酒蔵徒然日記

人と酒は切っても切れません。飲み過ぎはいけませんが楽しく酒が飲めることは幸せなことです。酒造りをする社長のブログ。

寝苦しい・・・

2010年08月31日 | Weblog
8月も最終日。9月になれば涼しくなりますかね・・・。
自然は月末も何も関係ないかもしれませんが。

その自然の中、悠々と飛びまわるムクドリ。
通称『ギャーギャー』
寝苦しい夜、騒ぎまわっています。

米 トレサビリティ

2010年08月27日 | Weblog
2年前、酒造業界を揺るがす大事件がありました。
『焼酎・酒の原料米に事故米なるものを使っていた。』
こんなことがあるのかと正直思いました。
酒造りは米がなければできません。
そうなると、真面目に今までやっていた酒蔵であっても、どこの米であるかなどをはっきりさせる必要が出てきます。
そこで、農林水産省で法律まで作ることになりました。
日本中の酒蔵では国産米はあたり前であるし、産地指定、地産地消でやってきた数少ない産業であると思っています。
これからも酒造りに真面目に取り組みたいです。

酒米 生育中

2010年08月23日 | Weblog
酒蔵にとって米がなければ酒は出来ません。



今回、JA上伊那酒米部会の方々と地元の圃場巡回をしました。
伊那地区で作っているのは、美山錦・ひとごこち、という品種です。



飯島町・新山・南箕輪の三地区を回り、実際に稲の生育状況を見て来ました。



うちの蔵では特に南箕輪のひとごこちで純米酒を造っているので、とても勉強になりました。
農家の方が一生懸命作って下さる米ですから、いい酒を造らねばと思いつつ夜は呑みました。

酒蔵ならでは・・・

2010年08月17日 | Weblog
残暑ますます厳しいです。

そんな時、酒蔵の中は別世界。
特にクーラーは無いのですが、涼しいです。



もうひとつ井戸水を、こんな使い方・・・?

ぷかぷか浮きながら青い空を見上げてみれば、プライベートプール気分。
ちょっと贅沢な気持ちにさせてくれる夏休みです。



川の流れ

2010年08月12日 | Weblog
伊那市内を流れる天竜川。
今でこそだいぶ綺麗になりましたが、諏訪湖のアオコがそのまま流れるわけでして・・・。
平成18年集中豪雨の時、かなり水量が増え、上流では堤防が決壊してしまいました。

水量計測塔の半分ぐらいまで浸かっていました

今は河川改修し余程のことがなければ溢れる事は無いでしょう。
『暴れ天竜』の名前は今も昔も変わりません。

伊那まつり

2010年08月09日 | Weblog
毎年8月の最初の土日は、伊那まつりが開催されます。
初日は市民踊り、2日目が花火大会になります。
ここ4年ほど、初日に『酒蔵横町』があり、伊那市内の4酒蔵でブースを出しています。
さらに今回は、あの井の頭公園の歌姫『あさみ ちゆき』さんのコンサートも伊那文化会館での開催となり、会場は満席でした。
限定のオリジナルラベルを作らせて頂き、こちらも大変喜んで頂きました。

花火も盛大で、美味しく『純米 井の頭』で乾杯いたしました。
写真はあさみさんの井の頭公園のライブ風景をラベルにしたお酒です。

灯 ほのお

2010年08月05日 | Weblog
8月6日は広島に原爆が投下された日です。
爆発で亡くなられた方、その後の放射能の影響で亡くなられた方も含め、多くの命が失われました。
今でこそ広島は復興し大都市になっていますが、原爆ドームはじめ原爆の影響は忘れ去られることはないでしょう。
さて、伊那には常円寺の丸山公園に『原爆の火』があります。
なかなか広島まで行けませんが、65年前に何があったのか、改めて考える機会としたいです。

常円寺駐車場の所に有ります。

8月です。

2010年08月02日 | Weblog
平成22年、2010年も8月となりました。
ほんと月日の経つ事が早い早い・・・。
しかしこの暑さの厳しさは堪りません。

この時期、酒蔵に殺到するのは酒粕の注文です。
長雨だったりすると瓜が採れないのですが、これだけ天気が良いと奈良漬けをされる方が増えて、『酒粕を』という『風が吹けば桶屋が儲かる』的な感じ・・・ですかねぇ。

長野県特有の文化らしい(?)のですが、粕漬けは酒を造ると必ず出る酒粕を使い、無駄にすることなく使いきります。
写真は弊社会長が漬ける奈良漬けの瓜を干しているところです。