【都議選挙分/析（その２）】国政選挙の代理戦争を煽るのはマスコミ報道が元凶で?しょ？

　テレビ報道で映る日本共産党など見る限り、「これ本当に都議選ですか？」と言わんばかりにその都民に訴える内容はほぼ国政選挙化していますよね。

そりゃあそうですよね。与党の国会運営の大失態で、「国会内で野党のガス抜きを図る」という事に見事に失敗したのですから、自民党は自ら呼び込んでしまった災難と言えるでしょう。

と言うか見事に都議会選挙を使って国政批判の場に変え、最も国政選挙の代理戦争の場としてその機会を利用しているのは日本共産党と言えるでしょう。与党との対立軸を分かりやすく鮮明にしていますから、いままで議席を伸ばしてきた理由がよくわかります。

「与党の国会運営のまずさに不満を持つ都民の怒り」のその矛先が今回の都議選で出るなら、前回の分析と同じように自民都議の記録的大敗という結果が現実味を帯びてきました。

いくら「都政は都政」と言っても、このマスコミ報道のフィルターにかかれば、都議選が国政選挙の代理戦争の場と化すのは必然と言えるでしょう。

それを批判できない与党がひたすら情けないですね。