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[テアニン] 食生活について語ろう

2020年04月26日 | 美容ダイエット
・テアニンTheanine てあにん
        テアニンは茶樹の根で作られ、葉の方に移っていく。また、テアニンは光が当たると分解してエチルアミンをつくり、エチルアミンがカテキンに変化する。
光が当たらないとテアニンは分解されないので、被覆栽培するとテアニン含有量が高くカテキンの生成が抑えられたお茶ができる。
アミノ酸であり、お茶特有の旨み成分(乾燥茶葉中に1~2%)とし知られ別名γーエチルアミノーLーグルタミン酸(γ-ethylamino-L-glutamic acid)という。
テアニンは、日光に当たるとカテキンに変わりやすいことから高級茶とされる玉露は、覆いをしてカテキンを抑制、テアニンの旨みの成分を作り出す。茶の旨み成分の60%を占め他にグルタミン酸、アスパラギン酸などを含み抹茶、玉露、かぶせ(冠)茶、煎茶に多く含む。
低温60℃で抽出しお湯を急須に入れっぱなしにしないでカテキンの抽出を少なくすることができる。
100ccで3~5mgのテアニンを含みストレス解消、血圧安定、集中力アップ、眠りを深くし、脳のアミノ酸ともいわれる。安眠(200mg/1日:就寝前に服用)に役立つ。
 
●抹茶Maccha まっちゃ
  ツバキ科の茶葉で玉露と同じように摘み取る3週間前に覆いをし、5月初旬に摘んでいる。一番茶で、柔らかいところを摘み短時間で蒸しあげ緑を保たせ、茎、葉脈を取り除き、もまずに乾燥させた茶芽を微粉末にしたのをいう。
日本では平安時代、10世紀中期中国の宋(960~1279)の時代に磚茶(だんちゃ・たんちゃ・せんちゃ)として飲まれていたお茶より新たな手法として葉を乾燥保存し臼で引いて抹茶とし茶せんで撹拌する方法で飲用するようになった。
日本に伝わり抹茶が普及、茶臼で挽くことから碾茶・挽茶(ひきちゃ)ともいう。江戸中期には挽かない茶葉(煎茶、番茶)が手軽でよく飲まれるようになっていった。
 
抹茶の楽しみ方は、茶碗に茶杓(ちゃしゃく)で2杯(約1.5~2g)程度にお湯が100cc、60度としている。明るい黄緑色をして茶せんでお茶を立てた時によい香り、甘味、うまみ、渋みが調和して和菓子と戴くとよい。
100g中でエネルギー324kcal、水分5.0g、たんぱく質30.6g、脂質5.3g、炭水化物38.5g、灰分7.4g、ビタミンA4800μg、食物繊維38.5gを含み渋みはタンニン10.0g、興奮作用のあるカフェイン3.2g、うまみの成分としてアミノ酸のテアニン(鎮静作用)がある。
茶木の根で作られるテアニンは葉に移動、日光に当たると酸化して渋味成分のカテキン(タンニン)に変化するが日光を遮(さえぎ)って育てた新芽で、抹茶の原料にする茶葉(挽茶・碾茶[てんちゃ])、玉露、かぶせ茶などの茶葉にはテアニンが多く、お茶浸出液の煎茶に比べ3~10倍も含む。
健康食品としてお稽古用抹茶100gで700円程度で、1~2か月楽しむことができます。
 
 
 
 
 
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