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EAST JUNIOR FAN CLUB

青森市内の学童軟式野球クラブチーム「イースト・ジュニア」を応援するブログです。

学童大会2010(佃クラブ戦)その2

2010年05月05日 | 学童大会
5月2日(日)

学童大会1回戦

対戦相手は、昨年に続き佃クラブ。



8:30を少し過ぎて、主審からプレイの声がかかる。


EJは後攻。

先発の啓志の立ち上がりに注目が集まる。




EJはファースト孝太郎が6年生。
センター真央は3年生。
残りのポジションは、全員が5年生という布陣。




【1回の表】

啓志の初球が、キャッチャーりくのミットに収まると、
ワンテンポおいて「ストライク!」のコールがあった。

続く2球目も「ストライク!」のコール。


主審がストライクのコールをする度に、
1塁側スタンドからは、
ペットボトルとメガホンを打ち付けての応援が送られる。


3球目をバッターが空振りで、
トップバッターを3球三振にとる。


啓志は、次のバッターに四球を与える。

しかし、続く3番バッターのピッチャーフライの際に、
相手のファーストランナーが飛び出し、
フライをキャッチした啓志から、
ファースト孝太郎にボールが渡って、
運よくダブルプレーで、
この回バッター3人で終える。


初回の失点から、
ズルズルと加点されていくイメージがあっただけに、
打者3人で初回を終えた瞬間には、
安堵を交えたような歓声が上がった。








【1回の裏】

3人で相手打者を打ち取ると、
不思議とチャンスが巡ってくる。


ワンアウトから2番樹の当たりは、
相手のミスとなって出塁を果たす。


3番啓志が死球で、
ワンアウト1、2塁で4番拓郎の打席。


拓郎がサードへ打ちつけた当たりは、
やや高いバウンドとなり、
ショートバウンドの処理に相手サードが手間取って、
ファーストセーフ。


このプレーで、
セカンドから樹が生還し、
欲しかった先制点をGET。

(0-1)



ワンアウト1、3塁から塁が詰まって、
バッターは5番翔伍。

ワンボールからのスクイズは、
ワンバウンド投球となり、
翔伍のバットの下をボールがくぐったが、
これをキャッチャーが後逸。

これで、啓志が生還して2点目を得る。

(0-2)


更に続く3球目でも、
翔伍はスクイズ。

これが見事に決まって、
拓郎が生還し3点目を得る。

(0-3)



頂いた、チャンスではあるが、
これをしっかりとモノにして、
初回3点を挙げる、


EJとしては、願ってもない展開となった。




【2回の表】

トップの4番バッターにレフト横に弾き返される。

前日までの練習では、
レフトの悠成は、
ほとんど回り込めていなかったが、
全力で打球方向へ走ってこれを止めた。


続く5番バッターは、
ライトへライナー性の鋭い当たりを放つ。


ライトは飛雄馬。


やはり、前日の練習では、
牧野コーチの放つライトフライやライナーの
多くを後ろに逸らしていた。


(大丈夫か?)

と、スタンド応援団の誰しもが思ったが、
全く表情を変えずに正面でキャッチ。



(いいぞー!飛雄馬)

の掛け声が、次々にスタンドから浴びせられた。



続くバッターをショートフライ、
ピッチャーフライに打ち取り、
2回の表も無得点で切り抜ける。

(0-3)


(意外に、守っている・・・。)




【2回の裏】

悠成のセイフティバントは、
ピッチャーゴロでワンアウト。

最近、バッティング好調の飛雄馬は、
ツーストライクからの3球目を
レフト前に運ぶクリーンヒットを放つ。


ここで、9番の真央。


初球の空振りは、
力なく当たりそうな気配がない。

何より、チビリそうなくらい緊張しているのが、
遠目にもよく分かる。


ここで、監督は送りバントのサイン。

2球目のやや高めのボールは、
真央のバットの下側に当たり、
ピッチャー手前に、
高いバウンドとなって転がった。


真央の記念すべき学童大会初打席は、
「送りバント成功」という結果になった。



ここで、トップに帰ってバッターはリク。



セカンドランナーの飛雄馬は、
相手ピッチャーのボークの判定でサードへ進んだ。


1本でれば追加点となるが、
りくの当たりはショートゴロで、
チャンスを活かせなかった。

(0-3)




【3回の表】

ワンアウトから相手9番バッターにレフトへ運ばれる。

ここでも悠成は、
しっかりと腰を落として、
打球を止めていた。


次の1番バッターをセカンドフライに打ち取り、
ツーアウトとなってから、
2番バッターに四球、
3番バッターに死球を与え、
ツーアウト満塁のピンチを招く。


続く、相手4番バッターの当たりは、
サードへのボテボテのゴロ。

これを拓郎がダッシュで捕球するが、
右手に持ち替えようとしたところでファンブル。

これで、走者が1人帰り1点を献上。


(1-3)


さらに、相手5番へデットボールで、
押し出しの1点を献上。

(2-3)


さらに・・・、

相手6番バッターへのカウント1-1からの投球が、
ワイルドピッチとなって1点を献上。

この時に、セカンドランナーが本塁へ突入するが、
ここは、リクからの本塁返球が間に合って、
スリーアウトチェンジとなった。


(3-3)



同点にされたものの、

(来るべき時が来たか・・・。)

と表現すると語弊があるものの、

ある意味「想定内」という感覚が、

応援席の大勢であり、

むしろ「よくこれで、収まった。」との声が多かったと思う。






【3回の裏】

樹ピッチャーゴロ。
啓志キャッチャーフライ。
拓郎ショートフライで、

簡単に3人で終わる。





【4回の表】

相手6番にレフト前に運ばれ、
ノーアウトのランナーを出す。

セカンド盗塁を許しノーアウト2塁。

相手7番バッターのサードゴロ処理の間に、
このランナーがサードへ進み、
ワンアウト3塁となるピンチ。


(勝ち越し点は、できれば与えたくない・・・。)


ここで、相手8番バッターの当たりはピッチャーゴロ。

この当たりで、サードランナーが本塁へ突っ込むが、
啓志からの送球を受け取ったリクが、
ガッチリ本塁をガードして、
ツーアウトとする。


さらに、続くバッターを
ファーストへのファールフライに打ち取り、
この回、無得点に抑える。


(3-3)





最後のファールフライは、
もう少しで、ファースト孝太郎のグラブから
ボールがこぼれそうだったのを
スタンド応援団全員が見ていた。



「アッ!」と叫んだ後、

全員が、「ホ~」と、

安堵の溜息をもらし、



(心臓に悪いよ!孝太郎~)

と、皆が思った。





(しかし、本当に、よく善戦している。)




【4回の裏】

翔伍ピッチャーゴロ。
孝太郎ピッチャーゴロ。
悠成三振で、

簡単に3人で終わる。


(流れは、完全に向うへ行っている。)




ここで、EJとしては、

「魔の5回」となったイニングを迎える。





【5回の表】

トップバッターにセンターを破られる。

頭の上を抜かれながらも、
真央は、一生懸命ボールを追いかけ、
シングルヒットに留める。


(これも練習ではあまり見られないプレー。)


(彼らは、本番に本当に強い。)




続くバッターは、
セカンド翔伍へのフライでワンアウト。



ここから・・・。



四球

サードへの内野安打

死球

レフトオーバーの2塁打

ライト横へのヒット2連発

四球・・・で、

諸々含めて、
打者一巡で、一挙6点を奪われる。


(9-3)







(ジ・エンドか・・・。)


いやいや、この選手達は、
サヨナラゲームを
今シーズン2度も演出してきている。


不思議と、選手達に落胆の様子はない。



なんだか、スタンドの応援席も

「まだ、まだ。」

「ひょっとすれば、ひょっとする。」

と、どこかで選手達の粘りに期待をしている。



これまでのチームと比較して、

けっして野球は上手いとは言えないチーム。



しかし、これまでのEJには、なかった

何とも言えない雰囲気を

このチームは持っている。



反撃ののろしは、あがるか?!


(つづく)



by mino



ちょっと長くなったので、

続きは、また今度・・・。


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