東埼玉病院 リハビリテーション科ブログ

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カフアシスト使用方法~在宅・事業所向け~

2019年07月19日 | 紹介

カフアシストの介入タイミング・機械設定は「カフアシスト使用方法・設定」をクリック

カフアシストの使用方法①(令和元年より東埼玉病院から自立支援活動をした人が対象)
(カフトラック・オンの場合:使用者のタイミングで治療が開始される場合)
カフトラック・オンでのカフアシスト使用方法はこちらをクリック


カフアシストの使用方法②(令和以前の東埼玉病院から自立支援活動をした人が対象)
(カフトラック・オフの場合:治療ボタンを選択し、すぐに治療が開始される場合)
カフトラック・オンでのカフアシスト使用方法はこちらをクリック


・プリセット(設定モード)の変更方法
カフアシスト・プリセット変更はこちらをクリック


・カフトラック(Cough-Trak:吸気トリガ)とは?
使用者が「吸う」タイミングで機械が自動で治療を始める設定のことで、「On」の場合は休息(ポーズ)時間が無い。令和元年以降の東埼玉病院から自立支援活動を行った人は、主に通常で使用する場合、カフトラックオンの状態である。


・緊急時は?
緊急時は自身で呼吸が行えない状態のためプリセット(設定モード)を変更しカフトラックオフ(Cough-Trak-Off)の状態にし、タイミング関係なくマスクで口を覆ってください。
ここで言う窒息時は「痰がつまり自身のタイミングで呼吸が行えない場合」をさし、「意識障害」や「明らかに様子がおかしい場合」が見られる場合は早急に「主治医」または「消防署」に連絡をしてください。



全て見たい方は下記参照です!


使用前の確認

1)カフアシストに「コンセントがささっている」または「内臓バッテリーが充電されている」かを確認する。

2)「フィルター・蛇管・マスク」のセットが適切に取り付けられているかを確認する。



カフアシストの使用方法①(令和元年より東埼玉病院から自立支援活動をした人が対象)
(カフトラック・オンの場合:使用者のタイミングで治療が開始される場合)


①電源を入れます


②電源が入ったら液晶画面の「スタンバイ」表示を確認します。


③確認が出来たら、正面右側の「治療」ボタンを押します


④液晶画面の「スタンバイ」が目盛に変わったら準備完了です。


⑤マスクを、使用者の「鼻」「口」が覆われるようにして、「顔」に合わせます。
※この際、カフアシストの空気が漏れないように、マスクを顔にしっかりと合わせます。


⑥マスクを合わせるのと併せて、マスクを持つ反対の手で使用者の後頭部をしっかりと支えます。
※後頭部の支えが弱いとマスクから空気が漏れ、適切に治療が出来なくなります。


⑦⑤・⑥が出来たら、(カフトラック・オンの場合)本人のタイミングで「吸う」「吐く」を3回繰り返します。
※「吸う」際に陽圧がかかりマスクが顔から離れようとするためしっかりと抑えてください。


⑧⑦を3セット繰り返します。
※本人が頭部を動かせる場合はタイミングが合わなかった時は拒否が出来ますが、それが行えない場合で「タイミングが合っていない時には速やかに治療を中止」してください。




カフアシストの使用方法②(令和以前の東埼玉病院から自立支援活動をした人が対象)
(カフトラック・オフの場合:治療ボタンを選択し、すぐに治療が開始される場合)


①電源を入れます


②電源が入ったら液晶画面の「スタンバイ」表示を確認します。


③マスクを使用者の「胸(鎖骨部)」または「肩」に当てます。


④確認が出来たら、正面右側の「治療」ボタンを押します


⑤液晶画面の「スタンバイ」が目盛に変わったら準備完了です。


⑥「吸気」→「呼気」→「休息」のタイミングを使用者と合わせます。
「吸気」


「呼気」


「休息」



⑦タイミングを使用者と合わせたら、「呼気」または「休息」のタイミングでマスクを使用者の「鼻」「口」が覆われるようにして「顔」に合わせます。
※この際、カフアシストの空気が漏れないように、マスクを顔にしっかりと合わせます。


⑧マスクを合わせるのと併せて、マスクを持つ反対の手で使用者の後頭部をしっかりと支えます。
※後頭部の支えが甘いとマスクから空気が漏れ、適切に治療が出来なくなります。


⑨⑦・⑧が出来たら、「吸う」「吐く」のタイミングで治療を3回繰り返します。


⑩⑨を3セット繰り返します。
※本人が頭部を動かせる場合はタイミングが合わなかった時は拒否が出来ますが、それが行えない場合でタイミングが合っていない時には速やかに治療を中止してください。


・カフトラック(Cough-Trak:吸気トリガ)とは?
使用者が「吸う」タイミングで機械が自動で治療を始める設定のことで、「On」の場合は休息(ポーズ)時間が無い。令和元年以降の東埼玉病院から自立支援活動を行った人は、主に通常で使用する場合、カフトラックオンの状態である。


・緊急時は?
緊急時は自身で呼吸が行えない状態のためプリセット(設定モード)を変更しカフトラックオフ(Cough-Trak-Off)の状態にし、タイミング関係なくマスクで口を覆ってください。
ここで言う窒息時は「痰がつまり自身のタイミングで呼吸が行えない場合」をさし、「意識障害」や「明らかに様子がおかしい場合」が見られる場合は早急に「主治医」または「消防署」に連絡をしてください。



・プリセット(設定モード)の変更方法


①「スタンバイ」画面の状態から正面から見て左の「設定」ボタンを押す。


②「設定」画面への移行を確認する。


③「プリセット」が(ここでは緑の)蛍光ラインで選択されていることを確認する。


④正面右側の「変更」ボタンを選択する。


⑤真ん中にある「ナビゲート」ボタンが「編集」に切り替わるのを確認する。
「ナビゲート」


「編集」



⑥「編集」の上下ボタンどちらかを選択し「プリセット」の数字が変わる事を確認する。
「変更前」


「変更後」


⑦目的の「プリセット」が変更されたら、正面右側の「OK」ボタンを選択する。



⑧再び「編集」ボタンが「ナビゲート」に変更されるのを確認したら正面左側の「終了」ボタンを選択し、プリセット変更操作は終了です。
「編集」


「ナビゲート」


「終了」

 
カフアシストの介入タイミング・機械設定は「カフアシスト使用方法・設定」をクリック


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【注意】
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