日次抄(ひなみしょう)<身辺雑記>

興味のオモムクままに雑多なことを記しております。

訃報:近世俳諧の先生が亡くなった

2007-01-31 16:19:40 | ニュース
一週間ほど前に、げげっとショックを受けて、そのままにしていました。
筋萎縮(いしゅく)性側索硬化症 は ALS とも略されます。
そのALSで亡くなられたそうです。
ここのサイトでどんな症状の病気かがわかります。)

私淑してた近世俳諧のU教授の縁で、何度か俳諧ゼミの旅行に同行した際、
U教授と親しかった桜井先生もご一緒のことがよくありました。
俳諧の研究をされる先生方は、みなユーモアのセンスにあふれてるのですが
(そうでないと研究できない)
桜井先生も気さくなひょうひょうとした方でした。
ALSで闘病されてたとは全く知らず、お元気な姿しか知らないのは
もしかしたらよかったのかもしれません。
それにしても学者としては亡くなるのが早すぎる。。

芭蕉自筆「奥の細道」の顛末 』は
自筆本を見つけたときのいろいろがわかりやすく書いてあって面白いです。

★★
「奥の細道」研究者の櫻井武次郎さん死去
2007年1月23日(火)23:32 * 朝日新聞

 桜井 武次郎さん(さくらい・たけじろう=神戸親和女子大名誉教授・国文学)が22日、
筋萎縮(いしゅく)性側索硬化症で死去、67歳。
(中略)
 松尾芭蕉を中心とする近世俳諧を専門とし、
96年に大阪市内の古書店で芭蕉自筆本の「奥の細道」を発見した。
★★
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動くブリトゥンさんを初めてみた

2007-01-29 13:37:07 | 音楽/美術
昨夜のNHK教育テレビで、イギリスの作曲家ブリテンさんが
ピアノを弾いてはるのを見ました。
1956年に昔のNHKホールで生演奏したのがそのまま放送されました。
当時の新聞のラ・テ欄には「ブリトゥン来日」とありました。
このほうが実際の発音に近いかな。

以下はNHKの番組欄よりの引用です。

**
思い出の名演奏 -ブリテン&ピアーズ来日公演/ヘフリガーが歌う日本歌曲-

                              
 -ブリテン&ピアーズ来日公演/ヘフリガーが歌う日本歌曲- 
▽1956年に来日したイギリスの大作曲家ブリテンと盟友ピアー
ズによる演奏会、及び、名テノールのヘフリガーが日本歌曲をドイ
ツ語で歌ったリサイタルを紹介する。             
                              
 - ブリテン&ピアーズ来日公演 -            
                              
「われ恋の傷手をのがれんとて」         パーセル作曲
                       ドライデン作詞
「男は女のためのもの」      スコット作詞、パーセル作曲
「ミケランジェロの7つのソネット 作品22」        
              ミケランジェロ作詞、ブリテン作曲
「ディー河の粉屋さん」      イギリス民謡、ブリテン編曲
「サリーガーデンのほとりで」                
        イエイツ作詞、アイルランド民謡、ブリテン編曲
「オリヴァー・クロムウェル」   イギリス民謡、ブリテン編曲
               (テノール)ピーター・ピアーズ
              (ピアノ)ベンジャミン・ブリテン
  ~NHKホールで録画~                 
(1956/2/9)                    
**

ビアーズさんはすごく柔らかな声の方で、シューベルトを聞いてるようでした。
ブリテンさんは譜めくりがいなくて、自分で譜をめくってはった。
結構ピアノはうまかった。


このあと、テノールのヘフリガーさんが1992年に歌われたコンサートが放映されました。日本歌曲をドイツ語訳して、ドイツ語で歌いはるので、
どんなドイツ語になってたのかはわかりません。
                 
**             
 - ヘフリガーが歌う日本歌曲 -             
                              
「この道」                  山田耕筰・作曲
                       北原白秋・作詞
              独訳:村上紀子、マルグリット畑中
「待ちぼうけ」        北原白秋・作詞、山田耕筰・作曲
              独訳:村上紀子、マルグリット畑中
「ちんちん千鳥」       北原白秋・作詞、近衛秀麿・作曲
              独訳:村上紀子、マルグリット畑中
「おぼろ月夜」        高野辰之・作詞、岡野貞一・作曲
              独訳:村上紀子、マルグリット畑中
「ふるさと」         高野辰之・作詞、岡野貞一・作曲
              独訳:村上紀子、マルグリット畑中
「雪のふるまちを」      内村直也・作詞、中田喜直・作曲
              独訳:村上紀子、マルグリット畑中
「 花 」          武島羽衣・作詞、滝廉太郎・作曲
              独訳:村上紀子、マルグリット畑中
「荒城の月」         土井晩翠・作詞、滝廉太郎・作曲
              独訳:村上紀子、マルグリット畑中
             (テノール)エルンスト・ヘフリガー
               (ピアノ)イリナ・ニキーティナ
  ~東京・王子ホールで録画~               
(1992/11/18)        

**
万感こめて歌っていらっしゃって、感動しました。
「まちぼうけ」はかなりテンポを揺らして、早くしたりゆっくりしたり、
詩の世界をひょうきんに描いていました。

昔、国語学の教授の持ち歌がこの「まちぼうけ」で、
学生コンパで酔っ払ってくると、この先生が
「もうあかん、もう歌うぞ~」と待ちぼうけ を歌い、
その後必ずばったり寝てしまう、というパターンだったのを
急に思い出しました。楽しかったなぁ。

今の小学生はこのあたりの歌は全然知らんのやろなぁ。
むつかしげな新作合唱曲よりも「花」をちゃんと歌えるように
練習すればいいのに。。

                                        
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外車(自転車)持ちになったよ~

2007-01-27 18:46:14 | 自転車(白白須くん)
写真はSPECIALIZEDという自転車メーカーのカタログから
『sirrus』のページと、
息子が科学クラブで作ったガラスのミニフラスコ、
昨年夏に行った『美ら海水族館』で売ってたミニフィギュアです。
(あとの二つは間をもたすために置いただけです。(^^;))

去年秋ごろ、息子にスペシャライズドのマウンテンバイクを買ってから、
彼氏が自分の自転車を買い換えたくなり、
「一緒に買い換えへん?」とずっと言われてたのですが、
どんな扱いにも耐えるママチャリにくらべて、なにやら(扱いが)きゃしゃな
イメージのスポーツバイクは、私には豚に真珠やんな~と思ってました。
が、この近辺はどこに行くにも登り坂はしゃれにならず、
ママチャリを押すのも重労働なのに最近うんざりしてたので、
ついに買い換えてしまいました。

私のはシロシラス(白白須)
(スペシャライズド:シラス2006年型 sizeXS colorホワイト)
彼氏のはクロクロス(黒黒須)
(スペシャライズド:クロスライダー2006年型 size55 colorブラック)です。

今日初めて乗りましたが、思ってたより姿勢が前に倒れるので恐かった(>_<)。
確かにサドルは痛い。ミニざぶとん敷きたい。
登り坂は確かに楽だった。本体が軽いのには感動した。(11キロくらい)

一年くらい乗って自分の脂肪が2キロほど減ったらいいな~
長距離走れるようになったら東国の古墳とか史跡めぐりってしたいなぁ。
鈴鹿サーキットも走ってみたいけど、それは心臓が無理というかも。。
(大会は真夏やし)
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BS1証言でつづる現代史「大韓航空機爆破事件~ 」を見ました

2007-01-24 13:40:01 | テレビ番組
BSドキュメタリー 証言でつづる現代史「大韓航空機爆破事件~
キム・ヒョンヒ拘束の舞台裏」
2006年7月29日 BS1 後10:10~11:00放映
(再放送 2006年12月20日午前10時10分~午前11時放映)

去年の12月、外出間際にこの再放送のはじめ1分を見て、
これは録画しよう、と録画したままだったものを
昨日夕方息子と見ました。
地上波でも放送すればいいのにな~、したのかな?

このサイトによると
この番組以前に
<2004年3月23日テレビ朝日『緊急SP!!世界を股にかけた女スパイ金賢姫』>
という番組が放映されていて、それをかなり踏まえた内容だったようです。

息子には「そうだったのか現代史」を数年前に買い与えてあったので
キム・ヒョンヒが口を白い絆創膏でふさがれて飛行機のタラップを降りてくる、
という写真は知っていたようですが、
それが北朝鮮による日本人拉致問題につながった、
(キム・ヒョンヒの日本語教師が日本人拉致被害者だったということ)
は知らなかったらしく、(本の内容は理解してないらしい(;;))
とってもびっくりしてました。

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市外局番が同じでも略すと電話できないのよ

2007-01-24 11:19:25 | ニュース
市外局番省くと通話できず 総務省がNTTに改善要請(朝日新聞) - goo ニュース

東国に来てから、同じ市外局番なのに、それを省略すると
電話がかからない地域があるのに気づいた。
多摩地区から多摩地区なのに、かかりまへん。
気づいてからは、いつもの呪文:「ここは日本国だけど(関西とは)違う国~」
を唱えながら市外局番から電話してました。
まめな人はちゃんと苦情を言ってるのね。すごい。

そういえば、同じ市内でも隣町とここは市外局番が違うのよ。
おもろい地区やわ~。

そうや、ついでに、最近知った西日本と東日本の言葉の概念のちがい。
シャベルとスコップの概念が違うのだった。びっくり。
「スコップ」で落とし穴を掘るのは大変やで、と思うねんけど、
東国の人はそれが当たり前らしい。「スコップ」はでかいらしい。
知らんかったわ~。


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マラソン大会が終了

2007-01-22 15:04:34 | Weblog
地区の子ども会で企画してたマラソン大会が、週末無事に開催でき、
無事に終わりました。
昨年は、マラソン当日未明に降り積もった雪のせいであっさり中止、
(15センチは積もった)
今年は開催はできたものの、途中で雪がぱらつく寒い日でした。
さすがに高学年の参加は少ないのですが、
今年は地元少年野球部の子達もたくさん参加し、
中学生も10人近く走ってました。

幹事は当日もいろいろ仕事を割り振られてて、ばたばたしてたのですが、
今年はなんとパトカー(運転手つき。つまり駐在さん)を
タクシー代わりに使わせてもらって、ホットドリンクの買い込みをしました。
はじめて乗ったわ~緊張した~。

地元の駐在さんが、けったいな人が突然現れるのを防止するために、
この日は非番にして、わざとパトカーを会場の目に付くところに止めて、
制服姿で毎年参加してくれてはるのです。
(飛び道具とか丸いワッカなどは持参されない)
違う目的で使い立てしてしまいました、すみません。

参加賞も足りたし、けが人もなく、これで今年度の大きな行事が終わった。
あとは、広報誌の原稿書きと決算のシメだ。

いや、それよりも重要なのは、月末の放送大学の期末テストだ(;;)
英語4なんかとらなきゃよかった。うぅ。(;;)

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「左手のピアニスト~館野泉」2005年春の再放送を見ました

2007-01-18 19:15:59 | テレビ番組
先週再放送を録画したのを見ました。
へぇぇと思ったのは、左手でしか弾けなくなって、
初めてブラームス編曲のバッハのシャコンヌに出会って、
こういう状態だから、一音一音がより深く感じられる、
体が普通だったら、こういう音楽にはあまり関心を持てなかった、と
いうようなことをおっしゃっていたこと。
無伴奏パルティータなどは、普通の精神状態の時は
必要ないってことかな。それは当たってるかも(^^;)
大学入院中はさんざん聞いてたしなぁ。
脳天につきささる無伴奏バイオリンの音色が心地よかった。。

今はもっとレパートリーも増えたのかな。
90年代前半はよく館野さんのCDを聞いたものだ。。
パルムグレンを聞いてみたい。

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『舞台 阪神淡路大地震震災全記録』

2007-01-17 12:48:14 | 本・雑誌
岡本貴也著 三修社 2006年2月15日初版発行

前半は戯曲、後半はこの舞台を立ち上げるまでの記録、
その後全国で上演してまわる記録です。

地震が起きるとどうなるか、知るのにはいい本だと思います。
息子には買ったときに(去年の冬)強引に読ませました。
彼は今朝、黙祷して登校したようです。

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ベ平連とか、あれはなんやったんか?

2007-01-16 14:21:48 | テレビ番組
今週の『芋たこなんきん』は、昭和45年(1970年)、
高校生の長女が、ベトナム戦争反対集会に参加するのがテーマになってる。
当時20台半ばだった私の叔父たちからは、それらに関する話題は聞かなかったな。
工業高校出てすでに就職してたから、あれらは暇な学生がすること、くらいに
思ってたのかなぁ。
ギター持ってフォークソングは歌ってたし、バンドも組んでたけどね。

画面で、長女が真剣に「大人はベトナム戦争に反対せぇへんの?!」と
親に口答えしてたけど、
あのころそう思ってヘルメットかぶってゲバ棒持って走ってた人たち
(今年退職する年代の人かな)に、テレビ見てて私は聞いてみたくなった。
「そんで、せっせと運動して、それはどういう成果があったの?」
「今それらをソウカツして、日本の政治にどういう効果があったの?」
なんか意味があったんかなぁぁ。
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『華麗なる一族』は(旧)神戸銀行がモデル

2007-01-15 14:47:43 | テレビ番組
★14日夜に放送されたSMAP木村拓哉(34)主演のTBS系ドラマ
「華麗なる一族」の初回視聴率が関西地区で30・5%、関東地区で2
7・7%と好調だったことが15日、ビデオリサーチ社の調べで明らか
になった。<日刊スポーツ>★

昨夜、九時半過ぎてから思い出して、録画して残りを見ました。
北大路さんはちょっと老けすぎじゃないかなぁ。
キムタクは、、いいのかどうかわかんない。
なによりも、ジョーズのように迫ってくるでっかい鯉が変だった。
当時の時代背景を考慮してるのかもしれんけど、
「芋たこなんきん」には負けてるかなぁ。
「白い巨塔」のように、時代を現代に持ってきたほうが、
ドラマとして作りやすかっただろうし、見るほうもすっと入れるのかも。
あ、それだとさしさわりがいっぱいあるのかな。

ストーリーが濃いので、見てしまうかもしれんけど、
ドラマといっしょに原作を読むほうが、のんきに楽しめるかな。

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