おいどうした?!あと少しなのに!」
E「あ、ぁ・・・碧いうさぎ?・・・い、いやネコかぁ・・・」
猫「何を言ってる?大丈夫か?」
E「だいじょうぶだぁ









E「と、ところで、ささささっきのヤツ、あれ、あれ、もう一回うぅ打ってよぉぉ・・・お願い・・・SAY YES・・・」
猫「えぇ・・・」






E「たたたた頼むよ、よぉ・・・ねぇマスター・・・早く・・・」ハァハァ
猫(こいつもうダメだろ)







E「なんども言うよ・・・は、早く打てよおお!!」
猫「いやこれ以上はやめた方が・・・」(すんごい震え・・・)






ユ「このド低脳どもが・・・」

猫「ハッ!まずい!」






猫「南無三!!」
E「お゛っほぉ!来たわあ!!」






ユ「はらわたブチ撒いてやるッ!!」
E「これからそいつを殴りに行こうか・・・・・」




E「YAHー!!」
ユ「ギャッ!」






E「yah yah ・・・」




E「おぃ桑田あぁぁあ、ささっきより効かなくなってんじゃぁんんん・・・」ブルブル
猫「(桑田…?)震えすぎて分身の術みたいになってるぞ」






ユ「絶対にコロス!!シナス!!」
E「もう恋なんてしないなんて・・・」ブツブツ…






BLINK!







ブリンク「ちょっとごめんなさいね。試練は諸事情により中止よ」






猫「なんだって?」
E「プリンセスがいっぱい・・・」ブツブツ…
ブ「これから説明があるわ」




ブ「まったく、生者まで入って来ちゃって・・・大目玉ね、きっと・・・」






ブ「さぁ、あの方がお待ちかねよ・・・」







つづく!(すぐに)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ヒーローズ・リボーン その16 | トップ | ヒーローズ・リボーン その18 »

コメントを投稿