アニメ「はいふり」、正式名称「ハイスクール・フリート」は、2016年4月から深夜アニメ枠として放送された作品です。
初回放送までのタイトルは「はいふり」として発表。
当初は「日常的ほのぼの作品か?」と想像させておいて、実は「ガッツリ・ミリタリー&萌え女子番組だったのでした。」という戦略でした。
初回放送の最後になって、はじめて「はいふり改めハイスクール・フリート」とクレジットされました。
秋葉原の街頭広告も、わざわざ、深夜に番組終了と同時に、取り換えられたそうです。
原案は、ガールズ&パンツァーの軍事考証でおなじみの鈴木貴昭氏、シリーズ構成も吉田玲子氏です。学園もので定評の吉田氏に、ミリタリーに詳しい鈴木氏ですので、ひょっとして「海軍ミリタリーもの」期待しておりましたが、期待どおりの作品でした。最終回の帰港後の岸壁シーンは、ドイツ映画「Uボート」のラストを思わせるオマージュもありました。
番組終了後、イベントにおいて続編のOVA(劇場版ではないのですね・・・)の制作発表が行われ、2017年1月からBS11にて、見逃した人のため、再放送も実施。
これは、初回TV版放送後、細かな箇所を修正したバージョンです。
主人公は「晴風」の乗艦生徒が多数乗っているため、全員覚えることは難しいです。
これだけは覚えておかないと楽しめない晴風メンバーは・・・
【艦橋要員】
艦長:岬 明乃(ミケちゃん)一見、ツインテールのように見える髪型。艦長のみ?制帽着用。武蔵艦長の知名もえかと幼なじみ。幼いころに両親を失う。強運の持ち主。雷が苦手。
副長:宗谷ましろ(シロちゃん)制服に副官用の飾緒をつけている。母も姉2人も優秀な船乗りの家系。でも、ついてない人生。動物嫌い。
砲術長:立石志摩(タマちゃん)返事は仏語のウイ。いつも無口。まともなセリフは、赤道祭・ダシモノの漫才の時。頭の回転が速い。
水雷長:西崎芽依(メイちゃん)いつも黄色の猫のパーカー着用。髪も猫をイメージしたリボンを結っている。タマちゃんの親友。トリガーハッピー。
記録員:納沙幸子(ココちゃん)帽子・カーデガンを着用。タブレットで記録・データ照会を行う。一人芝居が得意。ミーナと親友になる。
航海長:知床 鈴(リンちゃん)気が弱く、これまで逃げ逃げ人生を送ってきたが航海を通して成長していく。
【航海科】
見張員:野間マチコ(マッチ)マストで見張りについている。遠視用のメガネをかけている。格闘にも強く。女性からモテる。
【機関科】
機関長:柳沢麻侖(マロンちゃん)千葉出身だが江戸っ子弁。赤道祭以降、ハッピを着ている。
機関助手:黒木洋美(クロちゃん)機関長のマロンちゃんを補佐役。宗谷副長の中学からの同級生でよき理解者でもある。そのため、当初は岬艦長が嫌いであったが、徐々に艦長を理解していく。
【主計科】
衛生長:鏑木美波(ミナミさん)とび級進学で大学生。外観は年上に見えるが、実は12歳。航海実習を終えていなかったので、「晴風」に同乗。捕らえたネズミから今回の事件の原因が「感染」と突き詰める。ワクチンの開発に成功する。
【ドイツ留学艦・アドミラルシュペー】
副長:ヴィルヘルミーナ・ブラウンシュヴァイク・インゲノール・フリーデブルク(ミーちゃん)ドイツ艦の艦長から脱出を命じられ、晴風に救助される。日本語を「ヤクザ映画」で覚えたため自分を「わし」と呼ぶ。ココちゃんと友情が芽生える。
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