La selva bonita

ランダムウォークで気ままに,ガリレオ。
我々は流れ星のなりの果て。
El dia que me quieras.

老子 無知無欲のすすめ

2012-12-22 21:14:06 | 日記
金谷 治著

老子道徳経 上篇

1 道の道とすべきは(この世界の始原ー「道」)
2 天下みな美の美たるを知るも(世俗の価値にとらわれるな)
3 賢を尚ばされば(理想の政治(1))
4 道は沖しきも(「道」のはたらき(1))
5 天地は仁ならず(理想の政治(2))

6 谷神は死せず(「道」のはたらき(2))
7 天は長く地は久い(無私のすすめ)
8 上善は水の若し(不争の徳(1))
9 持してこれを盈たすは(身の引きどき)
10 営魄を載んじ(聖人の徳)

11 三十の輻(「無」のはたらき)
12 五色は人の目を(ぜいたくは人を狂わす)
13 寵辱には驚くが若し(世俗の価値よりわが身が大事)
14 これを視れども見えず(「道」の体験(1))
15 古えの善く道を為すマス者(「道」の体験(1))

16 虚を致すこと極まり(「道」の体験(3))
17 大上は下これを有るを知る(理想の政治(3))
18 大道廃れて,仁義有り(仁義無用)
19 聖を絶ち智を棄つれば(素朴に帰れ)
20 唯と阿と相い去ること幾何ぞ(孤独の歌)

21 孔徳の容(「道」の体験(1))
22 企つ者は立たず(旧第24章)(よけいなしわざ)
23 曲なれば則ち全し(旧第22章)(不争の徳(2))
24 希言は自然なり(旧第23章)(沈黙のすすめ)
25 物有り混成し(「道」のありかた(1))

26 重きは軽きの根たり(軽挙妄動への戒め)
27 善く行くものは轍迹なし(自然なふるまい)
28 其の雄を知りて,其の雌を守る(素朴への回帰)
29 将に天下を取らんと欲し(無為のすすめ)
30 道を以て人主を佐くる者(戦争とは(1))

31 夫れ兵は不詳の器(戦争とは(2))
32 道は常に無名なり(理想の政治(4))
33 人を知る者は智(外よりも内を)
34 大道は汎として(「道」のありかた(2))
35 大象を執れば(「道」のはたらき(3))
36 将にこれをちぢめんと欲すれば(逆転の発想)
37 道は常に無為(理想の政治(5))


老子道徳経 下篇

38 上徳は徳とせず(さかしらの智恵)
39 昔の一を得る者(「道」をふまえる)
40 上士は道を開けば(旧第41章)
41 反る者は道の動なり(旧第40章)(「道」のはたらき(4))
42 道は一を生じ(柔軟なへりくだり)
43 天下の至柔は(無為の利)
44 名と身と孰れか(財産の害)
45 大成は欠くるが若く(中空の妙)

46 天下に道有れば(満足を知れ)
47 戸をいでずして(足もとを見よ)
48 学を為せば日々に益す(無為になること)
49 聖人は常に心無く(無心の聖人)
50 生に出でて死に入る(理想の養成)

51 道,これを生じ(「道」と「徳」)
52 天下に初め有り(母なる「道」に帰れ)
53 我れをして介然として(大きな道を歩け)
54 善く建てたるは抜けず(「道」の功徳)
55 含徳の厚きは(嬰児のたとえ)

56 知る者は言わず(「玄同」の人)
57 正を以て国を治め(理想の政治(1))
58 其の政悶々たれば(おおらかな政治)
59 人を治め天に事うつは(ものおしみの徳)
60 大国を治むるは(理想の政治(1))

61 大国は下流なり(大国は謙譲なれ)
62 道なる者は万物の奥(「道」のありかた(4))
63 無為を為し(無為の実践(1))
64 其の安きは持し易し(無為の実践(2))
65 古えの善く道を為す者は(智をすてる政治)

66 江海の能く百谷の王たる(政治家は謙虚なれ)
67 天下皆謂う(三宝の徳)
68 善く士たる者は(不争の兵法)
69 兵を用うるに(守勢の兵法)
70 吾が言は甚だ知り易い(我れを知るものなし)

71 知りて知らずとするは(わかったと思うな)
72 民威を畏れざれば(人民を圧迫するな)
73 敢えてするに勇なれば(天の摂理(1))
74 民死を畏れざれば(天の摂理(1))
75 民の饑うるは(政治はお上しだい)

76 人の生まるる柔弱(柔弱の徳(1))
77 天の道は(自然のはこび(1))
78 天下水より柔弱なるもの莫し
79 大怨を和すれば(自然のはこび(2))
80 小国寡民(ユートピア)
81 信言は美ならず(結びのことば)

最新の画像もっと見る