La selva bonita

ランダムウォークで気ままに,ガリレオ。
我々は流れ星のなりの果て。
El dia que me quieras.

流れ Flow Natur’s Patterns 

2018-04-30 21:07:13 | 日記
自然が創り出す美しいパタ-ン

1 流体を愛した男 レオナルドの遺産
レオナルド流の流れ
超越論的な形
渦巻きと流れ

2 下流のパタ-ン 流れの秩序
離れていく渦巻
不安定な出会い
排水口と渦巻
巨人の眼
渦の多数の辺

3 ロ-ルに乗って 対流はいかにして世界を形づくるか
表面の問題
要素の再配列
氷と炎

4 砂丘の謎 粒子が寄り集まるとき
砂の移動
砂漠の進行
縞模様の地すべり
樽を回す
自己組織化したなだれ
ナッツの浮き沈み
はじける豆粒
1粒の砂に世界を

5 隣のものについていけ 鳥の群れ、虫の群れ、人の群れ
運動の法則
集団記憶
リ-ダ-についていけ
群集心理
アリの高速道路
交通渋滞
パニックの恐ろしさ

6 大渦の中へ 乱流の問題
マスタ-方程式
ロ-ルの缶詰
隠れた秩序

付録Ⅰ ベナ-ル対流
付録Ⅱ マクセ・セルでの粒子の層化

訳者あとがき




ガイドツア- 複雑系の世界 サンタフェ研究所講義ノ-トから

2018-04-22 21:23:56 | 日記
COMPLEXITY: A GUIDED TOUR

はじめに

第1部 背景と歴史
第1章 複雑系とは何か?
ブラジル、アマゾンの熱帯雨林
・昆虫のコロニ-
・脳
・免疫系
・経済
・ワ-ルドワイドウェブ
・「複雑なシステム」に共通する性質
・複雑性はどのようにして測れるのか?

第2章 力学、カオス、そして予測
・力学系理論の起源
・予測についての新たな見方
・線形ウサギと非線形ウサギ
・ロジスティック写像
・カオスのなかの普遍性
・カオスに基づく革新的な考え方

第3章 情報
・情報とは何か?
・エネルギ-、仕事、エントロピ-
・マックスウェルの悪魔
・ミクロ状態とマクロ状態
・シャノンの情報

第4章 計算
・計算とは何か?何が計算可能なのか?
・ヒルベルトの問題とゲ-デルの定理
・チュ-リングマシンと計算不可能性
・チュ-リンフマシンとして定義された一定の手続き
・万能チュ-リングマシン
・チュ-リングによる決定問題の解決方法
・ゲ-デルとチュ-リングが歩んだその後の道

第5章 進化
・ダ-ウィン以前の進化の概念
・ダ-ウィンの理論の起源
・メンデルと遺伝のメカニズム
・現代の総合
・現代総合説への挑戦

第6章 初歩の遺伝学
・DNAの仕組み

第7章 複雑性の定義と測定基準
・サイズ
・エントロピ-
・アルゴリズム情報量
・論理深度
・熱力学深度
・計算能力
・統計的な複雑性
・フラクラル次元
・階層度

第2部 コンピュタ-上の生命とその進化
第8章 自己複製するコンピュ-タ-プログラム
・生命とは何か?
・コンピュタ-上での自己複製
・自己複製コンピュタ-プログラムのより深い意味
・DNAにおける自己複製
・フォン・ノイマンの自己増殖オ-トマトン
・ジョン・フォン・ノイマン

第9章 遺伝的アルゴリズム
・遺伝的アルゴリズムのレシピ
・現実世界のGA
・進化する空き缶おそうじロボット「ロビ-」
・GAによる進化した戦略はいかにして課題を解決したか?
・GAによる進化の経過

第3部 拡張される計算
第10章 セル・オ-トマトン、生命、そして万能計算
・自然界の計算
・セル・オ-トマトン
・ライフ・ゲ-ム
・四つのクラス
・ウルフラムの「新しい科学」

第11章 粒子による計算

第12章 生物系における情報処理
・情報処理とは何か?
・免疫系
・アリのコリニ-
・生物代謝
・これらのシステムの情報処理

第13章 コンピュ-タ-上で類推を実現する
・簡単なことは難しい
・類推する
・私のたどった類推への道
・単純化された類推
・模倣者たれ
・正しい模倣の方法
・コピ-キャットプログラムの概要
・コピ-キャップの実行
・要約

第14章 コンピュタ-モデリングの展望
・モデルとは何か?
・概念モデル
・協力関係の進化をモデル化する
・モデリングの展望
・コンピュタ-モデリングの注意点

第4部 ネットワ-ク思考
第15章 ネットワ-クの科学
・狭い世に中
・ネットワ-クの新しい科学
・ネットワ-ク思考とは何か?
・それでは「ネットワ-ク」とはいったい何か?
・スモ-ルワ-ルドネットワ-ク
・スケ-ルフリ-ネットワ-ク
・ネットワ-クの耐障害性

第16章 現実世界へのネットワ-クサイエンスの適応
・現実世界のネットワ-クの例

遺伝子調節ネットワ-ク
代謝ネットワ-ク
疫学
エコロジ-と食物網
・ネットワ-ク思考の意義
・スケ-ルフリ-ネットワ-クの起源
・べき乗則とそれに対する疑問
・情報の伝播とネットワ-ク障害の連鎖

第17章 スケ-リングの謎
・生物学におけるスケ-リング
・学祭的な協力
・べき乗則とフラクタル
・代謝スケ-リング理論
・代謝スケ-リング理論の持つ可能性
・批判
・べき乗則の未解決の謎

第18章 複雑化する進化の理論
・遺伝学の複雑化
・遺伝子とは何か?
・エボデボ
・遺伝的調節とカウフマンの「秩序の起源」
・カウフマンの理論に対する反応
・要約

第19章 複雑性の科学の過去と未来
・統一理論と一般原理について
・複雑系研究の起源
・5つの問い
・複雑性の未来、あるいはカルノ-を待ちながら

訳者あとがき

かたち Shapes 自然が創り出す美しいパタ-ン

2018-04-20 21:45:55 | 日記
Nature's Patterns

かたち
序と謝辞

1 ものの形 パタ-ンと形態
進化の限界
遺伝のブラックボックス
パタ-ンとは何か
なぜ数学を用いるのか
モデルづくり

2 ハチの巣の教訓 泡で築く
自然から芸術へ
海のハチの巣
水の皮
シャボン玉の数理
泡を積み重ねる
巣室の並ぶ面と面をどう合わせるか
空間を埋める安上がりなやり方
結晶のセル
模様がついたプラスチック
化石の泡

3 波を起こす 試験管の中の縞模様まぜ
なぜ変化か
不均衡
化学シ-ソ-
爆発的な反応の進行
異端から普遍へ
炎の円環
手を替え品を替え
ロック・ア-ト
ワイルド・アット・ハ-ト
命のリズム
集団の脈動
原初のとき

4 体に書かれたもの 隠れる、警告する、擬態する
凍った波
チュ-リングの縞模様
皮一重
硬いやつら
怪しい証拠
羽の上の目

5 野生のリズム 結晶化する「群れ」
生き残るための周期戦略
なわばりを主張する
クイック&デッド
チュ-リングの大聖堂

6 庭の草花はどう育つか ヒナギクの数学
生物の曲線
フィボナッチを探して
らせんをつくる
アンダ-・プレッシャ-

7 胚を展開する ボディ-・プランの形成
どちらが先か
縞模様の卵
ホメオボックスを開く
今日ある毛も
きたるべきものの形
形態の必然性?
可能なものと現実のもの

付録Ⅰ 石鹸の膜が形づくる構造
付録Ⅱ 振動する化学反応
付録Ⅲ BZ反応の化学波
付録Ⅳ リ-セガングの縞模様

訳者あとがき
解説

自己組織化と進化の論理  宇宙を貫く複雑系の法則

2018-04-14 20:17:20 | 日記
スチュア-ト・カウフマン

At Home in the Universe:
The Search for Lows of Seif-Organization and Complexity

まえがき

1 宇宙に浮かぶわが家で
・自己組織化と自然淘汰が生物世界の秩序を生んだ
創世記
生命の法則
無償の秩序
力のためではなく知恵のために

2 生命の起源
・単純な確率論からいえば生命の誕生はありえなかった
生命の理論
生命の「結晶化」

3 生じるべくし生じたもの
・非平衡系で自己触媒作用をもつ分子の集団
生命のネットワ-ク
核心となるアイディア
反応の活性化
根強い全体論

4 無償の秩序
・自然に生じた自己組織化は進化する力ももっていた
恒常性の源泉
秩序に必要な条件
カオスの縁

5 個体発生の神秘
・1個体の卵から生物体ができる「法則」は何か
ジャコブ、モノ-そして遺伝回路
自然淘汰は秩序の唯一の源か?
個体発生の自発的秩序
最終理論の夢

6 ノアの箱舟
・生物の多様性は臨界点の境界への進化から生まれた
生物学的爆発
超臨界ス-プ
ノアの実験
新しい分子の雪崩

7 約束の地
・分子の自己組織化を応用すれば新しい薬を作ることができる
応用分子進化
普遍的な分子道具箱
ランダム化学
実験的な生命の創造?

8 高地への冒険
・生物や生物集団はより適した地位へと進化していく
適応地形における生命
遺伝子型の空間と適応地形
でこぼこの間に相関にある適応地形
神の目で見た眺め
自然淘汰の限界
自己組織化、自然淘汰、そして進化可能性

9 生物と人工物
・技術や経済や社会もより適した地位をめざして進化する
適応地形を跳び越えて
カンブリア紀大爆発
でこぼこ地形上の技術進化
学習曲線

10 舞台でのひととき
・生物集団はたがいに影響し合って進化し、絶滅していく
生物集団
共進化
共振かの進化
結合した適応地形
砂山と自己組織化臨界現象

11 優秀さを求めて
・民主主義の正当性も自己組織化の理論で説明が可能
部分組織の理論
部分組織に分ける手続き
カオスの縁
部分組織に分解する手続きのもつ可能性
受け手本位の最適化-時には何人かの「客」を無視する
政治における部分組織化

12 地球文明の出現
・生態系・技術・経済・社会・宇宙を貫く自己組織化の理論
錬金術
技術の共進化
ランダムな文法
卵、ジェット噴射、マッシュル-ム
技術の共進化と経済成長への離陸
地球文明
聖なるものの再発見

謝辞
訳者あとがき

文庫への訳者あとがき


物理学はいかに創られたか 岩波新書

2018-04-07 20:08:18 | 日記
原著序文

Ⅰ 力学的自然観の勃興
大きな謎物語
最初の手ががり
ベクトル
運動の謎
残る1つの手がかり
熱は物質であるか
スウィッチバック
換算の割合
哲学的背景
物体の運動的理論

Ⅱ 力学的自然観の凋落
2つの電気流体
磁器流体
最初の重大困難
光の速さ
実体としての光
色の謎
波動とは何か
光の波動説
光は縦波か横波か
エ-テルと力学的自然観

Ⅲ 場・相対性(1)
表示方法としての場
場の理論の2つの柱石
場の実在性
場とエ-テル

Ⅲ 場・相対性(2)
力学的足場
エ-テルと運動
時間、距離、相対性
相対性と力学
時空連続体
一般相対性
昇降機の内と外
幾何学と実験
一般相対性とその検証
場と物体

Ⅳ 量子
連続、不連続
物質と電気との素量子
光の量子
光のスペクトル
物質の波
確率波
物理学と実在