今日東京都に4度目の緊急事態宣言が発出される見通しだ。
最近は「蔓延防止等重点措置」と「緊急事態宣言」が交錯しており、もう何が何だか分からない状態である。
政府のメッセージが本当に多くの国民に届いているのか甚だ疑問だ。
宣言の発出は不可避だと思うがもっと具体的に何をやり国民の行動変容をどう進めていくのか、の説明が必要だ。
厚労相の「感染抑制効果がはっきりしない緊急事態宣言は意味がない」との発言は当たり前すぎて逆に違和感がある。
極論すれば宣言か、蔓延防止等重点措置かはどちらでもいいのではないか。
もし法的裏付けが必要であれば国会を開いて遅滞なく手当していくべきだろう。
それにしても緊急事態宣言を発出しながら東京五輪だけは例外事項として開催準備を進めている政府の意向は全く理解できない。
もし本当に感染防止を考えているのならやはり東京五輪は延期か中止だろう。
現下の状況では「コロナに打ち勝った証」はどこを見ても見当たらない。
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