北海道土木遺産カード
推奨No.7 名称: 函館港改良施設群(船入澗防波堤、第1号乾ドック) カード:2018.09.18 見学、撮影:同日
所在地 函館市入舟町4-4 函館市電「函館ドック前電停」から徒歩5分
竣工年 明治32年(1899年)船入澗防波堤、明治36年(1903年)第1号乾ドック
選奨年 平成16年度(2004年)
選奨理由 北海道港湾修築の嚆矢的構造物群で最初期の港湾コンクリート。廣井勇博士設計のコンク
リートブロック基礎の船入澗防波堤やコンクリートブロック造乾ドック
沿革や緒元
形式
カード状況 配布再開 ①2017/12/18 ②2017/12/18
カード略号 B=橋梁/D=ダム/H=港湾/Rd=道路/Rv=河川/Rw=鉄道/P=発電/W=水道/O=その他
配布場所 ①〒040-0061 函館市海岸町25-7 函館開発建設部港湾事務所 0138-41-6542
②〒040-0036 函館市東雲町4-13 函館市農林水産部水産課 0138-21-3335
カード
メモ 安政元年(1854年)日米和親条約、安政5年修好通商条約により船舶やかもつの取扱が急速
に増加し箱館港の必要性機運が高まる。箱館には船舶を修理するドックがなく、回航できな
い船泊は廃船にせざるを得なかった。明治11年、地元の経済界有志は港の将来を案じ開拓使
にドック築造を請願、これを受け設計師 廣井勇らが計画立案し工事設計書を完成させ、
港湾プロジェクト実施が決定した。
写真集
その他 船入澗防波堤は修復を加えながらも現存されているが、第1号乾ドックは函館ドック内にあって
一般の者は立ち入り禁止であり見ることはできない。
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