米国のキッシンジャー大統領補佐官(当時あのキッシンジャー氏がが隠密裏に中国と接触し米中国交の道筋をつけてから50年が経過した。
その後の中国の発展は周知のとおり、経済面でも軍事面でも米国の地位を脅かすまでになった。
米国としてはこのあたりで一発かましておかないと、思うのも無理からぬことだろう。
ツッコミどころはいくつもある。
香港、台湾、ウィグル等の人権抑圧や独立問題、南シナ海での傍若無人な振る舞い、サイバー攻撃や産業スパイの様々な疑惑、等々・・・。
いずれも現主席が権力を掌握してから動きが顕著になったように思う。
つい先ごろ開催されたG7サミットも端的に言えばコロナ対応とこの対中包囲網に集約されたように思う。
半世紀前の両国の主役であるニクソン大統領や周恩来主席は今日の米中関係をどう見ているのだろう。
それにしてもあのキッシンジャー氏が今も健在で記念イベントにオンライン参加されたとは思いもしなかった。