1937年の作品です。
アカデミー3部門受賞で、作品賞を受賞しています。
残念ながら、主演のポール・ムニは主演男優賞を逃していますが、
この映画の見どころは、何と言ってもポール・ムニの演技に尽きると思います。
テンポよく、無駄が無く、
テーマがハッキリしているので、どんどん惹き込まれます。
時代特有の鼻につく感じもしないではないのですが、
そこは、こうした時代特有の持ち味として割り切れ、
何の不満もなく観ることができました。
現代にも通じる、考えさせられる、
強いメッセージ性を持った映画ですね。
お薦めです。