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シティに泊まろう

アメトイで綴るおもちゃ達の日常

ヒーローズ・リボーン その18

2020-11-24 22:38:02 | 長編




続きです
前回:ヒーローズ・リボーン その17










ここは¢§℉¥∌Φρ⊄#・・・・






シュンッ


シュタッ!





ユリコ「・・・?ここは・・・?」







ユ「暗くてよく見えないわ・・・ん?何か・・・」









ユ「こ、これは!?」






???「来たか・・・」
ユ「だ、誰っ?!」



シュンッシュンッ


ユ(全く気配を感じなかった・・・ッ!)




シュンシュンシュンッ!


ユ「ッ!今度はいったい何?!」







ブリンク「全員回収してまいりました。マレボルギア様」

ユ(魔王マレボルギア?!第8魔界の支配者・・・ッ!)








マレボルギア「大儀であったぞ・・・ブリンク・・・と言ったな・・・」










マ「さて・・・ELVISうさみよ・・・」
ELVISうさみ「ぬ〜ぼ〜・・・」





マ「貴様の死、それが我が配下の謀反の一端である事が判明してな・・・」




マ「当然そんな事、看過することはできぬ・・・よって貴様の復活の試練は免除とし、すぐに蘇らせてやる」
E「マンモスうれぴー」







E「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう?」
猫(こいつ、何を言っているのか全くわからない・・・いよいよもうダメだな・・・)





ユ(全然気付かなかったけど、よく見りゃうさみじゃない。あいつ死んだのね・・・)






ブ「では他の者の処遇はどういたしますか?」
マ「ウム・・・レディデスストライク・・・貴様は中々良い働きをしている・・・戻って引き続き試練の障害を続けるがいい。今回の事は口外するでないぞ・・・」






ブ「あとは・・・試練の同行者と乱入してきた生者が2名・・・」






ゴ オ ッ !


マ「なに!?生者だと?!!」
ブ「ッ!?」ビクッ






マ「貴様!我が宮に生者を連れて来おったのか!!」
ブ「も、申し訳ありません・・・」
マ「ああ!生臭い!さっさと始末しろ!無間地獄送りにしてしまえ!!」




ユ(無間!)


猫(地獄!)








ブ「・・・わかりました。」






マ「いいや!まだ腹の虫が治まらん!ブリンク!お前も無間地獄に送ってやろうか!!」





ブ「そ、それだけはご勘弁を・・・」
E「ねぇねぇ俺の荷物・・・」←震えだけ止まった




ブ(なに!?今それどころじゃないの!見てわからない?!)
E「これがあるって事は俺のリュックもどっかにあるの?・・・?」





ブ(あっちに持ってきてあるわよ!ほら!サッサとどっか行って!)
マ「聞いておるのか!ブリンク!」
ブ「は、はい!」





E「あったあった・・・」





E「水没林で預かってたんだよな〜」




E「いやぁ渡せてよかったよ〜」
クラウザー(う、うぅ・・・)




ク(訳もわからず連れて来られて・・・もうイヤだ・・・地獄に落とされちゃうんだ・・・僕はオシャレなポップがやりたかっただけなのに・・・)




ユ(まぁ、正直こいつらが無間地獄送りになろうがアタシには関係ないわね。ウルヴァリンだけは直接殺ってやりたかったけど)





プツッ


ク(・・・地獄だとか魔王だとか・・・)プチッ




ギャガガガガガガガガガガガ!!!

ク「いいだろう。貴様らに本当の地獄を見せてやる」
ユ「!?」
ブ「!?」









ク「ガア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!」
マ「な、なんなんだ貴様ッ!」











ウルヴァリン「うぅっ・・・この音は・・・クラウザー・・・悪魔玉を・・・?」






ユ(なんだか知らないけど、中々良いリフじゃない・・・)












同時刻
ここはシティ・・・















Dr.ストレンジ(ELVISうさみが死んでからというもの・・・シティに異変が広まっている)




Dr(住民が次々と動く力を失い、ただのフィギュアになってしまっている・・・)





Dr(私とて・・・この精神統一を解けば、10分ともたず動けなくなってしまうだろう・・・みんな、何も出来ない私を許してくれ・・・)






Dr(むっ・・・何か聞こえる・・・?・・・・・・こ、これはまさかッ!?)









Dr「どこかでクラウザーさんの悪魔玉が放たれようとしている!!」













マ「小癪な!人間の分際でこの魔王に挑むか!!」






ブ(あの男は何者?!魔王に正面から立ち向かうなんてッ!)





カッ!




マ「な、なんだ?!」


マ「ぐ!?ぐおおおぉぉ!!目があああ!!し、しみるッ!」



ブォンッ

Dr「出たあーーー!クラウザーさんの悪魔玉だぁーーー!!」








ブ(あれは・・・・・・現世と繋がる門?!)
Dr「ゴートゥーDMC!ゴートゥーDMC!」
マ「くそ、前が見えんッ!それに臭い!」





マ「ブリイィィィンク!!さっさとそいつを始末しろォォォ!!」





ブ「・・・・・・」







ク「!?」





ク「うわわっ!」
Dr「ク、クラウザーさんが私にダイブを!?」

ブ(まずは1人・・・・・・そしてッ!)















ブ(残りは集めて・・・)





ブ(押し込・・・むッ!)






ブ(お、重い・・・)





マ「おいぃぃぃぃ!ブリイィィィンク!返事をしろォォォ!!」





ブ(くっ、咄嗟に体が動いて助けようとしちゃったけど・・・駄目ね、バレて全員殺されるわ・・・)






ブ「!」






ブ「あなた・・・何故・・・」
ユ「今まで忘れてたんだけど・・・アタシ死ぬ直前、こいつに大事な仲間って言われたのよ、だからちょっとだけ助けてやろうかなってね!」







ユ「よいしょ!っとぉ!」






ブ「きゃっ!」






マ「ブリンク!貴様何をしていた!奴らはどこに行った!?」
ブ「申し訳ありません・・・逃げられてしまいました」
マ「なんだと?!貴様・・・逃げられましたで済むと思っているのか?!」
ユ(ま、魔王怖ぇー・・・これアタシら消されちゃうんじゃないか?)




ブ「いえ、ですので、マレボルギア様・・・奴らを追い、現世にて始末するよう是非ご命令を!」
マ「・・・・・・・・」
ブ「命令さえ頂ければ、必ずや仕留めてご覧に入れます」












マ「ブリンク・・・・・・貴様の直属の魔王は誰だ?」
ブ「※※※※様です」
マ「そうか・・・・・・貴様への責は追って通達する。もう下がってよい」
ユ(?あんなに怒ってたのに、急にどうしたんだ?)



ブ「わかりました。それでは、失礼致します」


シュンッ・・・

































マ「あの小娘・・・一丁前に政治を仕掛けてきおって・・・まぁいい、それよりも気に障るのはバイオレーター・・・我に反旗を翻すとは・・・」









マ「ヤツの一族は皆殺しにしたが、まだ怒りが治まらん・・・」































現在
ここはシティの公園・・・





ブ「思い出したら腹が立ってきたわ・・・あの後ホントに大変だったんだから・・・なんで私が・・・」ブツブツ・・・





タランチュラ「お、鼻血止まった」
ブ「そう・・・じゃあ今度こそアンタの番よ」





タ「そうだな ところで、腹減らねぇか?話の続きは飯でも食いながらってのはどうだ?」
ブ「それは別にいいけど・・・」




ブ「あんた金あんの?」
タ「いや、1円も無い」






タ「痛っ!」










つづく!



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