EcoCaプロジェクト

EcoCaとは持続可能な経済社会に寄与する新しいお金の愛称です。

EcoCa INDEX 1.0 電気・ガス業ランキング

2008年09月29日 12時01分10秒 | Weblog
今回は電気・ガス業売上高トップ5企業のEcoCa INEDX 1.0 ランキングを掲載します。

              EcoCa INDEX 1.0 (百万円/t CO2)
■第1位 関西電力     2.6
■第2位 東京電力    1.9
■第3位 九州電力    1.4
■第4位 東北電力     1.0
■第5位 中部電力    0.9

売上高では第2位の関西電力がINDEXではランキングトップになりました。売上高第5位の九州電力がINDEXのランキングで3位につけています。

温室効果ガス算定排出量については「地球温暖化対策推進法にも続く温室効果ガス排出量算定・報告・好評制度による平成18年度温室効果ガス排出量の集計結果」(経済産業省・環境省)に基づいています。


企業の売上高(2006年度)については企業価値検索サービス「Ullet(ユーレット) 」を活用しました。

byEcoCaプロジェクト M.Takano

EcoCa INDEX 1.0 輸送機器ランキング

2008年09月29日 11時39分23秒 | Weblog
今回は輸送機器売上高トップ5企業のEcoCa INEDX 1.0 ランキングを掲載します。

              EcoCa INDEX 1.0 (百万円/t CO2)
■第1位 本田技研工業     19.5
■第2位 日産自動車      11.1
■第3位 トヨタ自動車      10.6
■第4位 デンソー         3.4
■第5位 マツダ          2.9


売上高では本田技研工業の2倍を超えるトヨタ自動車ですが、温暖化効果ガス算定排出量は4倍近いこともあり、ランキングでは第3位になりました。

温室効果ガス算定排出量については「地球温暖化対策推進法にも続く温室効果ガス排出量算定・報告・好評制度による平成18年度温室効果ガス排出量の集計結果」(経済産業省・環境省)に基づいています。


企業の売上高(2006年度)については企業価値検索サービス「Ullet(ユーレット) 」を活用しました。

byEcoCaプロジェクト M.Takano

EcoCa INDEX 1.0公表開始

2008年09月26日 10時44分37秒 | Weblog
2008年10月より、国内でもCO2排出量取引の国内制度が試行されます。制度の是非についての議論はあるものの、こうした取り組みの前提として企業が自らのCO2排出量を開示してく方向にあり、CO2排出量という形で企業のエネルギー負荷が明らかになることはよい方向であるとEcoCaプロジェクトではとらえています。ただし、業種・業態によってCO2排出量は異なることなどを考えると排出量の絶対量だけで議論するのではなく、なんらかの指標が必要ではないかと考えています。

そこでEcoCaプロジェクトでは、経済的指標とCO2排出量を組み合わせた指標を公開することにしました。その第1弾として提示するのが、 EcoCa INDEX 1.0 です。

EcoCa INDEX 1.0は「売上高」÷「CO2排出量」というシンプルな指標です。具体的にはCO2排出量1トンあたりのその企業の売上高とします。この指標の利点は企業規模によらず、環境経済効率を比較できることにあります。中小企業にも排出削減の努力が求められつつあります。EcoCa INDEXを使えば環境経済効率の観点で企業規模の大小によらず、比較することが可能になります。

今回は、2006年度の売上高とCO2排出量のデータがそろっている企業数社をCO2排出量対売上高でプロットしてみました。下図のグラフの傾きがEcoCa INDEX 1.0になります。食品業や情報・通信業のINDEXが高く、電気機器や輸送機器が続き、電気・ガスの業種が低くなることがわかります。


温室効果ガス算定排出量については「地球温暖化対策推進法にも続く温室効果ガス排出量算定・報告・好評制度による平成18年度温室効果ガス排出量の集計結果」(経済産業省・環境省)に基づいています。


企業の売上高(2006年度)については企業価値検索サービス「Ullet(ユーレット) 」を活用しました。

今後は業種ごとのランキング等を公表していく予定です。

byEcoCaプロジェクト M.Takano