中古の
Zaurus SL-C3100 を安く譲ってもらいました。 第一印象は「ちいさっ!」で、第二印象は「おもたっ!」でした。 (この小ささにしては思いのほか重い、という意味です。)
表面にキズありですが、支障なく使える状態です。 職場へもっていくつもりなので、むしろキズありくらいで丁度いいのかも? 変に綺麗だとよけいな気をつかってしまう私です。
最新のザウルスのバージョンは「SL-C3200」ですので、ひとつ型落ちになります。 違いはハードディスクの容量とデザインくらいかな? 「3200」が全体的にシルバーなのにたいして、「3100」は黒っぽい構成です。
インターネットの閲覧機能はいうまでもなく、スケジュール管理ができたり辞書が二つ三つ入っていたり、音楽がきけたり動画がみれたり、簡単な画像処理ができたりデジタル文庫が読めたり、ストップウォッチがあったり電車の乗り換え案内やゲームがはいっていたりと機能は多彩。 でもそこらへんについては
シャープの公式サイトをみていただければご覧いただけますので、ここでは割愛します。
私にとって重要なのは、テキスト編集ができること。 これですよこれ。 これが重要なんです。 休憩時間や待ち時間など、ちょっとした時間をつかって文章を書くことができます。 ブログのネタをかいたり、サイトに掲載する記事をかいたり、(別のソフトをDLする必要がありますが)サイトそのものを編集することだってできます。
「ブログのネタくらいならペンと紙があればいいでしょ?」と思われるかたもいらっしゃるでしょう。 たしかにそうです。 私自身、どこへいくにしても必ずポケットサイズのメモ帳とペンを持ち歩いています。
しかーし。
紙に書いたものをネットにアップしようと思えば、帰宅してからとうぜんタイピングしなおさなければなりません。 そして紙では文章のいれかえや修正などの推敲がしにくいのです。 しにくい、というか、一度デジタルでの文章推敲になれてしまうと、不便に感じてしまいます。
その点、ザウルスであれば紙と同じようにどこへでももっていけますし、場所を選ばずに入力作業を行えます。 布団にねっころがりながら「ネタが浮かんだけどパソコン立ち上げるの面倒やな~」というときでも大丈夫。 そこにいながら手にとって入力することができます。 推敲もしやすいですし、ネットへアップするまでの経過も短くてすみます。
難点といえば、メモ帳よりは重たくてひとまわり大きいこと。 充電がきれるとただの硬い箱になってしまうことかな。 そこそこ頑丈ですが、やはり精密機器なので衝撃はさけなくてはなりません。 「水に弱い」という一面もありますが、そこはまぁ紙も同じことですね。
その他に、ネットで配布されているソフトをダウンロードして使うことができます。 そのほとんどは一般の方が趣味で作られたものなのですが、たいていは無料です。 なかには「え!ここまでできるソフトが無料でいいの?」と驚いてしまうようなものもあります。 (それはまぁ、パソコンのフリーソフトでも同様ですが。)
もともと備わっているソフトでも充分使えるのですが、いずれはもっと使い勝手のいいソフトを利用したいですね。
使い勝手ですが、とにかくスイッチを入れてからの立ち上がりが早い。 パソコンとは比べ物になりません。 それと、たとえば文章を書いているときにスイッチを切ると、再びスイッチを入れたときにそこからすぐ使えるようになっています。 この素早さはたいへんありがたいですね。
写真は、いつも携帯しているメモ帳と水性ボールペンと、譲ってもらったザウルスです。 わりと小さいでしょ?