ロボカップジュ二ア東東京ノード

ロボカップジュニア東東京ノードの情報を配信します。
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【レスキュー】ルール解釈・審判ジャッジについて

2010年03月03日 | 広報・連絡
レスキューチーフからのお知らせです。

ルール解釈、審判の判定基準、ジャッジについてお知らせいたします。

■被災者の発見
※ロボットの一部が被災者の上にのった状態で発見の合図(2秒間の停止+ランプ点滅)した場合、被災者の発見とみなす。

■ロボット破損について
※ロボットが破損して、走行が不能になっても、チームメンバーがリタイアを宣言しない限り、競技を進行させる。

■障害物回避
※障害物を検知し、先にあるコースラインをセンサーが認識し、順方向に進み始めたらクリア。
 ラインを認識しても、順方向へのコース復帰が認められない場合(逆走した場合など)はポイントとしない。
※障害物を検知し、後退を開始した時点、もしくはラインから完全に外れた時点から競技進行の停止の20秒のカウントを開始する。
 20秒以内にコースに復帰すればクリア。

■ギャップ(切れ目)
※ラインを感知するセンサーが切れ目の先のラインを認識し、順方向に進み始めたらクリア。
※ギャップは直線上に設けるとの条項から、ギャップクリアは先の直線上にコース復帰したときに限る。
※ラインから完全に外れた時点から競技進行の停止の20秒のカウントを開始する。
 20秒以内にコースに復帰すればクリア。

■傾斜路
※①ロボットの一部が傾斜路に接地した時点で、傾斜路を上り始めた、すなわちレッドゾーンに入ったと判断する。
 ②ロボットの地面接地部分全てが傾斜路を上りきった(ロボットが水平になった)時点で、傾斜路を上りきったと判断する。
 上記①~②を自力で完了した場合のみポイントを与える。
※レッドゾーンに入ってからは審判がロボットに触れることは一切ない。
 そのため、ロボットが傾斜路を逆走したり、転倒しそうになったりしても救済することはない。
※一度、傾斜路を逆走等し、レッドゾーンから完全に出てしまった後でも、再度上記①~②を自力で完了した場合はポイントと認められる。

■競技進行停止(レッドゾーンでは適応外)
※ロボットが完全にラインから外れた時点、もしくは同じ場所から先に進まなくなった時点、後退をした時点から競技進行の停止とみなす。
※進行が停止してから20秒間は放置。
 20秒後に審判の指示にしたがい、キャプテンがその部屋の入口にロボットを戻す。
※2回同じ場所で競技進行が停止した場合、
 キャプテンはその場所をちょうど越えたコース上の場所にロボットを移動させることができる。その後、同じ部屋で再び問題が起きた場合は、移動先が新たなスタートポイントになる。
  ①同じ場所で動けなくなった場合は、動けなくなった地点の先(順方向)に戻す。
  ②原因が不明なコースアウトの場合は、コースアウトした地点に戻す。
  ③原因が明らかなコースアウトの場合は、コースアウトした地点の先(順方向)に戻す。
※コースアウトした地点の先に、20秒以内に順方向に復帰した場合のみ、進行の再開とみなす。減点の対象とならない。
 コースアウトした地点よりも戻った地点に順方向に復帰しても進行の再開とみなさない。

■コースアウト中の被災者発見した場合
※発見後に被災者の先のラインを認識し順方向に進めばクリア。
 順方向に戻らなければ、競技進行は停止したままとなり、被災者の得点は認められない。
■レッドゾーン
※ロボットの一部が傾斜路入り口に触れた時点で、レッドゾーンに入ったと判断する。
※レッドゾーンでは、競技進行の停止は適用しない。
つまり進行の停止に対する処置は一切行わない。
※レッドゾーンからロボットが完全に出てしまった(前のゾーンに戻ってしまった)場合は、レッドゾーンを出て20秒経った後に、競技進行の停止を1回カウントし、レッドゾーンの入り口に順方向で戻す。

■3mmの棒
※3mmの棒の長さや配置に規定がないため、さまざまな長さのものをオレンジゾーン、レッドゾーンのどこにでも設置することが出来る。

■レッドゾーンの障害物
※レッドゾーンに障害物や減速バンプを置くこともある。
 この場合はただの邪魔者というだけで、障害物や減速バンプの得点の対象とはならない。

■ゴール
※ゴールエリアに黒いラインは設けない。
 ロボットが完全にゴールエリアに入った時点でゴール(完走)と判断する。

ルールの解釈、判定基準に関しては、当日の参加者ミーティングでも確認いたします。

【レスキュー】出場チームのみなさんへ

2010年03月03日 | 広報・連絡
こんにちはブログの管理人です。
レスキューチーフよりお知らせがあります。

レスキュー競技に関して何点かお知らせいたしますので、よく確認し大会に臨んで下さい。

■適用ルールについて
予定通り、ロボカップジュニアレスキュー2009ルールを適用します。
レスキュー2008ルールからの主な変更点は以下になります。
・競技時間8分
・傾斜路の得点20点
・減速バンプの追加
・競技進行の停止時のロボットを動かす位置
  ※キャプテンが部屋の最初に戻す

公式ルール、FAQをよく読んで下さい。
 ・レスキュー2009ルール…http://www.robocupjunior.jp/com/rules/2009/rescue.html
 ・レスキュー2009ルールFAQ…http://www.robocupjunior.jp/info/ATT00433.pdf

※審判のジャッジ、判定基準については別途お知らせします。

■スケジュールについて
スケジュールは以下のように予定しています。
競技順は当日発表いたします。
・ 8:00~ 会場・参加者受付開始 調整
・ 9:30~ 車検 調整
・10:00~ 開会式・参加者ミーティング 調整
・10:30~ 調整
・11:30~ 競技 ※競技は1回のみとなります。
・15:30~ 参加者同士の情報交換
・17:00~ 閉会式

■電子プレゼンについて
2009ルールでは、電子媒体でのプレゼンテーションの準備が義務付けられていますが、今大会は会場、スケジュールの都合上、ポスターのみとさせていただきます。

電子プレゼンを希望するチームは事前に、お申し出下さい。
競技の終了後に情報交換の場を設けますので、その時にプレゼンしていただきます。

■被災者の素材について
被災者は次の素材を作って作成します。
・銀被災者…アルミ板(東急ハンズやホームセンターで販売しています)
・緑被災者…カッティングシート(文具店やホームセンターで販売しています)