・ギャバ(GABA:γ-Amino butyric acid) ぎゃば
動植物に含まれる遊離状態のアミノ酸で、グルタミン酸からグルタミン酸脱炭酸酵素によって作られ、炭素数4個からなる比較的単純なアミノ酸の一種として存在する。
玄米や雑穀の胚芽部分に微量含まれ発芽(発芽玄米:ギャバ10mg/100g)によってギャバが玄米(3mg/100g)の3倍、白米(1mg/100g)の10倍ともいわれ、また発酵食品の野菜(漬物、キムチ、納豆、テンペなど)、茶葉、カカオなどにも含まれる。
人体で神経伝達物質として働き脳細胞で活性化し、血流をよくし、同じグルタミン酸から生成している神経伝達物質であるドーパミンとともに、ギャバ(γーアミノ酪酸:アミノ酸)は、抑制型神経伝達物質で中性脂肪の抑制、高血圧予防、肌荒れ(しみ、しわ)、ストレス、血流改善、脳細胞の代謝促進、更年期障害、抗がん作用、老化防止によく身体の不調を整える作用がある。
ミニトマト35mg、ナス32mg、馬鈴薯28mg/100g中に、きのこにも含むことが知られるようになり特にえのきだけに多く含む。20~70mg/1日をおよその目安量としている。
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