(映)日本侠客伝 花と龍

2015年06月21日 | 映画 レビュー


シリーズ9作目。
またこれも、新しい。
前作から打って変わって、舞台は旧き時代に、この舞台設定、時代背景は、シリーズ当初からのものに戻った感、原点回帰か。
そして、相手役に星由里子、彼女が実にいい。
よくハマっていて、シリーズ初登場で違和感が全くない。
作品時間も、これまでになく長い、2時間に迫る長さで、前後半に舞台を分けて描いている。
映画らしい感じになっているが、違和感は藤純子か。
無理やり出しているような感あり。
役柄の設定は、まあ悪くは無いものの、話の流れからするとどうしても浮いている。
そのためか、折角の星由里子との描き方に絞り込めず、作品的には余計なスパイスがついている。
勿体ない。
映画自体はいい出来なのに、なにか付け足した感の藤純子の役回りが、中途半端で勿体ない感じだ。



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