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[鶏の日]食生活について語ろう

2021年12月23日 | 美容ダイエット

・鶏の日
    毎月28日は鶏の日です。「に(2)わ(8)とり」の語呂合せで日本養鶏協会等が1978(昭和53)年6月に制定しています。
明日はクリスマスイブです。七面鳥Turkeyは、なかなか食べられる機会は少ないですが、ローストチキン、フライドチキンでしたら食卓にあがることも多いことでしょう。
ということで、鶏にまつわる話題を一筆したためることと致しました。
北米などではよく食べられているターキーですが、日本ではあまりなじみがなく、代わりに鶏肉が、丸ごとでは扱いにくいことから、トリモモ肉が扱いやすく、食べやすかったということで、鶏モモのローストが用いられるようになったと推測できます。

フライドチキンは、ケンタッキーフライドチキン(KFC)が日本に1号店を出店した1970年11月21日以降に始まります。
1971年7月に東京青山にも出店しクリスマスに、外国人客がその青山店で「七面鳥が手に入らないので、このチキンでクリスマスを祝おう」と言ったことにヒントを得て、「クリスマスにはケンタッキー」を、と考え、実際のKFCの「クリスマスにチキン」キャンペーンは1974年12月からはじまっています。その後、「クリスマスにチキンを食べる」という習慣は日本中に広がったといわれています。日本人はクリスマスにKFCではなくとも、とにかくチキンを食べるようになり、この時期に鳥のモモ肉の売り上げが伸びています。

クリスマスに欧米人が七面鳥を食べているのは、 16世紀後半からイギリス国教会に異を唱え迫害を受けていたピューリタンPuritanです。
1620年11月、メイフラワー号に乗った清教徒が、祖国イギリスから2ヶ月余りの厳しい航海を経てアメリカ大陸(今のマサチューセッツ州プリムス)に、渡ってきた初めての年イギリスからアメリカに移住したその半数は最初の冬を越せずに亡くなっていました。
そこで、彼らを救ったのが先住民のインディアンです。
 冬に餓死寸前であった彼らにインデアンIndianが野生の七面鳥を捕獲しプレゼントし冬を越せたといわれています。
後にピューリタン達の育てた七面鳥をインデアンIndian にお返しとしてプレゼントし七面鳥が縁起物として食べられるようになっていったようです。アメリカ(11月第4木曜日)、カナダ(10月第2月曜日)では、この日を感謝祭としています。特別な時に食べ始めたことを起源としています。
やがてクリスマスにも食べられるようになり米国中に広まったクリスマスの七面鳥料理は、欧州にも持ち込まれ現在に至っています。

命を救ってくれた七面鳥に感謝し、日本では数少ない、七面鳥の代わりに入手しやすい鶏肉のご馳走として、食べやすい骨付きトリモモ肉が、クリスマスがキリスト教の宗教的イベントではなく、ある種の近代化された「お祭り」として祭り好きの日本でもてはやされるようになったと推測しています。
献立例として、骨付き鶏もも・ピザ(きのこ・グリーンアスパラ・トマト・コーン・えび・ベーコン・チーズ)・野菜サラダ・ワインとしてもいいかもしれません。
      
今夜の食卓は、七面鳥のロースト、ローストチキン、それとも骨付き鶏もも、フライドチキン、ともあれご馳走が並ぶことでしょう。

 

 

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