NPO法人静岡県環境カウンセラー協会

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[会報2号] 急いで!まとめて提出を!!

2004年02月06日 | 環境カウンセラー通信 しずおか No.2
急いで!まとめて提出を!!
『環境カウンセラー活動の報告書』
提出期限は2月末です。
事務局より
「環境カウンセラー登録制度実施規程」(平成8年環境庁告示第54号)が昨年8月に改正され、活動状況の報告が義務付けられました。毎年報告書の提出がないと、更新が認められませんので、皆さん必ずご提出ください。できれば2月中旬までに、早めの提出を!!

 ★15年1月~12月の活動、研修等の履修、今後の活動の3点です。
 ★環境保全活動ができず、実績に記載することがない場合更新は認められません!
 事情により活動実績が記載できない場合は、研修の履修や研鑚活動、今後の計画など記載して提出すれば更新は認められることになります。
 研修等の記載できない場合も、活動実績、今後の計画を記入提出すれば、OKです。
  ※当協会でも来年度は環境森林フェア、研修会、エコアクションの推進活動、その他総会で事業計画を決めてゆきたいと考えていますので、活動等の少ない方は、当協会の事業にご参加いただきたいと思います。
 ★更新手続は別途に3年ごとに必要です。案内が郵送される予定ですから、それに添って手続することになります。
 ★提出先は管轄の地方環境対策調査官事務所です。(記事参照)
★ 今年度は制度改正のため、皆さんに通知がありましたが、次回からは規定で実施されますので通知はありません。忘れずに提出するようにしましょう!

詳細は以下をご覧下さい。報告様式 同封ご活用下さい
環境カウンセラー活動実績等報告書の提出について
冒頭にお知らせしましたように、平成15年8月に「環境カウンセラー登録制度実施規程」(平成8年環境庁告示第78号)の一部が改正されたことにより、環境カウンセラーには、平成15年度から毎年「活動実績等報告書」(以下「報告書」という。)を提出することが義務付けられました。
この報告書は、環境カウンセラーの活動状況等を把握するとともに、ホームページで公開することにより、個々の環境カウンセラーの最新の活動をPRし、環境カウンセリングを依頼しようとする方が環境カウンセラーを理解しやすくするためのものです。
なお、毎年の報告書の提出がない場合は、3年ごとの登録の更新が認められませんので御注意下さい。
1 提出書類環境カウンセラー活動実績等報告書(様式第3号)
報告書の様式は本通知(環境省より郵送ずみ)に同封してありますので、コピーして使用して下さい。また、環境省ホームページの電子申請・届出窓口からもダウンロードできます。
(アドレス http//www.env.go.jp/info/one-stop/03/005.html)
2 記載要領
①連絡先には、環境カウンセラー登録簿に連絡先として登録している住所(自宅又は勤務先又はその他)を記入して下さい。
②「環境保全活動の実績」は、環境カウンセリング(依頼や相談等に対する助言・指導)や、自発的に行った環境保全活動について400字以内で記入して下さい。
③「研修の履修状況又は研さん活動の実績」には、環境省や地方自治体・民間団体等が行った研修の履修状況や自ら行った調査・研究等について
150字以内で記入して下さい。
④「今後の活動計画」には、今後特に積極的に対応したい環境カウンセリングの内容や、自発的に行おうと考えている活動について記入して下さい。
⑤②~③については、報告書を提出する前年の1年間(平成15年度にあっては平成15年1月~12月)について報告して下さい。
3 提出方法
(1)提出期限毎年2月末日まで(事務手続き上なるべく早めに提出して下さい。)
(2)提出方法郵送又はEメール(郵送の場合は封筒の表に「カウンセラー報告書在中」と記載し、裏に住所、氏名を記載して下さい。Eメールで送る場合は、タイトルを「カウンセラー報告書(登録番号)(氏名)」にして下さい。
(3)提出先
2.記載要領①の連絡先住所の都道府県を管轄する地方環境対策調査官事務所

中部地区環境対策調査官事務所
福井県・岐阜県・静岡県・愛知県・三重県を管轄
〒460-0002
名古屋市中区丸の内3-5-10
住友商事名古屋丸の内ビル3F
TEL 052-955-2130 FAX 052-951-8889
EメールRR-CHUBU@env.go.jp

                      
活動実績等報告書の記載・提出にあたっての注意事項(Q&A)


Q:報告はいつの活動を、いつ報告するのですか。
A:報告は暦年で行います。毎年1月~12月までの活動について、翌年の2月末日までに報告して下さい。
平成15年度においては、平成15年1月から平成15年12月までの活動を平成16年2月29日までに報告していただきます。ただし、平成14年度登録者(登録番号が2002で始まる方)は平成15年4月からの活動を報告して下さい。
なお、事務手続き上、報告書はなるべく2月中頃までに提出して下さい。
Q:環境保全活動の実績に記載する内容はどのようなものですか。
A:いわゆる環境カウンセリング(環境保全活動に関する相談に応じたり、講師等の依頼を引き受けること)はもちろん、自発的に講座やイベントを企画・実践したり、環境保全活動を行おうとする人々や団体をコーディネートする活動も報告の対象となります。
ただし、勤務する企業等で業務の一環として行った活動は含まれません。
Q:研修の履修状況に記載する内容はどのようなものですか。
A:毎年、環境省が行う研修や、地方自治体や民間団体、環境カウンセラー協(議)会、環境事業団(地球環境基金)等が行う研修等、環境に関係する研修や講習を受講・履修したものを報告します。
Q:研さん活動とはどのような活動をいうのですか。
A:研修・講習の受講以外の、環境問題に関して自ら行った調査・研究等について報告します。
Q:環境保全活動が出来ず、実績に記載することが無い場合は更新は認められないのですか。
A:事情により活動が全くできず「環境保全活動の実績」に記載できない場合でも、「研修の履修状況又は研さん活動の実績」と「今後の活動計画」を記載して提出すれば更新は認められます。
Q:多忙等の理由で、「研修の履修状況又は研さん活動の実績」に記載することが無い場合は更新は認められないのですか。
A:研修等が受けられず「研修の履修状況又は研さん活動の実績」に記載できない場合でも、「環境保全活動の実績」と「今後の活動計画」を記載して提出すれば更新は認められます。ただし、第1回目の更新までに環境カウンセラー研修を受講しなければ、登録の更新は出来ません。
Q:字数をオーバーしてもよいですか。
A:報告書は電子化し、ホームページで公開しますので、字数は必ず守って下さい。
Q:カウンセリング依頼者のプライバシーを侵すおそれはありませんか。
A:報告書には、特定の個人や企業名を記入せず、例えば「食品加工会社の工場排水の水質浄化に関する技術指導を実施」等、ホームページでの公開を前提とし、依頼者のプライバシーや環境カウンセラー本人の守秘義務に配慮した記載をして下さい。
Q:報告書だけでは分かりづらいので、資料や写真等を添付したいのですが。
A:報告書は当面、ホームページに掲載することにより環境カウンセラー個々の具体的活動を公開することを目的としており、添付された資料等は掲載できません。
Q:この報告書を提出すれば自動的に登録更新が出来るのですか。
A:出来ません。登録期間更新のためには、3年ごとに登録更新申請書を提出する必要があります。その年度の更新対象者には、別途更新案内が郵送されますので、案内の内容に沿って手続きをとって下さい。
Q:報告書は手書きでなくてはなりませんか。
A:可能であればパソコン又はワープロで作成して下さい。(様式は環境省ホームページからダウンロードできます。)また、パソコンで作成した場合は、なるべく電子メールにより提出して下さい。
手書きで作成する場合は、楷書で読みやすく御記入下さい。
Q:電子メールで提出する場合、報告書に印鑑が押せませんがどうしたらよいですか。
A:電子ファイルによる提出の場合は、押印は不要です。
Q:今年、他県に転居して連絡先も変更したが、報告書はどこの調査官事務所に提出するのですか。
A:報告書を提出する年の1月1日現在登録されている連絡先住所の都道府県を管轄する地方環境対策調査官事務所に提出して下さい。
なお、連絡先等の登録情報に異動があった方で、まだ、変更を届け出ていない方は、速やかに(財)日本環境協会に届け出て下さい。
(財)日本環境協会
〒105-0003 東京都港区西新橋1丁目7番2号虎ノ門高木ビル7階
TEL:03-3508-2651 FAX:03-3508-2570
Q:報告書の提出については毎年通知されますか。
A:平成15年度は、制度改正を行ったため環境カウンセラー全員に対して御案内をしましたが、平成16年度以降は、特段通知はしませんので、忘れずに毎年、提出して下さい。

[会報2号] エコアクション21パイロット事業審査人レポート

2004年02月06日 | 環境カウンセラー通信 しずおか No.2
エコアクション21パイロット事業審査人レポート
        事業者部門 中村 央/ 磐田市


エコアクション21パイロット事業審査人として2事業者に対して指導・助言を行いました。
経験浅く、担当した事業者の方々や矢木様、笹田様にたいへんご迷惑をおかけしました。
担当した事業者には、インターネットを利用したEコマースやエコラベルの付いた環境にやさしい商品の拡販、IT化によるペーパーレス化などの先進的な環境活動を盛り込んでいただき、環境活動レポートもなんとか期限内に提出することができ、ほっとしています。
新エコアクション21の普及により、多様な事業者がそれぞれの得意分野を生かした環境活動が伸び伸びと実施されることを願っています。

[旧エコアクションと新エコアクションの違い]
1.14項目の要求事項に適合しているかどうか以下の3点について審査します。
①EA21パイロット事業において用いています「エコアクション21・2003年度試行版」(以下、EA21 ガイドライン)の要求事項に適合し、計画(PLAN)、計画の実施(DO)、取組状況の確認・評価(CHECK)及び全体の評価と見直し(ACTION)のPDCAのサイクルの環境経営システム(以下、EA21EMS)が適切に構築されていること。
②構築されたEA21EMSが、EA21ガイドラインの要求事項に適合し運用されていること。
③環境活動レポートが、EA21ガイドラインの要求事項に適合し作成されていること。
2.IT化されている
今回、急いで作成しなければならない環境負荷と環境活動の状況の把握及び評価については、ノートパソコンを持参して、実際にエクセルシートでの環境負荷算出の方法やEA21パイロット事業ホームページへのアップロードの仕方などを説明しました。

[審査人としての指導・助言の際に役に立った情報源]
環境省 http://www.env.go.jp/
      「事業者の環境パフォーマンス指標ガイドライン」
「事業者からの温室効果ガス排出量算定方法ガイドライン」
EA21パイロット事業ホームページ https://www.ea21.jp/
「環境経営システム・環境活動レポートガイドライン」
全環連のホームページ http://www.napec.or.jp/ (書籍案内)
中小事業者のための新しいエコアクション21取組の手引き、EA21業種別解説
環境カウンセラーのホームページ http://www.eic.or.jp/counselor/
静岡県環境カウンセラー協会セミナー資料(H15.7)
法令(総務省) http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxsearch.cgi
静岡県 http://www.pref.shizuoka.jp/
環境法規制・適合評価チェックシート http://www.hi-ho.ne.jp/~kinhaga/envcheck.htm
マニフェスト http://www.jwnet.or.jp/jwnet/seido_gaiyou.html
東京都環境局公式ウェブサイト「東京の環境」 http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/
    東京都環境局産業廃棄物対策課「産業廃棄物を適正に処理するために」
      http://www2.kankyo.metro.tokyo.jp/sanpai/index.htm
    産業廃棄物適正処理ガイドブックダウンロード
        http://www2.kankyo.metro.tokyo.jp/sanpai/leaf_dl/step1/index.htm
EICネット http://www.eic.or.jp/      環境Q&A http://www.eic.or.jp/QA/index.html
省エネルギーセンター http://www.eccj.or.jp/
Webラーニング  http://weblearningplaza.jst.go.jp/
環境教育教材   http://www.jeas.or.jp/ondandvd.html
環境報告書 http://www.ecohotline.com/php/index.php
メーリングリスト(情報収集の為に勝手に作成)
    http://www.freeml.com/ctrl/html/MessageListForm/ea21@freeml.com
    http://www.egroups.co.jp/group/ea21

[会報2号] 「EA21パイロット事業」に参加して

2004年02月06日 | 環境カウンセラー通信 しずおか No.2
「EA21パイロット事業」に参加して
事業者部門 笹田尚利/浜松市
 
私は現在、浜松市内の3事業者のEA21への取組みを支援させて頂いております。昨年9月にスタートして既に5ヶ月、いずれの事業者におかれましてもやっと当面のゴールが見えてきた状況です。
 
 ISO14001と比べて非常に短期間の取組みであり、当初どこまで実施できるかが懸念されましたが、事業者の皆様の熱意と積極的な取組みにより「環境経営システムの構築」がほぼ出来あがリました。
 システムを構築するにあたっては、事務局で用意して頂いた「ガイドライン及び環境経営システムマニュアル事例」等のツールが大変役立ちました。これはISO14001にはない、EA21の最大の特長かと思います。
 きめ細かく具体的な事例、チェックリストやチェックシート等が有効に活用できました。逆に、一部細か過ぎて「何故ここまでやらなければいけないのだろうか?」という疑問もなかった訳ではありませんが、全体的には大いに助けられました。
 2月には「審査」が予定されております。
環境経営システムとしての適合性が判断され、必要であれば見直しを行った上で環境経営の基盤が出来あがります。
 今回のパイロット事業を受けて、来年度はいよいよ「認証・登録制度」も本格スタートします。事業者には、自主的な取組みによるパフォーマンスの継続的な改善が期待されています。「EA21」が形骸化することのないよう、審査・登録制度の実のある運用が期待されております。
 今回のパイロット事業に参加の機会を頂き、改めて、審査人の役割の重さを痛感した次第です。                                                                              以上

[会報2号] 平成15年度環境カウンセラー研修「新規登録者向け研修」 に参加して(1)

2004年02月06日 | 環境カウンセラー通信 しずおか No.2
平成15年度環境カウンセラー研修「新規登録者向け研修」 に参加して(1)  
                                             事業者部門 東中一夫/磐田市

受講日:平成15年12月10日

午後の部:事例発表、事例研究発表(2題)と感想
1)環境カウンセラーとしての活動
 (主な活動)
  ・環境問題検討会への参加
  ・環境に係わる諸問題の討議、検討
  ・容器返還活動
  ・ゴミ削減活動
  ・廃棄物最終処分場見学
  ・環境講演会
  ・環境アニメ映画(ダイオキシンの夏)自主上映
  ・会員相互の環境情報の交換(連絡の場の確  
保)
  ・地方自治体とのパートナーシップ
  ・NPO法人化認証と登記
 (活動の頻度)
  ・協会として、2回/年程度の活動
   スーパーマーケットから依頼の環境講演会、  
自治体主催の「環境展出展、グリーンパートナー事業参画」並びに交流会、
講演活動
 (体験談)      
  ・環境問題相談  
①要素が複雑で因果関係を明確に出来ない
②聞き上手になること
・カウンセラー制度
①何をするか書いてない。他の資格のように
     独占事項の記述がない。
   ②各、都道府県「環境指導員」との整合性 
   ③最新の専門技術が必要
  ・講演会  
①学生(小学校~高校)の参加者が少なく
     興味を示さない
   ②教える事は学ぶことと考える
   ③知識をひけらかさない
   ④他の組織を尊重する
  ・費用  
①基本的に受け取っている(自治体が負担するケースが多い)
②ルールとして講演費用の1割は協会に戻し協会の運営経費に充てている

[会報2号] 平成15年度 環境カウンセラー研修「新規登録者向け研修」 に参加して(2)

2004年02月06日 | 環境カウンセラー通信 しずおか No.2
平成15年度 環境カウンセラー研修「新規登録者向け研修」 に参加して(2) 
                      市民部門 土橋登巳代/浜松市


何時も、どんな研修でも考えさせられることですが、時間が足りなくて自己紹介で終わってしまいます。
今回の場合、特に遠路からの参加者もありいろいろお聞きしたい事が沢山あるのに、またまた自己紹介で終わってしまい消化不良で帰ってきました。
もう少しフリートークの時間が持てたらと何時もと同じ思いで帰ってきました。
難しい事とは思いますが、何とかならないでしょうか?
消化不良ばかりでは、足が鈍ります。
一考をお願い致します。  

[会報2号] 私の活動報告

2004年02月06日 | 環境カウンセラー通信 しずおか No.2
私の活動報告                        
市民部門 小関幸子/裾野市                 


その1
 静岡県地球温暖化防止活動推進員の第3回研修会、意見交換会が去る12月12日に開催されました。初年度は各市町村から1名(一部2名)ずつの選任で、内訳は環境カウンセラーが11名登録されていて、県としても量より質、と少し自慢というところでしょうか。(他県に対して?)
問題点として毎回気になるのは、他の人々と相談できる機会が少ないのか、その人の個性及び到達点で与えられた課題を捉えたとき、これはちょっと「困ったちゃん」になっているのではないかという方に出会うことです。(私も?)県もこの対策はメンバーに丸投げの模様です。他の事柄でも一定の研修を受けると、過分な名称のついた肩書をいただけるため、環境問題について自分の到達点は最高と思っている方々と論戦を張らなくてはならない時――本当は論議になっていない場合が多いのですが――つらいなぁと思います。「もっと勉強してね(せめて最新の文献で)」というのがせめてものお願いです。
その2
 県沼津土木事務所の黄瀬川公園計画ワークショップの一般公募に応募し参加しました。黄瀬川は御殿場市内に源流を発し、沼津市で狩野川に合流する支流です。裾野市内では新富士火山噴火により約1万年前に流出した三島溶岩流の上を流れています。公園計画対象地は裾野市のほぼ中央にあたり、市内で最も大きな上水水源地に隣接する場所で、川床はまさに溶岩流の姿を累々と現しています。裾野市の河川に親水公園を作り、しかも上流(文化センター周辺緑地)と下流(五竜の滝)を緑の回廊でつなぐ将来計画を持つということで、ワークショップはどのように進められるのかと共に自称川の研究家としては興味を持っての参加でした。参加者の内訳は、一般公募の9名(若い男性が半数)の他は地元の区長はじめ地権者(川の中の島には地権者がいるのです)や地区の代表、深良用水からの水門を管理する組合(市内の河川には多数の水門があるため)の方々合計30名程でした。第1回目で最高にぶったまげた(本当に)のは事前に地元小中学生を対象に(ただしこの学校区では最もはずれになり遠い)アンケート調査がすませてあって、その内容たるや、普段は川でどんな遊びをしているかから、公園にどんなものがほしいかに至り、しかも四択の1番目に芝生広場と来ました。一体どんな親水公園を作るつもりなのでしょう。しかも上流の降雨により一気に増水するこの地点(地元では雨が降っているとも知らない内に増水することもある)で最重要なことは何なのか、設問を作った人とこの計画の責任者は理解できていないとしか思えません。第4回で終了したワークショップではまず芝生公園ありきで、他にどんな意見が出ようとも次回には担当会社が都合の良いようにまとめて小奇麗に清書してくる、植物関係のアドバイザーは、ここは貴重な植物は特にないので、踏み入れても大丈夫と意見したので木道(水害対策を含めて立ち入り箇所を限定する)案は却下と、惨憺たる仕上がりとなりました。皆さんの意見を聞きました=公園に何がほしいかを思い切り発言させました、しかなく、これがワークショップ形式の現実かと暗い気持ちになっています。
 現在、裾野市環境基本計画策定のための市民会議のメンバーでもあり、月1回は会議があり(ワークショップをやらされています)ますが、この進行方法も然り、かつ大同小異で、既存文献調査など20数年前の環境アセスメント手法と同じことにこれまた驚きを通り越しております。昭和30年台、40年台の自然資源の文献が生きているんですね。これが現実なのでしょうが、裾野市の計画では他市町の轍は踏まないと一人頑張って(つっぱって)います。
(「怒れる小関幸子」さんも、「環境カウンセラーの皆さんとお話できるとほっとします。」と原稿の欄外に記載されていました。・・・編集者より)

[会報2号] 書籍案内

2004年02月06日 | 環境カウンセラー通信 しずおか No.2
書籍案内        市民部門 小関幸子/裾野市
 「考える」シリーズ6冊と「・・・をあおってはいけない」は共に今日トレンドとされている事柄が、データを読み間違えなければ違った結果になるという論調で書かれていて、そうだったのか、と納得できるものです。
シリーズ 地球と人間の環境を考える            日本評論社
   01 地球温暖化         伊藤公紀著      
   02 ダイオキシン        渡辺正、林俊郎著
   03 酸性雨           畠山史郎著
   05 エネルギー         小島紀徳著
   06 リサイクル         安井至著
環境危機をあおってはいけない      ビョルン・ロンボルグ著  文芸春秋
いちばん大事なこと           養老猛司著        集英社新書0219B
エコロジカルな経済学          倉坂秀史著        ちくま新書447
活火山富士           読売新聞特別取材班、小山真人、他 中央新書クラレ96

「エコロジカルな経済学」の倉坂英史氏は、この本のあとがきで、企業と消費者の関係を100人の村にたとえて表現されています。9割を占める消費者と0.003人(10万人の都市に3人)に当たる上場企業とどちらが説得する方がやりやすいかおわかりいただけたでしょうか、とあり、会報No.1で私が憤慨していたことに明解を与えられ、溜飲を下げることができました。
静大の小山先生からは、火山の噴火がもたらす災害と恵みについて学ぶことが多く、恐れるだけでなく恵みを有効に利用する必要性を説かれます。静岡県東部・伊豆地域はもっと活用すべきというエールには、地域住民も自然史を正しく理解し、自信を持って行動していかなければならないと思います。

[会報2号] お知らせ

2004年02月06日 | 環境カウンセラー通信 しずおか No.2
お知らせ
○ H15年度会費未納の方は、納入をお願いいたします。
    会費のご納入はお振込み又は現金にてお願いします。お振込みは下記の銀行受取人口座あてにお願いします。なお、振込手数料は振込人がご負担願います。
銀行名  静岡銀行県庁支店   預金種目 普通預金   口座番号 0259400
受取人  静岡県環境カウンセラー協会 専務理事 矢木 格 (ヤギ イタル)

[会報2号] 編集後記

2004年02月06日 | 環境カウンセラー通信 しずおか No.2
編集後記 
 何とか第1号を発行することができました、と思ったらもう第2号の発行となりました。
会報名につきましては、新年度発行予定の第4号からは新しい会報名で発行したいと考えています。ぜひ、会員の皆様のお知恵を貸して下さい。 なお、編集頁の区切りが悪いこと紙面の都合で、ご了承下さい。 原稿寄稿にご協力いただきました方々には、厚く御礼申し上げます。(河島)

◆発行 静岡県環境カウンセラー協会  静岡県静岡市追手町9-6
◆発行責任者 矢木 格        静岡県環境保全協会内