練習と姿勢。

『練習』って大事なものだと思うんですよ。

スポーツや演劇ましてや仕事でもそうだと思うのですが…

練習しないで本番に臨んでも…あまり良い結果は得られないはず。

本番直前にちょこっと練習…

これは『練習』とは言わずに…ただの『音合わせ』もしくは『確認作業』にしか過ぎません。

日常生活の中で『練習』というものに…いかに時間をかけるか…かけないか…。

それはその人の価値観です。

むしろ…

『ステージに上がっている時よりも…それ意外の時間をどう使うか。』

そりゃあ四六時中…音楽の事ばかりを考えてもいられません。

１日５分でも１０分でもいいから…イメージしてほしい。

自分が演奏している姿や歌っている姿を。

その時点ですでに『練習』なのですから。

それと…演奏している立場の私たちが意外に気づかない事…

それは…

『ステージに上がっていない時から勝負は始まっている。』という事です。

お客さんは見ています。

ライブだけを見られている訳ではないのです。

ライブ以外の行動や言動…音楽に対する姿勢を…お客さんは見ているのです。

今ではブログやSNSなどで随時ミュージシャンの情報を得る事ができます。

私も他のミュージシャンのブログなどをよく見させてもらってますが…

ものすごく頭の下がる思いです。

音楽に対する姿勢や情熱が伝わってきます。

日頃から音楽の話題などを一切触れずに…いきなりブログなどでライブ告知しても…

お客さんはどう思うでしょうか？

人に見られているという立場を十分理解していれば…

自分が何をやればいいのか…

おのずと分かってくる事でしょう…。

ソロならまだしも…

バンドやユニットならば…なおさら足並みを揃えなければなりません。

何故ならば…メンバー一人一人の行動が…そのバンドやユニットの印象となるからです。

偉そうな事を書いて申し訳ありません。

しかし…今日ここに書いた事は…

これは私自身の戒めとして…

肝に銘じておきたいと思います。