先日、バスに乗るとビックリするくらい冷房が効いていた。
これはまずいんじゃないかと思った。
確かに気持ちが良い。
瞬間冷凍される気分。
だがこれは即ち血管が急激に収縮することに他ならない。
これは危険である。
バスの利用者の多くが高齢者。
血圧の高い高齢者に、急激な血管の収縮が良いはずがない。
しばらく乗っていると躯が冷え切ってくる。
目的地に到着。
すると今度は、灼熱の太陽降り注ぐ外気に触れることになる。
今度は血管が拡張する。
これまた危険なこと。
脳梗塞や脳溢血は冬の風呂場でなることが多い。
冷たい空気と熱い風呂。
この温度差が生み出す、血管の収縮と拡張によるものである。
真夏のバスは冬の風呂場である。
これでは走る棺桶にも等しい。
こんな危険な代物を走らせて良いのか。
大いに疑問である。