憂さ晴らして今日も生きる日記

今日も憂さ晴らして生きてる現実逃避が得意なさすらいの介護人
いつかはエッセイとか書いて雑誌に載りたい!という幻想中?

学んだ事が初めて活きた瞬間

2009年11月24日 | Weblog
いつものようにイトーヨーカ堂に買い物へ行った。

買い物途中、杖をついて小さな歩幅で歩くおじいさんを片方の腕で支えるように歩いている女性がみえた。
その後ろを車イスを押しながら小走りして追いかけてくるヨーカドーのおばちゃんが居た。
どうやら、歩行に苦労していたおじいさんの連れの女性が車イスを探していたようで、
それに答える為にヨーカドーのおばちゃんは走っていたようだ。
ちょうど、この前の金曜まで実技実習を行っていた私はその様子を何気にみていた。
あぁ~あの歩き方は、きっとパーキンソン病だな…だな、なんてみてたんだよね。
ホームヘルパー2級資格の勉強本を家へ戻ったら確認してみるかな~
なんて、ボーっと何気に視界に入っていた感じだった。

すると、ヨーカドーのおばちゃん、車イスの広げ方も乗せ方もわからない様子。
ちと驚いてみていたが、まさか連れの女性は介助出来るだろうーと見ていた。
さぁ~どうするのか?
驚いた。介助者の女性は、車イスの扱い方すら知らない(・・;)
これは危ない!と思った途端、私は自然と、
「車イスのパーキングブレーキをかけてからじゃなきゃ危ない!点灯するよ!」
と、お節介をやいていた(◎-◎;)
あのおじいさんが転倒したらもう間違いなく寝たきりになる…
だから、私はお節介だろうが手助けをした。
正直まだ実習生だし、きちんと利用者を介助したこともないし、まだ免状も貰っていない私なんだよね(笑)
だから、これが、人生初のヘルパーとしての介助だった。
パーキングブレーキを2箇所かけて、車イスに座らせ、患側の足をフットサポートに乗せてやった。
たったこれだけをしただけなのに、見ず知らずの3人の人から、
「ありがとうございます!助かりました!」
と言われた。
なんだか不思議な感じだったし、ちょっと嬉しくも感じた。
今まで色々な仕事をしてきて、
「ありがとう!」
と言う言葉を沢山貰ってきたが、その今までの「ありがとう」の重みと内容が違って聞こえた気がした。

頑張って勉強した意味があったんだろうか??
そうだよな、あったんだよな…そうだよな。
9月までの私はそんな手助けすらしてあげられなかったよな。

これから益々高齢者は増えて、日本は超高齢社会になるしな~
学んでいて損は無しだな。
さてーとー
明日は、福祉住環境コーディネーターの勉強を頑張るかな。


最近、学ぶ事が楽しくなりつつある、三十路派遣切り@頭は相変わらず悪くすぐに忘れる女よりゞ(≧ε≦o)ぶっ!ダメぢゃん。

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