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1980年以前の中学に家庭科、未必修の男性諸氏に医療従事者を含め必要かも。

[さつまいも] 食生活について語ろう

2020年09月10日 | 美容ダイエット

🍠薩摩芋Seet potatoさつまいも
 ヒルガオ科、中央アメリカ、メキシコを原産地とする。1600年代に琉球、長崎へと伝わった。
甘藷(かんしょ)、琉球芋、カライモとも呼ばれ栽培は、鹿児島県が殆どを占め宮崎県両県で9割以上、千葉県、茨城県と続く。

塊根(かいこん)を食用とし、労力が少なくて、栽培面積当たりの収量、エネルギー生産が多く、気候の変化にも耐え(寒さには弱い)戦後の混乱期代用食とし多いに用いられた。
穀類に比べ水分が多く、輸送、貯蔵に不便である事から干しいもにもしているが昭和40年以降、食生活の多様化もありピーク時に700万トン以上もの生産量があったものが平成に入って130万トンまでに激減した。

5月頃より種芋の植付けが行われ4ヶ月ほどで収穫でき9~11月に掘り出し旬とする。開花は栄養生長(芋の肥大)ができない環境下におかれたために生じる現象で、我が国では沖縄県を除いて通常の条件では開花しない。
保存は、13~15℃、湿度85%が必要。加熱により甘味を増し和洋中華の調理(スイートポテト、きんとん、大学芋)、菓子(かりんとう、飴煮、パイ)原料とするが焼きいも、蒸し芋への利用が最も多く、焼酎の原料にもなる。
焼きいも(ナルトキントキ)の石焼き芋がよいのは、時間を1時間もかけじっくりと遠赤外線で甘味を引き出すからという。
食べ過ぎると胸焼けを起こすことがあるが、牛乳と共に皮ごと、バターをつけ食べるとタンパク質と脂質の少ないことからバランス的に好ましく、胃液を中和する塩、バター、牛乳を一緒に摂ることで防ぐことができる。

さつま芋でん粉の98%は、水飴の原料としそのままで食用に用いられることはほとんどない。繊維が多く消化は良くないが食物繊維2.3g、ヤラピンJalapin(白い乳液)という樹脂配糖体が便通を良くしダイエットに利用している。
ビタミンB1(炭水化物の代謝)0.11mg、C(タンパク質の代謝)29mg、E(抗不妊性)1.6mg、黄色の濃いものにはβーカロテン(皮膚、粘膜の保護)23μg[ビタミンA4μg]/100g中を多く含む。
微量成分としてクロロゲン酸(抗酸化作用)、タンニン(殺菌作用)、マンニット(干し芋の白い粉:旨みの成分)、キサントフィル(黄色の色素:抗酸化作用)、紫芋の紫色(アントシアニン系色素:抗酸化作用)を分離する。


     &ヒルガオ科Convolvulaceae  ひるがおか
  被子植物Angiosperms、真正双子葉類Eudicots、キク類Asteridsh、シソ類Euasterids I、ナス目Solanales、ヒルガオ科、草本でつる性のものが多いが乾燥地に生じる種類ではとげの多い低木状のものもある。熱帯・亜熱帯を中心に世界的に約50属1200種分布。

葉は互生、花は5枚の花弁が漏斗状に癒着し、いわゆるアサガオ形になり1日でしぼむものが多い。日本には5属10種ほどがみられる。 草または低木で、大部分はつる性ないし茎が地面を這う。果実はさく果または液果で、胚乳のない種子を含む。ヒルガオ、サツマイモ、ヨウサイの類がある。



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