社会人なら100%知っているキーワード「生産性」。当たり前すぎるがそれだけに「生産性」の定義は難しい。そこであらためて生産性って何?って確認するにはちょうど良いのが、ダイヤモンドハーバードビジネスレビュー 2017年7月号だ。
「生産性」の著者、伊賀泰代さんと、大ほら吹きの日本電産の会長、永守重信さんとのインタビューが最近の残業時間の問題や、リーダー教育の問題など多岐に渡った内容が盛り込まれて、社員もマネージャーのどちらが読んでもわかりやすく、軽快に読める内容となっている。
前号のエコシステムは難解すぎて正直ちんぶんかんぷんだったらこの号は、仕事をしている全ての社会人におすすめしたい。
│特集│生産性
競争力の唯一の源泉
●【対談】日本電産が挑む「働き方改革」
世界で勝ち抜くには生産性向上が必然である
・永守重信 日本電産 代表取締役会長兼社長
・伊賀泰代 キャリア形成コンサルタント
●【名著論文再掲】生産性向上が社会の格差と不満を解消する
知識労働とサービス労働の生産性
・ピーター F. ドラッカー クレアモント大学院大学 教授
●ゼロベースで仕事を見直し、ロスコストと機会ロスを削減
データ経営が社員の成長を生み出す
・知識賢治 日本交通 代表取締役社長
●1312社のデータ分析に基づく提言
日本企業の生産性は本当に低いのか
・永山 晋 法政大学 専任講師
●人的資本こそ稀少なリソース
資本があり余る時代の競争優位
・マイケル・マンキンス ベイン・アンド・カンパニー パートナー
・カレン・ハリス ベイン・アンド・カンパニー マクロ・トレンド・グループ マネージングディレクター
・デイビッド・ハーディング ベイン・アンド・カンパニー アドバイザリーパートナー