ロボカップジュ二ア東東京ノード

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銀の被災者について

2009年03月18日 | 広報・連絡

こんにちは、ブログの管理人です。
東東京ノード大会を終えてから、レスキューチャレンジの競技コースに使用された銀の被災者について質問がありました。 質問に対する回答を以下に記載いたします。

 

レスキューチャレンジ参加チームのみなさまへ

ブログでのコメントにて、ご質問をいただきました、東東京ノード大会にて使用されました銀の被災者の件でご説明申し上げます。 コメントは、以下の通りです。
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「銀色の被災者はどこのメーカーの素材だったのか教えていただけないでしょうか?
  1.8.2.2. アルミテープまたはアルミホイルで作られた被災者
大会前に用意していたアルミテープやアルミホイルはすべて導通があったのですが、大会で使用されていた銀色の被災者は導通がなかったようなので....?」
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大会後に調査いたしました結果、今回の大会で使用されました銀の被災者のシールは、カッティングシールで作成されており、ルールに明記されておりますアルミ素材ではないことがわかりました。 この点に関しまして、大会運営上、不備のありましたことを参加チームの皆様に深くお詫び申し上げます。
また、結果的に、レスキュー競技の課題に対して様々なアプローチで研究してきたチームの皆様の、学習・研究の発表の場を奪ってしまい大変申し訳なく思っております。

ただし、この事実をもって今回の競技結果を無効とする事は考えておりません。 その根拠といたしましては、
・ルールでは、アルミ素材との表記はありますが、通電性に関しては触れられていないこと
・参加者ミーティングで全てのチームの合意を得た上で競技会を行ったこと
・最終的にチームキャプテンが、記録用紙にサインしていること
というように、競技運営の中で各チームに対しての十分な説明と、ご意見等を受け付ける体制のもとで、確認を行いながら競技が行われていると判断したからです。

レスキュー競技では、調整時間がかなりありましたので、その時に、被災者の通電性に関するご意見がチームからいただければ、対応できたのではないかと反省しております。

なお、カッティングシートを使用いたしました経緯は、
・被災者型に加工がしやすい
・値段も安く、購入しやすいため、参加者が準備しやすい
という理由からです。

今後、このようなことのないように、大会運営委員会といたしましては、再発防止に向けた取り組みとして、
・事前に出きる限り、使用素材及び、通電性等の情報を公表する
・可能な限りチームからの意見等を聞きながら、参加者の合意を得て、競技運営に反映できるところはすぐに対応する
ということを考えております。

今回のレスキューチャレンジにおける運営不備につきまして、あらためて参加者のみなさまにお詫びするとともに、今後もロボカップジュニア東東京ノードの運営にご理解ご協力を賜りますことを、心よりお願い申し上げます。

東東京ノード長         富永 一利
東東京ノード大会審判長     中島 晃芳
レスキューチャレンジ運営チーフ 船本 知一