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「世直し太郎」の政局斜め読み

偏向マスメディア報道の本質を直観力で読み解き、内外の話題を大胆に斬っていきます。とりわけ大中華帝国主義許すまじ!です。

再生可能エネルギーに見る「獲らぬ狸の皮算用ビジネス」

2011年10月06日 | 原子力発電問題
正直言って、日本経済新聞社の環境経済政策の考え方は、市場経済至上主義であっても、国家の安全保障という考え方が欠落しているという致命的欠点があることを多くの人は指摘しません。

この何事も国家命題から発想しないという欠点も戦後レジームの一つです。

以下の雑誌日経エコロジー系のセミナーの開催趣旨も、「なぜ日本が化石燃料から脱して原子力エネルギーを選択肢としたか」の国家の根本命題に答える前に、再生可能エネルギー分野市場のそろばん勘定だけを優先させようとしています。

正直言ってミスリードです。

再生可能エネルギー分野の技術革新は求められますし、そのビジネスチャンスを広げると言う趣旨はわかりますが、

「現代日本のエネルギー安全保障政策から見たベストミックスを考える」

という国家命題としてのセミナーの開催の方が本来は有益だと言うことを結論として先に提示させていただきたいと思います。

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「再生可能エネルギービジネス 次の本命」

~5つの有力技術 事業化の糸口と成長のシナリオ~

【開催日時】2011年10月25日(月)9:40~

【会場】パシフィコ横浜

◆ <開催主旨>

 再生可能エネルギーの位置づけは格段に高まった。純国産エネルギーで、温室効果ガス排出などの環境影響が小さく、安全性も高い。半面、太陽光や風力などの場合、現状では発電の安定性に課題があり、大規模発電には広大な敷地も必要になる。

 将来的に原子力や化石燃料を本格的に代替していくには、中長期的視野でベース電源を担える大規模で安定的な再生可能エネルギーの新規開発が不可欠だ。

小規模な太陽光発電や風力発電を第1世代とすれば、外海での大規模な洋上浮体風力発電や太陽熱発電、地熱発電、そして石油を代替する非食物系バイオマス燃料の大量生産は第2世代だ。

 第2世代の再生可能エネルギーの技術開発をリードできれば、急成長が見込める世界のエネルギー市場やエネルギーインフラ市場で優位に立てる。

地球規模の温暖化解決のカギを握り、日本のエネルギー問題ばかりでなく日本の産業の行く末にもかかわる大きなテーマである。

 有望な次世代再生可能エネルギーは何か?。成否はエネルギーに関わるビジネスやプレーヤーを大きく変える。主要エネルギー源への脱皮を目指す第2世代再生可能エネルギーには、多くのビジネスチャンスが眠っている。

詳細はこちら

http://expo.nikkeibp.co.jp/scw/2011/conference/techn
ology/t01.shtml

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