海ぶどうSea grapes うみぶどう
イワズタ科、主に沖縄以南、亜熱帯地方の沿岸の比較的浅い砂底地に自生する海藻で沖縄県や鹿児島県では、ぶどうの房のような形状から海ぶどう、鮮やかな半透明の緑の色からグリーンキャビアと呼ばれ、古くから食用にしている。
近年では乱獲により激減し市場へはほとんど養殖・輸入ものが多い。和名は、くびれのあるツタの意味で括れ蔦(くびれずた・旧くびれづた)という。2~-5m程の長さに成長し、球状直径1mm~2mmのぶどうのように小さな房のような形をしている。海ブドウの適温は15度から28度位まで、旬とするのは房が充実する春と秋にかけてで 4月頃と11月頃に採取したものがよい。食べ方として軽く水洗いをし水を切って食べる直前に醤油やタレをつけて食べる。直接タレ、冷水、熱水をかけるとしぼんでしまう。保存は常温で3-4日間は保存できる。
たんぱくな風味とプチプチした歯ごたえがよい。麺類の具、海ぶどう丼、豆腐にのせたりサラダに入れたりしてもよい。
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