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1980年以前の中学に家庭科、未必修の男性諸氏に医療従事者を含め必要かも。

[花の香り] 食生活について語ろう

2020年05月10日 | 美容ダイエット

花の香り💐🌹🌸🌺🌼🌷
今日は母の日です。贈り物の定番はカーネーションですが、最近ではバラなどを贈ることも多いようです。
花には良い香りがするものも多く、その香りを利用して癒し効果を得ようとする、アロマセラピー(Aromatherapy:芳香療法)のひとつ、フラワーセラピーについて今回は、母の日にちなんだ花の持つ香り成分についての紹介です。


◇カーネーションCarnation かーねーしょん
 丁子(クローブ)のスパイシーなオイゲノールを主成分とする香りがあり古くから食料の香り付けなどに用いられてきました。他にフェニルエチルアルコール、ベンジルベンゾエート、ベンジルサリシレート、シンナミルアルコール、シトロネロールなどを含みます。 
ヨーロッパでは古くからブドウ酒や料理、香水の原料に使われてきました。香りには酒酔いを防ぐ効果があると信じられ、酒席ではカーネーションで作った冠を頭に載せたといいます。このことから、カーネーションの語源はcoronation(冠飾り)に由来するといい、その香りには消化の働きを助ける働きがあるといわれます。
品種により「ユーコン」「モキト」はフローラルスパイシーであり、ダイアンサス品種「ソネットキュウ」「KC08-015」はロージー(バラ)やヒヤシンスグリーンの香り成分を多く含みます。
エッセンシャルオイルは有機溶剤を用いた溶剤抽出法によって採集されますが、収集率0.03%と低く高価です。
赤色は「母の愛」という花言葉をもちます。
カーネーションの切り花用カーネーション品種は微香性であり、主要香気成分はバニラのような甘い香りは安息香酸メチルです。香りは、香気成分の質的・量的な改良により切り花カーネーションの付加価値は向上がはかられ消費者の切り花を購入する際の重視する項目となっているようです。生花のカーネーションの丁子の香りは暖かいほど香りやすく、開花するほどに香りを放ちます。
花言葉は、女性の愛 感覚 感動 「粋な愛情
(赤)母の愛 愛を信じる 熱烈な愛 哀れみ
(濃赤)私の心に哀しみを
(黄)軽蔑 拒否 嫉妬 美 友情
(白)私の愛情は生きている 愛の拒絶
(ピンク)熱愛 感謝 上品・気品 暖かい心 美しい仕草
(オレンジ)情熱 熱烈な愛 清らかな慕情 あなたを熱愛します
(青・ムーンダスト)永遠の幸福としています。


◇薔薇Rose ばら
 香りの強い品種はロサ・ガリカ、ロサ・ダマスセナで濃厚です。香料を採るために南アランスやモロッコで栽培しています。ダマスセナ系には、香料バラの代表種であるブルガリアンローズがあります。香りの成分は500種類以上で花の女王、そして香りの女王とも呼ばれます。エディブルフラワー(食べられる花)で無農薬有機栽培された花びら、花の蕾を料理の彩りとしてサラダ、ゼリー、ローズティーに甘いゴージヤスな香りです。
花のつぼみより精油し1ccの精油を得るのに2600本物バラが使われるといいます。主な香りのオイゲノール、ゲラニオールは殺菌、抗炎、リラックス効果があり、消臭化粧品、薬品に利用しています。バラに含まれるティーローズエレメント(化合物名ジメトキシメチルベンゼン)という成分には、森林浴の香りと同様の鎮静効果や抗ストレス効果があることを実証しています。
バラの花言葉は愛・美・幸福・恋・清新。 色によって、赤いバラの花言葉は情熱・愛情
 ピンクはしとやかさ・温かい心・感謝・上品・気品、オレンジは絆(きずな)・信頼・さわやか・すこやか・愛嬌です。
黄色は薄らぐ愛・恋に飽きた・別れようの花言葉があります。

 

◇芍薬Peony  しゃくやく
 高さ50cm~1mで春季の5月ごろにピンクまたは白色の大輪を咲かせ立てば芍薬、座れば牡丹といわれるように多年草で園芸用品種が多くあります。
シャクヤクにはバラ(オイゲノール)、キク(カンファー)、スズラン(リナロール、シトロネロール、ゲラニオール・ターピネオール)、カトレア(ジメチルハイドロキノン:覚醒作用)などあらゆる花の芳香成分を含んでいます。
香りを分類すると大枠で和シャクヤクはキク様の香り、または芳香性の低いものが多く、洋シャクヤクはバラやキク様のフローラルな香り、中国シャクヤクはバラ、キク、ラン様の香りを持つ傾向です。
芍薬の花言葉は思いやり・恥じらい・はにかみ・慎ましさ、そして、シャクヤクは美人の象徴としています。


◇牡丹Tree peony  ぼたん
 ボタンが花王と呼ばれるのに対し、シャクヤクは花の宰相の花相と呼ばれます。ともにボタン科ボタン属で花姿も似ています。ボタンは樹木で、シャクヤクは草本なので冬期にはシャクヤクの地上部は枯れてしまいます。ボタンは、若々しいシャクヤクに比べ、重厚な印象をあたえます。
女性の美しさを形容する言葉として「立てば芍薬(シャクヤク)、座れば牡丹(ボタン)、歩く姿は百合(ユリ)の花」があります。この言葉の由来として、シャクヤクは茎の先端に花を咲かせ、ボタンは枝分かれした横向きの枝に花をつけ、ユリは風に揺れるさまが美しいとしています。シャクヤクは立って、ボタンは座って、ユリは歩きながら見るのが一番美しいという説があります。他にも、シャクヤクは美しい女性が立っているようであり、ボタンは美しい女性が座っているようであり、ユリは美しい女性が歩くようである、など諸説あります。
花言葉は風格・富貴・恥じらい・人見知りです。


花の香りは、同じ花でも品種により含む成分も微妙に異なってくるようです。幾種類もの成分が組み合わさることで、複雑で奥深いものになっています。花を買う時には、姿、色、花言葉など
選ぶ基準が色々あるようですので用途に合わせて選択したいものです。
春から夏にかけてのこの季節は、多くの草花、樹木にも花を咲かせています。切花にして、この季節に大いに楽しみましょう。
日本は季節によって咲く花が見られます。これからの夏・秋・冬、そして過ぎ去りましたが来年の春に主に咲かせる花を載せてみました。

夏の花
朴の樹、ヘリオトープ、キササゲ、生姜の花、ハマナス、アメリカ朝鮮朝顔、アメリカ塊芋(~ほどいも)、夜来香(いえらいしゃん)、イランイラン、カレープラント、木立(きだち)朝鮮朝顔、梔子(くちなし)、栗、月下美人、泰山木(たいさんぼく)、チューベローズ、定家葛(ていかかずら)、バジル、プルメリア、ベルガモット、茉莉花(まつりか)、木斛(もっこく)、夜香木(やこうぼく)、夕菅(ゆうすげ)、ラベンダー、ルー、レモングラス
 
秋の花
  薄黄木犀(うすぎもくせい)、金木犀(きんもくせい)、銀木犀(ぎんもくせい)、山茶花(さざんか)、ジンジャー、なぎなたこうじゅ、苗代茱萸(なわしろぐみ)、柊(ひいらぎ)、柊木犀(ひいらぎもくせい)、ミント・薄荷(はっか)、菊

 

冬の花
  水仙、ルクリア、蠟梅(ろうばい)、スイトピー、キンギョソウ(リナロール・ネロリドール)

春の花
  桜、杏(あんず)、水蠟の木(いぼたのき)、梅(うめ)、鬼縛り(おにしばり)、 からたねおがたま、カロライナジャスミン、黄素馨(きそけい)、桐、樒(しきみ)、沈丁花(じんちょうげ)、扉(とべら)、難波津(なにわず)、匂い檜葉(においひば)、肉桂(にっけい)、野茨(のいばら)、白丁花(はくちょうげ)、羽衣(はごろも)・ジャスミン、花韮(はなにら)、バニラ、番茉莉(ばんまつり)、白檀(びゃくだん)、ヒヤシンス、ボロニア、 木香薔薇(もっこうばら)、桃(もも)、モリシマアカシア、モルセラ、ライラック、ロケットサラダ、コブシ、木蓮(もくれん)

 

ちなみに、母の日の起源は、アメリカの南北戦争で敵・味方の区別なく負傷兵を献身的に看護したアン・ジャービスという女性の娘アンナ・ジャービスが、1905年5月9日、母の死後、母を想って教会で開いた集まりと言われています。
その集まりで参加者に母が好きであった白いカーネーションが配られたことから、母の日にカーネーションを贈る習慣が生まれたとしています。
アメリカでウェストヴァージニア州の知事が5月第二日曜日を母の日にすると宣言し、 アメリカ全土に広まり、1914年には5月の第2日曜日を「母の日」と制定しています。

日本では子どもが母親に感謝の気持ちをこめて、プレゼント、カーネーション、メッセージを贈ります。 日本で初めての母の日を祝う行事が行われたのは、明治の末期頃で教会で祝われ始め、大正時代の終わりに婦人矯風会が母の日を提唱し、戦後一般に広まりました。

日本やアメリカ、イタリア、フィンランド、トルコでは5月の第2日曜日に祝いますが、その起源は世界中で様々で日付も異なります。
イギリスでは母の日は、イースター・サンデーの2週間前の日曜日に行われています。
(具体的には3月21日から4月24日の間)イースター(記念祭)は、毎年日付が変わる祝祭日です。しかも、単純に2週間前に日曜日に行うのではなく「春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日」が正確な母の日だそうです。韓国では5月8日が「父母の日」です。
スペインでは5月第1日曜日、アルゼンチン10月第3日曜日、エジプト3月21日、ルーマニア3月8日(女性の日)です。
カーネーションは花の色ごとに花言葉が違います。なお、白いカーネーションには亡き母をしのぶという花言葉もあるので、母の日に贈る時は白色以外が良いでしょう。

 


 ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。

 

 


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