高倉健の訃報がテレビ、ラジオ、新聞で報道されている。合掌
特にテレビでは、映画の名場面や撮影に関わることなどが取上げられている。
この映画は山田洋次監督が手がけた「第1回日本アカデミー賞」などを受賞した名画だ。
今まで見た映画の思い出などを胸に、夕張のロケ地まで足をのばした。
狭隘ではあるが結構なスペースがある駐車場は、整理員が数名誘導しているほど満車状態
で、入れ替わり入場者が訪れている。
ほとんどがシニア年代で、スチール写真や展示物、ロケセットなどに接し、各自が高倉健像を
偲びながら当時に思いを馳せているようだ。
炭住長屋の建物内は壁も天井も黄色い用紙のメッセージカードが貼られ黄一色。
そこに島勇作(高倉健),朱美(桃井かおり)、哲也(武田鉄矢)が網走から夕張まで向かう場面
で撮影に使われた赤色のマツダファミリアも展示されている。映画の一部をビデオで放映され
ていて、入場者は無言で見入っている。
報道番組の司会者は「健さんの私生活は全く見えてこない」というが、役者はその役割のなか
で演技するもので私生活は関係ない。まさに「滅私し役に奉す」べきで、その演技にフアンが
寄集まるのだから・・・
島勇作(高倉健)の帰りを待つ光枝(倍賞千恵子)
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