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1980年以前の中学に家庭科、未必修の男性諸氏に医療従事者を含め必要かも。

[5月病のストレス] 食生活について語ろう

2020年05月01日 | 美容ダイエット

・ストレスStress すとれす
 新年度の4月には入学や就職、異動、一人暮らしなど新しい環境への期待があり、やる気があるものの、その環境に適応できない、人によってはうつ病に似た症状がしばしば5月のゴールデンウィーク明け頃発症する傾向です。5月病を解消できる対処方法を食生活を中心として考えて見ましょう。

 ストレスを感じてる脳内では、大量の神経伝達物質を合成しています。アセチルコリン、ドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニン、GABAなど数多くあります。脳の中では、これらの神経伝達物質がバランスを保ちながら感情をコントロールしていると考えられています。
ストレスを感じているときには、主に興奮系の神経伝達物質が盛んに脳内で作られています。ストレスを前提に、脳の中では、せっせと興奮系の物質を合成しています。
さらに近年では摂取カロリーは十分すぎるほどですが、一部の栄養素が極端に不足しているのが現状です。不足した栄養素を補うことで、ストレスに強い身体を作ります。
盛んに合成してる神経伝達物質は、すべてタンパク質を原材料に多くのビタミン・ミネラルの力を借りることで、脳内で神経伝達物質の合成が行われているのです。ストレスを感じると、脳内では、タンパク質、ビタミン、ミネラルを大量に消費し始めます。
脳は身体から独立して脳に対して直接作用するような上記(セロトニン、GABAなど)のような物質を直接摂取しても、基本的に血液脳関門でストップし、脳内に直接運ばれません。そのため食材に含まれている脳内の神経伝達物質は血液脳関門を通過することはありません。
ストレスにさらされると盛んに脳内で合成する神経伝達物質の不足には、その材料となるタンパク質やビタミン・ミネラルを摂取することが重要です。脳内で自然とバランスを考え神経伝達物質が作られます。
主な神経伝達物質の合成に関わるビタミン・ミネラルとして
ビタミンB群はストレスで消費されやすく抗神径炎作用があります。
中でも、特に重要なのがセロトニンの原料となる必須アミノ酸トリプトファンの生成を助けているタンパク質の代謝に関わるビタミンB6(レバー、あじ、さば、バナナなど)でその他にも葉酸(レバー、緑黄色野菜)、ビタミンDを生成するナイアシン(レバー、肉類、キノコ類)などです。
ビタミンCがあると鉄・ビタミンEの吸収を高めコラーゲンの生成、保持、毛細管に関与、体内の酸化・還元に、コレステロール代謝、副腎皮質ホルモンの合成・代謝、チロシン(非必須アミノ酸)代謝と関連しカテコールアミン(脳内の交感神経伝達物質)の生成に関与しています。
鉄が不足すると、セロトニンやドーパミン、ノルアドレナリンなどの神経伝達物質が作られにくくなり、うつ・パニックに陥(おちい)りやすく、やる気や集中力が低下し、体温も下がって「冷え」に悩まされるようになります。
亜鉛は不足で脳機能障害、骨格異常を起こします。免疫力を強化、注意力、記憶力をアップすることに働きます。
ビタミンDは、欠乏で貧血、自閉症との関係の指摘があります。

ブドウ糖は身体のエネルギー源となります。
摂取カロリーは十分すぎるほどで、血糖値の上昇を招きます。血糖の極端に低くなった空腹で甘いものが欲しくなり、甘いものを食べることによって血糖値が上昇し、ヤケ食いをして甘いものを大量に食べていると、血糖値の乱高下を起こし、さらにストレスを大きくしてしまいます。
現代人は、血糖値の乱高下を起こしていることもあります。意識していないところで脳に大きなストレスを与えているのです。血糖値が高い時と低い時の「差」が大きい人ほど、血管内皮に障害が起こりやすいことが分かっています。血糖値が乱高下しますので、うつなどの精神症状を伴うこともあります。
血糖が下がりすぎると、脳はエネルギー不足になるために、アドレナリンの分泌を促し、体内に蓄積していたブドウ糖を血液中に出して正常な血糖値にするよう指令を出します。
このアドレナリンは、別名「攻撃ホルモン」ともいわれるもので、人がお腹が空くと、イライラしたり攻撃的になるのは、このアドレナリンの作用によるものです。
血糖値が安定しているときなら、嫌なことがあっても受け流せることが、血糖値の乱高下にあると、イライラしたり怒りが爆発してしまいます。
血糖値の乱高下は、眠りを浅くします。人の体はもともと穀物などを摂取し、それを体内で分解しブドウ糖に変えるように出来ています。元々精製された砂糖等が体内に入ってくる事は想定していません。血糖値の乱高下をできるだけ緩和するためには、食べる順番を工夫するのも一つの方法です。
食べる順番を野菜・サラダ・肉・魚などから食べて最後に糖質をとるようにすると血糖値の乱高下が緩和できます。
ストレス解消もバランスの取れた食事からと言うことがいえるようです。

 


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