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おむすびundおにぎり

はちゃめちゃな文章で綴る 特撮アニメ・ミリタリーの趣味の日記
(コメントの受付は行っておりません。ご了承下さい。)

ガルパン劇場版《あらすじ3》

2015年12月02日 | ガールズ&パンツァー

「カチューシャには当たらないわよ。by Катюша編」

《大学選抜チームとの試合会場》
(場所は苫小牧から近い、内陸部のどこかは不明。茨城県から、「さんふらわ」のフェリーで大洗から会場入りしました。
ダージリンの無線の内容が北の地と言っていた。
まさか、試合会場は中国の遼東半島の旅順か、それは、ナイナイ。)

試合会場のカマボコ型兵舎に到着した大洗メンバーに、試合はフラッグ戦ではなく、殲滅戦だと言われます。プロリーグも殲滅戦を予定であると。明らかに、大洗に不利なルールです。

そう、全戦車を破壊しないと勝てません。戦車の数は30両対8両。勝ち目はありません。

試合前夜、試合会場を視察する西住みほ隊長に、棄権と言う選択肢もあると、杏生徒会長。でも、私にはみんながいるから。
映画1941』を鑑賞中の一年生チーム。
電動モーターと試合規則を研究している自動車部チーム。
体を鍛えているネットゲームチーム。
アイロンをあてている、几帳面な「規則は守るためにあるのよ」生徒会チーム。

試合当日の朝。
西住みほ隊長は、「山間部に追い込んで各個撃破、でも、経験も技量もある彼女らには…。今度という今度は勝てないかもしれない。」
隊長同士が、一礼して試合開始と思いきや、「ちょっと、待ったぁ~!」(なんか、おばさん臭い声です。)
現れたのは、黒森峰女学園(以降、黒森峰と呼称)の西住まほ隊長(3年)。大洗の制服です。
「短期、転校の手続きを済ませてきた。」
「戦車まで、持ち込みは…。」文科省のお役人。
「戦車は、私物なんですよ。きっと。」と、とぼける連盟会長。

西住まほ車長のティーガー1型、逸見エリカ副隊長(2年)が車長のティーガー2型、赤星小梅さん(あかぼし・こうめ。※西住みほ隊長に水没した戦車から救助された子)と、直下さん(なおしたさん。TVシリーズで生徒会・ヘッツアーに二度も履帯を破損させられた子・CV:葉山いくみ)が車長のパンターG型2両の合計4両が加わります。

聖グロからは、ダージリン車長、アッサム砲手、オレンジペコ装填手のチャーチルマーク4、ルクルル車長のマチルダ2、ローズヒップ車長のクルセイダー。
「鬼に金棒。」と武部沙織さん。
虎に翼。」と、冷泉麻子さん。
また、ケイ隊長率いる、サンダースからは、ケイのM4シャーマン75mm砲搭載型、アリサのM4A1シャーマン76mm砲搭載型、ナオミが砲手のシャーマンファイアフライの3両。

そして、カチューシャの寝坊により、一番乗りを逃したプラウダからは、ノンナ砲手のIS-2スターリン、カチューシャ隊長が車長を務めるT34/85、もう一両はクラーラが車長のT34/85、ミーナ&アリーナのKV-2の合計4両。
カチューシャの制服の袖を詰める時間がなかったのか、長過ぎてかわいい。

さらに、「大洗の諸君!ノリと、勢いと、パスタの国からドゥーチェ参戦だ~ぁ!」
アンチョビ隊長(あだ名はドゥーチェ、本名は安斎千代美)率いる同高校のCV33型快速戦車(タンケッティ)が1両。操縦手はペパロニ、機銃手はカルパッチョ(歴女チームのカエサルの幼なじみ。本来は定員2名に3名乗車で参戦。)
「今度は、間に合ってよかったすね~。」とペパロニ。(※OVA「これが本当のアンツィオ戦です。」では、決勝戦会場には、前夜に到着していたにもかかわらず、ドンちゃん騒ぎで疲れたアンツィオ高校の全員が寝過ごして試合が終了してました。)
そこへ、「カバさんチームのたかちゃんーん。」とカルパッチョ。「ひなちゃ~ん。いや、カエサルだ!!(汗)」と冷や汗もののカエサル。彼女たちは小学校の同級生なのです。しかし、大洗では、ソウルネームのカエサルでとおしてます。(※OVA「これが本当のアンツィオ・・」で、バレてしまいます。)

知波単からも「昨日の敵は今日の友。 勇敢なる鉄獅子22両ただいま推参!!』と新旧97式戦車など22両を引っさげてきます。
「全員で22両。私が頼んだのは6両よ。」とダージリン。
「失礼いたしました。では、残りの16両は待機。」と西絹代隊長。

そして「皆さん~、継続高校から転校してきましたぁ~。よろしくお願いします。」とアキ。
今回の映画が初出演の継続高校(名称は、第二次大戦中にソ連とフィンランドとの「継続戦争」から命名。)からBT-42突撃砲の1両。
(※この戦車、ソ連の戦車BT-7をフィンランドが改造した自走砲。徹甲弾は撃てないので、対戦車戦は考慮されてないはず。
クリスティー型のサスペンション。履帯を履いてますが、履帯を外して、前輪をハンドル操作で車輪だけでも走行可能。
戦場までの移動は車輪で自走、戦場では履帯を付けて悪路走破と言う当日のコンセプトです。)

「結局、助けてあけるんだね。」とアキ。
「ちがう。 たまたま、風に流されてきただけさ。」とミカ。

これで、30両揃いました。

少し早めの昼食を済ませて?
早速、野戦天幕での作戦会議。
入り口には、ダージリンの愛車シムズモータースカウトが 停まってます。

どんな作戦でいくか?となったところ。
主人公たちは、好き勝手な意見を言い出します。

聖グロのダージリンは「行進間射撃で機動しながら打ちまくるのよ!」
→英軍の教範では、大戦初期のころ、対戦車戦を考えてなかったこともあり、行進間射撃を推奨してました。実際は、当然命中率は下がります。

黒森峰のエリカは「楔を打ち込んで浸透突破よ。」→パンツァーカイルです。

サンダースのケイは「優勢火力ドクトリンよ。1両の敵戦車に、10両の戦車をぶつけるの。」
→火力や装甲では勝てない米国陸軍のドクトリンです。これで、ビットマンもやられました。しかし、今回は質も数も敵が上ですが・・・ケイ様。

プラウダのカチューシャは「二重包囲に決まってるでしょ。殲滅戦は時間制限がないから冬将軍が到来するまで待つのよ!」
→独ソ戦の際にドイツから学んだソ連の戦法です。しかし、今はまだ夏休みなんで冬将軍までは早すぎますが。

知波単は西は「色々な状況を鑑みました結果、やはり突撃しかないかと。」
→日本軍のイメージです。

アンツイオのアンチョビは「といあえず、パスタを食べてから考えてもいいか?」→これは、イタリア軍に対する皮肉。

そして、西住みほ隊長から作戦が、
「左翼が、あさがお中隊(サンダース&知波単チームに一年生チームを加えた編成・10両)。中隊長は、ケイさん。副隊長は、西さん。(機動性重視チーム)

中央は、ひまわり中隊(黒森峰&プラウダ&生徒会&歴女チーム・10両)。中隊長は西住まほ姉。副隊長はカチューシャさん。(火力重視チーム)

右翼はタンポポ中隊、中隊長は西住みほ(大隊長兼務)、副隊長はダージリンさん。(聖グロ&大洗の大部分 &アンツィオ&継続で編成・10両)
と、決まりましました。

「一番肝心なことはここからよ。作戦名はどうするの?」とダージリン。(作戦名が一番大事なの?)
アンツィオのアンチョビは「3種のチーズピザ作戦」
プラウダのカチューシャは「ビーフストロガノフ作戦」
聖グロのダージリンは「フィッシュ&チップス&ビネガー作戦」
サンダースのケイは「フライドチキンステーキwithグレービーソース作戦」
エリカ「グリューワインアイスバイン作戦」
知波単の西は「あいだをとって、すき焼き作戦でどうでしょう。」
生徒会長も「あんこう・干し芋・はまぐり作戦・・・モグモグ」会長まで・・・。

最後に、黒森峰のまほさん「ニュルンベルクのマイスタージンガー作戦。これは3幕の歌劇で・・・」長い!黒板で書記をしていたももちゃん。
(※ヒトラーが傾注していたワグナーの歌劇です。)

結局、「みほが決めろ。」とまほ隊長。
「作戦名は、相手をツンツンつついて、コツンと叩くので、コッツン作戦です。」(みぽりんらしい、意味不明な言葉をおっしゃいます。脚本の吉田さんのおもいつきだそうです。雑誌対談より。)
逸見エリカ副隊長がそんな馬鹿な!という顔をしますが、
「よし、それで行こう!」とまほ隊長。(画面の隅で、シュンとしているエリカさん。)

《野戦~通称203高地~》
試合開始です。
203高地のような丘を挟んで北から大学選抜、南から大洗が攻めます。

大学選抜チームも、北から3方向に部隊を分けます。主力はM26、偵察にはM24・3両)そして島田隊長はセンチュリオンマーク1。
右翼チームのアズミ中隊は、敵をアルデンヌの森(ここでは、勝手にアルデンヌの森と呼称します。)を突破して大洗を包囲殲滅。
左翼チームのルミ中隊は、ハルハ河畔の湿地帯(ここでは、勝手にハルハ河畔と呼称します。)で大洗を突破せずに、敵を釘付けにする。
メグミは、わたし(愛里寿隊長)とともに正面を前進。(島田隊長の手にはタブレット。さすが大学生・)
「こちらルミ、了解。」「アズミ了解しました。前進開始。」「メグミ、中隊を並進させます。」

ひまわり中隊は、敵より先に高地の奪取を企図します。
先に前進させた生徒会チームから「丘には誰もいないよ~(^_^)」と杏会長。
丘を抑えると有利、しかし、分断される恐れもある。
「経験豊富な敵に時間を与えては不利、ここは一気に奪おう。」とノンナ。
「よし、行こう。」とまほ隊長。「はい!」とエリカ。(エリカ嬉しそう。この人、まほ隊長に頼られると嬉しい人なのです。)

203高地よ!」と、のりのりのカチューシャ。
「この人、203高地の意味、わかってるのかな。負ける気?」と無線を聞いてた歴女チーム。
M24チャーフィーの斥候より、大洗が丘へ向かったとの無線。しかし、島田隊長は、ほおっておけ。と。
それは大学選抜チームの罠でした。

あさがお中隊は、大学選抜アズミ中隊とアルデンヌの森で遭遇。知波単チームは、突然、3時方向から攻撃を受けます。
「アリサ、ナオミ、ラビット。敵は、我々を突破する気だよ。『チハタンズ』を援護するよ。」(彼女は、ウサギさんチームをラビットと呼んでます。)
ナオミのファイアフライが火を吹きます。知波単は、また、2両(池田車ともう1両)が突撃して新旧97式戦車を失います。
しかし、ナオミ車も、大学選抜の集中砲火を浴びて「援護不能!援護不能!!」
アリサも動ける車両と纏めて追撃しようと試みますが、履帯破損、砲塔旋回不能に。
敵にアルデンヌの森を突破されてしまいます。

タンポポ中隊は、ハルハ川河畔で大学選抜チームと交戦。
「みほさん、命令を!」とダージリン。ダージリン様が、珍しく、ハッチから、からだを乗り出してます。

「敵は、あさがおとタンポポを潰してきた。」西住みほ大隊長は、味方が203高地を奪取するまで、ここで持ちこたえようとします。「各車、敵の射線に入らないように気を付けてください。」

203高地を占領したひまわり中隊は、左右のあさがお中隊とタンポポ中隊を丘から支援射撃を行うため、位置につきます。
カチューシャが「まほ中隊長、砲撃を命じていいかしら。」
「任せる。」
「せえの~。打てっぇ!」
その時、どこからか、砲撃を受けます。
「ドドーン!!」(「弾着ぅ~!」の声は、大学選抜の弾着観測員の無線の声。)
爆音上映会では、椅子が響きます。
「あ~こちら、『あさがお』。何か上から撃ってきたぞー」と生徒会長の無線の声。(生徒会長は、『ひまわり』中隊のハズ。さすがの会長も動揺している模様。)

二発目の着弾でパンター2両を失います。車長の赤星小梅さん「パンター1号車撃破されました!」、車長の直下(なおした)さん「パンター2号車、行動不能!!」 この2人は劇場版でも恵まれません。
「やられーたー」「やられてませんー」生徒会長とゆずちゃんの声。(TVシリーズでもマウスの砲撃の際に「やられたー」のシーンがありました。)
西住まほ中隊長は、三発目がくる前に、丘からの撤退を決意。黒森峰や3突やヘッツァーに続いて、しんがりは、プラウダの順で後退。

カチューシャの近くに、三発目が着弾。
「私には、当たらないわよ~。かかってきなさ~い!」と空を見上げるカチューシャ。
すると、丘の麓から現れたM26に狙い撃ちされます。
森を突破した大学選抜アズミ中隊が、後方より回り込んできました。カチューシャ、ピンチです。

あんこうチームの4号では、秋山さんが、シュトルムティーガーか、いや、ロケット推進音が聞こえなかった。1トン以上の炸薬だ。
(シュトルムティーガーの写真には、パンチパーマの秋山さんが。)

ここで、急に雨が降り出します。

アルデンヌの森では「これは、うちが欲しかったが、認可されなかったあれか?」とサンダースのアリサ。
「アリサさん、どうしてわかるの。」
「あ、また盗聴?彼氏のタカシの携帯も盗聴して、ふられちゃったの?」一年生チームから、ちゃかされます。
「ふられてないわよ~怒。っていうか、あんた達、なんで知ってるの!」と。話が脱線してます。

カール自走臼砲か?しかし、オープントップの車両を戦車道で認可したのか!」と戦車連盟会長が、文科省に役人に詰め寄ります。
ここで、大砲の迫力ある絵が…。
(この砲は、射撃の人員がいっぱいいるはずなのに、外には誰もいません。
声優さんは、ちゃんと声を入れているのに。絵が、間に合わなかったのな。システム自動化か。
できれば、前線に弾着観測チームのM24からの、弾着修正無線のやりとりを入れて欲しかった。)

あの上から砲撃をなんとかするのが先決だと考えたみほ隊長。
西住みほ大隊長は、生徒会チーム、バレー部チーム、アンティオチーム、継続高校の4両にこの自走砲の破壊を命じます。
「どんぐり小隊、前進!」と勝手に小隊名を決めて、山の向こうに向かいます。(あんた、いつから小隊長になったの?ま、ドゥーチェだからね。)

アンチョビ達は、森の中に大砲を発見。(この橋は、北海道のタウシュベツ川橋梁がモデル?)
「あれ、なんだ~」とアンチョビ。
「カールっすよ。」とペパロニ。
カール・ヴォルフ?(ドイツ軍人)」とアンチョビ。
「違っすよ。カール自走臼砲っすよ!」とペパロニ。

「わがCV33が8mm機銃。カールは600mm。何倍だ~!」アンチョビ。
「割り算もできなんっすか?7.5倍です!」とペパロニ。
「75倍です。」と、いつも冷静なカルパッチョ。

しかし、周りにはM26パーシング3両が護衛についてました。

「4両で突っ込むか!」と生徒会長。
ここで、バレー部チームからの作戦提案。
「この作戦に意味があるとは思えない。でも、彼女達を信じよう。」とミカ。

まずは、継続チームの快速戦車が、護衛のM26を1両撃破、残りの2両を谷へおびき出します。
♪ここで、カンテレの曲♪
ミカは、フィンランドの楽器のカンテレの演奏をしながら、砲手兼装填手のアキに指示を出しています。西住みほ隊長が、常にハッチから乗り出して外を見るドイツ方式、彼女は、潜望鏡から時々、外を見る程度。天性の勘でわかるのでしょうか。

継続車が、M26を引きつけている間に、アンチョビ車は、バレー部チーム車の背中に乗り、近づいてから、カール臼砲へ『必殺!殺人レシーブ!!』でジャンプ。「マズルを撃て~っ!」
しかし、敵に届かずに手前で逆さまにひっくり返しになってしまいます。
次に、生徒会チームから、アンチョビに「チョビー!履帯を回せ!」
「おれに命令するな!!」
「干し芋パスタをご馳走するよ。」
「おー!」と2人。(単純。)
生徒会チームのヘッツァーは、アンチョビ車の履帯の上で加速してカールへジャンプ。
見事、カール臼砲の至近距離から撃破します。
一方、継続チームは、一旦、撃破されますが、履帯を切り離して、車輪だけで、走行。ハンドルを取り替えていますが、履帯走行はレバーで、車輪走行時は、ハンドルに取り替えるのでしょうか。
最後は、自分達も走行不能になりながら、M26を撃破。決めゼリフは『トゥールタ!』(フィンランド語で「発射」の意味。劇場版でのフィンランド語は、この言葉だけだそうです。)
「あとは、皆様の検討を祈ります。」
♪チャラチャラン♪
と言い残して、戦場を去るミカたち。

一方、203高地からの撤退するカチューシャ達。
多数のM26の攻撃の前に、全員の撤退無理。
はじめに、クラーラが、敵を引きつけてつつ、カール臼砲の直撃で犠牲に。
さらに、「カチューシャ様、あなたは、バイカル湖のように透き通った心と、ウラル山脈のように高い志。あなたは、生き残らないといけない。」ノンナもM26の犠牲に。
KV-2チームも「いくべー。」とミーナ&アリーナ、履帯を壊されながら、「まだ、まんだ~。街道上の悪魔をなめんな~!」撃破されますが、カチューシャ脱出の時間を稼ぎます。
ここでの撤退戦は、涙もの。今回の名シーンの一つです。雨が憎い演出に効いてます。
(戦車道は、みんな死なない安全ルールなんです。野球で言えば、送りバントや犠牲フライでカチューシャがホームに帰ってきた。みたいな感じです。
しかし、雨の中、涙、涙のシーンです。

カール自走臼砲の破壊で、一旦、戦場に静寂がおとずれます。

「みほらしくない戦いね。定石すぎる作戦だった。」と、西住まほ。
大洗チームは、部隊を再編して、近くの遊園地の跡地に撤退します。
知波単でいうところの転進です。「後退的、前進?」

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…………………………………………

[2016年2月4日文章改定]

 

 


ガルパン劇場版《あらすじ2》

2015年12月02日 | ガールズ&パンツァー

「花はどこでも咲きます。心さえしおれなければ。by華 編」

潮騒の湯
試合後、ここで、両チーム汗を流してお疲れ様会の開催。
「本日は皆、ご苦労であった。………
そして、私も初撃破を果たし…」
「長い。河嶋~!」と角谷杏会長(3年)は、河嶋桃子広報(3年)の長過ぎる挨拶を制しします。小山柚子副会長(3年)も笑ってます。
「親善試合とはいえ、勝利の味は格別ね。」と湯船でも紅茶のダージリン様。

「もう、出る!」と熱さにたまらずカチューシャ。「百まで数えてから上がらないと、良い隊長にはなれませんよ。」と、ノンナ。すると、クラーラがロシア語で数字を数えだします。「日本語で数えなさいよ!」とカチューシャ。

そこへ、館内放送で杏生徒会長が学校へ呼び出されます。
「何だろ、とにかく、先に帰ってるね。」

お風呂が終わり何も知らない戦車道部のメンバーは学園艦に着くと(あれだけ、破壊されたのに、戦車で自走して帰ってきます。自動車部凄い。)

なにやら、艦内の人々はトラックで引っ越し中。「断捨離ブームかしら」
大洗の廃校は、8月末で決まり。学園艦の解体も決まったとの。
文科省では、「(TVシリーズでの)全国大会優勝すれば、存続する。」は、正式な決定ではない。と。

戦車は、文科省保管と決まった。
みんなは、それぞれ、引っ越しの作業のため、学園艦内部の学校、自宅、寮へ戻ります。

実家に電話を入れる五十鈴華。
「花はどこでも咲くのよ。心がしおれなければ。」と。
花壇には、アサガオ、ひまわり、タンポポが咲いていました。

西住みほ隊長も、大切にしているぬいぐるみのボコを荷物に入れて引っ越し準備完了。
でも、学校と戦車が気になり、学校へと走ります。(走り方が、可愛い)

学校では、戦車部の全員が集まってました。
彼女達も、西住みほ隊長と同じでした。

♪サンダース付属のなんとかマーチ?♪
そこへ、C5Mスーパーギャラクシー輸送機が飛来。学校グランドに着陸、誘導灯は、軍用トラックのライトを転用。

角谷杏生徒会長がサンダース大学付属高校(以降、サンダースと呼称)
と掛け合い、一旦、戦車を預かってもらうことになり、駆けつけてくれたのでした。
「お待たせ~」と陽気なケイ(3年)。「行き先が決まるまで預からせてもらうわ。さあ、準備はいい。ハーリーアップ!」
機内に戦車を載せて、離陸していきます。
なんて、豪快なシーン。爆裂上映館をお薦め。
コクピットもグラスコクピットの演出が憎い。金持ちの学校だこと。ナオミ(2年)が高校生なのに操縦もしてます。
そして、この機体は、大洗の戦車8両を乗せて離陸。

旧上岡小学校がモデルの学校》
大洗のメンバーは、新しい転校先が決まるまで、過ごすことになりました。
「波の音も聞こえないね。寂しいね。」と消沈していると。

♪サンダースのマーチ?♪
あのスーパーギャラクシーが飛来。
低空で、車輪を出して、空気抵抗を増して、空挺用パレットで戦車を空中投下。
「この借りは、高くつくわよ~」とアリサ(2年)。飛び立って行きました。

これで、やっと、戦車道部の練習ができます。といっても、部の存続できるのか…。

各自、保護者から転校手続きの書類に署名捺印してもらわなければなりません。西住みほ隊長も、熊本に帰らなければなりません。
熊本からは、親であり、西住流の家元の反対を押し切ってて転校してきたの西住みほ隊長にとっては、帰るに帰れない故郷でした。

《大洗郊外のボコミュージアム》
里帰りのバス停の時刻を見に行く途中、なんと西住みほ隊長は、五十嵐 華さんの肩越しに『ボコ ミュージアム。ここから500mm』の看板を発見。
(余談ですが、となりには「クビンカ荘」の看板も。)

「こんな場所にあったんだ!」ハイテンションの西住みほ隊長。(でも、ボコ好きなら、この当たりにあることは知っているハズ。)

早速、入ってみると、経営不振で、施設はボロボロ。
他に客は、いないみたい。
(スタッフ無し。無人営業か?)

ボコは、いつもみんなから、ボコボコにされるゆるキャラで、西住みほ隊長が愛してやまない、この作品世界に登場するゆるキャでした。
「まるで、イタリア第10軍みたい。」と秋山さん。

ボコ劇場で、アトラクションを鑑賞。
お約束通りボコは、ヤンチャなネコ達ににボコボコにされます。
「それがボコだから。」
その時、西住みほ隊長と一緒にボコを応援している女の子が。

劇場を後にして、最後に、お土産屋ショップにやって来た西住みほ隊長達。
そこで『最後の残りです。一品だけ。』と書かかれたぬいぐるみのボコを発見。
「これ、いつもの手なんだよね。」武部沙織が言う。

でも、そんなことは関係ない西住みほ隊長。それを手にしようした瞬間、他の子の手が。
さっき、劇場で応援していた女の子でした。年齢は西住みほ隊長より、まだ、更に年下の印象。

西住みほ隊長は、女の子にぬいぐるみを譲ります。
女の子は、礼も言わずに走り去って行きました。人見知りタイプ。
西住みほ隊長は「きっと、恥ずかしがり屋なんだよ。」と。優しい対応。

しかし、その子と、まさか、運命の戦車道対決で対戦するとは、少しも思っていなかった西住みほ隊長でした。(島田愛里寿ちゃんは、タクシーでやってきたのなぁ。)

《熊本》
熊本へ帰省した西住みほ隊長。(なぜか、熊本までの移動は、明治の日本海軍の軍艦です。TVシリーズで大洗から全国大会の抽選会場への往復でも利用してました。)

たまたま、犬の散歩中の姉、まほと出会うみほ隊長。(あんまり、二人とも私服のセンスはよくないね!あ、失礼。)

熊本では、母には会わない西住みほ隊長。
部屋に帰ると、壁には黒森峰のタンクジャケットがクリーニングのビニール袋にいれて吊されてます。
パンツァーファーストには、なぜかリボンが。
もちろん、ボコのぬいぐるみもあります。

部屋で待っていると、姉の西住まほが保護者のサインと印をもらってきてくれます。

西住みほ隊長は、姉の運転するⅡ号戦車で駅まで送ってもらいます。

ここで、西住みほ隊長の回想シーンに。
子供ころから戦車で遊んで、鳥を追いかけたり、当たりくじ付きのアイスクリームを食べたり、池で釣りをして、どろんこになったり、あの頃、思い出します。
(このシーンは、本映画では、一番心温まるシーンではないでしょうか。)

熊本の西住家に、陸自のOH1ヘリが降りてきます。机の上には、大洗名物のお菓子が置いてあります。
メモには『友人よりいただきました。まほ』との、メモ付。おそらく、西住の母も娘の帰省を知っていて敢えて知らないふりをしたのでしょう。

中からは陸自の蝶野さん。(飛行機で東京から熊本空港、熊本空港からヘリか?)
大洗の廃校問題で戦車道連盟や文科省と交渉中の生徒会長が、西住流家元や島田流家元にも味方になってもらおうと動いていたのです。

《文科省》
彼女達は文科省を訪れて、大学選抜チームに勝てば、存続の約束を取り付けます。

《島田流対西住流》
北海道?の広大な演習場。
「状況終了っ!」と島田隊長。
関西地区第二位の社会人チーム『くろがね工業』を相手にシャーマン戦車で敵を全滅させた島田愛里寿隊長。
ポケットから懐中時計を取り出して、「あ、もうはじまっている。録画してきて良かった。」さて、何を録画してきたのでしょう。
夕方のボコ番組?。
もう一つ気になったのが、懐中時計の文字盤には「アクタス」と。(このアニメの製作会社ですね。)

寮に帰ると、母から電話が。
島田流との西住流との勝負でもある、大洗との試合を引き受けなさい。と。
試合に勝てば、「ボコミュージアム」のスポンサーになることを母に約束させます。
ボコのぬいぐるみに、私が助けてあげるね。」と、優しい愛里寿ちゃんでした。

《旧上岡小学校をモデルとした学校》
早速、大洗戦車道部の仮住まいの学校に帰ってきた角谷杏会長は、みんなにそのことを告げます。

「えいえい、おー!」盛り上がる大洗メンバー。
しかし、そこには、厳しい戦いになることを心配する西住みほ隊長の姿がありました。

大洗チームは、戦車道新聞を見ています。社会人チームを敗った記事が。

あ、あの子。大学選抜は、ボコミュージアムで会った、女の子が写ってます。
大学選抜チームに、果たして勝てるのか。でも、ここまで試合をセッティングするのは大変だったことを考え、やはり、やりましょう。と。
「戦車は『火砕流』の中でも進むんです!」(雲仙普賢岳噴火の際に74式戦車が出動したことを言っているのでしょうか。)

ここで、聖グロのダージリンが、各学校の戦車道チームに、何やらモールス信号の無線機で、詩の一節を読み上げています。
「秋の日の ヴィオロンのため息の ひたぶるに 身にしみて うら悲し」(これは、ヴェルレーヌというフランスの詩人の詩。ノルマンディー作戦の暗号ですね。)
「北の地にて、飲みかわし。」と続きます。
その無線を聞いているのは、各高校戦車道チーム。
どうやら、『北の地で、お茶会やるから皆さん、よろしくて。援軍は合計22両よ。』との暗号みたい。

列車で、移動中の知波単、西絹代隊長は「紅茶か~。飲んだことないからな~。楽しみだ。」(今時、飲んだことあるでしょう。)
なぜか、野営しながら、これを聞いている継続チーム。(たぶん、ムーミン谷をイメージ)
「お茶会、楽しそう!」とアキ。
「刹那主義には、賛同できないね。」と、劣勢の大洗を助ける気はない様子のミカ。

ひょっとしたら、大学選抜との試合が北海道で行われるみたいなので、高校戦車道チームは、全員招集?…

 [2016年1年11日文章改定]

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ガルパン劇場版《あらすじ1》

2015年12月02日 | ガールズ&パンツァー

「いつも優雅ですこと by Darjeeling 編」

「パンツァー」とは、ドイツ語で【戦車]のこと。
本来は「装甲」という意味らしいですが、第二次大戦前夜に使われはじめた単語です。
英語ならタンク。
自衛隊発足当時なら特車です。
ローマ帝国ならチャリオットぜよ。
この頃のドイツでは、新しい軍事用語が沢山生まれました。

それでは「パンツァーフォー、戦車前進。」あらすじ紹介です。
※これは、ブログ管理人が、立川シネマ2での爆音上映3回鑑賞を含めて10回くらい鑑賞した後、記したものです。


※一部、記憶に誤りがありますがご了承お願いします。

※ネタバレ注意です。

……………………

本編開始前に
「3分ちょっとでわかる!!ガールズ&パンツァー」で、デフォルメTypeの西住みほ隊長(2年)(日本陸軍の軍神と崇められた、西住戦車隊長が名前の由来です。)から、これまでのTVシリーズの解説があり、
「うまく説明できたかな」
「ミポリン、バッチリだよ」
「それでは、5人揃って、パンツァーフォー!」
その後、

配給会社の「ショーゲート」のタイトル。
そして、本編119分がスタート。
…………………………

【アヴァン】
いきなり、紅茶を注いだカップの絵のアップから始まります。
紅茶の茶柱が、ひとつ立ち上ります。
紅茶を飲んでいたのは、もちろんこの人、聖グロリアーナ女学院〈以降、聖グロと呼称〉、戦車道部の隊長ダージリン(3年)。


「英国の言い伝えでは、紅茶の茶柱が立つと、素敵な訪問者が現れるそうよ。」と、
「もう、現れてますけど・・・素敵かどうか悪いは別として(汗)」と、装填手のオレンジペコ(1年)。
「今回は、スコーンを割るように簡単にはいきませんね。」と、砲手アッサム(3年)。

と、戦車内の映像は、砲身へ、更に、戦車の外側へと画面が引いて、ゴルフコース全体から4号戦車に乗る西住みほ隊長まで、引きの画面。最後は、西住みほ隊長まで、カメラが引いたら、みほ隊長が、こちらを振り返りカメラ目線。

聖グロの戦車4両(ダージリン、オレンシペコ、アッサムが乗るフラッグ車のチャーチル歩兵戦車、ルクリリの乗るマチルダ2歩兵戦車を含む3両)は、ゴルフ場のバンカーで県立大洗女子学園〈以降、大洗と呼称〉チームの戦車に包囲されています。

正面の大洗と知波単学園〈以降、知波単と呼称〉連合チームの各車両だけでなく、バンカー右に97式中戦車、バンカー左にはヘッツァ-駆逐戦車3号突撃砲が包囲。

この包囲網に楔を打ち込まんと、聖グロとプラウダ高校〈以降、プラウダと呼称〉連合チームのプラウダ各車7両が大洗の後ろから迫ってます。
また、左側面からは聖グロのクルセイダーMk34両も。
その、大洗の後方を守るのは、B1bisポルシェティーガー〈以降、Pティーガーと呼称〉、95式軽戦車〈以降、95式と呼称〉。

そう、今日は大洗の全国大会優勝記念エキシビジョンマッチなのです。
もちろん、会場は大洗ゴルフ倶楽部。
彼女達にとっては凱旋試合。

相手は、聖グロ&プラウダの連合チーム。
大洗は、知波単との連合チーム。
(知波単〈チハタン〉学園の由来は、97式戦車の秘匿名・試作名が、中戦車の「チ」、イロハの「ハ」、「チハ」と呼ばれています。
陸軍関係者や一部マニアからは、愛称チハタン(タンは、タンク。)と呼ばれています。
参考までに、自動車部チームの89式戦車は「チイ」です。ネットゲームチームの3式戦車は「チヌ」です。)

♪フィンランドの楽器カンテレのBGM♪
ゴルフ場のはずれには、継続高校〈以降、継続と呼称〉のトラックが。
「エキシビジョンかあ。かっこいいよね。」とアキ。
「かっこいい?それは戦車道にとって大切なことかな。」とカンテレを弾きながら、ミカ。
「じゃあ、どうして、ミカは戦車道をやってるの?」と、アキ。
「戦車道には、人生に取って大切なことがいっぱい詰まってるんだよ。それをみんな気づいていないだけなんだよ。」とミカ。
この言葉が、今回の映画のメッセージなんですね。

バンカー内の敵戦車に、敵の援軍プラウダが到着する前に、決着をつけたい西住みほ隊長、隊長車は4号戦車、あんこうチーム。
「バンカーの彼女達、一向に動かないね。」と、通信手兼前方機銃手でムードメーカーの武部沙織。
「多分、紅茶でも飲んでいるんじゃないでしょうか。私達も緑茶でも頂きます?」と砲手で茶道家元の令嬢の五十鈴 華。
「私、ミルクセーキがいい。」と、いつも、眠そうな操縦手の冷泉麻子。

「牛乳でも卵でも、なんでも、クーラーボックスにありますよ。」と装填手でミリタリーに詳しい秋山優花里。

せっかく、敵を分断したのか・・・・たまたま、プラウダが時間に遅れたのか…。
どちらかわかりませんが、敵の動きが少し心配の西住みほ隊長。

大洗の後ろに、プラウダチームが迫っています。
無線では「到達まで、あと5分ってとこかな。でも、それまで持たないからね。」と自動車部チーム・Pティーガーの中嶋車長。
このままでは、形勢逆転されかねません。

バンカーの左のかなた後方を双眼鏡で見ながら「皆さん、射撃を止めて下さい。各車両、慎重に前進します。地形を利用しながら敵と間合いを詰めてください。」

首に付けたマイクに「それでは、パンツァーフォーっ!」と、吹き込みます。

しかし、なぜか、知波単の車両は、ポカンとして、動きません。
知波単の隊長の西絹代隊長(cv.瀬戸麻沙美)は、前進してきた西住みほ隊長に「あの~、パンツァーフォーって、なんでありますか?」
「戦車前進って意味です。」
「あ、なるほど、わかりました。戦車前進!」
知波単のみんなも、前進は大好きそう。「戦車前進!」、「戦車前進!」

「大丈夫か~、知波単。」と杏生徒会長。
「みんな真面目そうですから。」と、副会長のゆずちゃん。
それぞれに「戦車前進。」

「それでは、気を取り直して、もう一度、パンツァーフォーっ!」

~♪ここで、「ガールズ&パンツァー劇場版」のタイトルが♪~
いつもの、マーチ風テーマ曲です。

【本 編】
《大洗ゴルフ倶楽部》
バンカー前で位置についた大洗チーム。
全車両から射撃準備完了の無線が。
「全車両、砲撃開始!」

まず、あんこうチーム4号戦車砲手、五十鈴華さんが、マチルダ1両撃破。

知波単池田も「知波単2号車、マチルダ2命中!」。マチルダ1両の後方から撃破!
「お~聖グロリアーナ撃破!」と細見97式(旧砲塔)車長(cv.七瀬亜深)。
「快挙であります。大戦果であります!」と細見車の寺本通信手(cv.葉山いくみ)は、97式携帯写真機(通称:軍用リリー)を手に撮影。
「すごいなー。聖グロから白旗なんて、スチュワート戦以来の快挙だ。」と西絹代隊長。
マチルダ計2両に白旗。

「西殿!あとは、突撃あるのみです。」名倉・97式(新砲塔)車長(cv.石上美帆)。
みんなも「突撃だ」と。
「う~ん」と西知波単隊長。西住みほ隊長の慎重な作戦に、しびれを切らした知波単各車両は、学園伝統の「突撃」を敢行します。(知波単のメンバーは、西絹代隊長の言うことを聞きません。まるで、『蒼き鋼のアルペジオ』の霧の生徒会艦隊のようです。)

「知波単の伝統。突撃っ!」
「見事、散りましょうぞ!」
「今、散ってどうする!(汗)」と、西絹代隊長。
しかし、最後は「ま、いいかぁ。」と、押しきられてしまいます。(このあたりは、旧日本軍への皮肉ですね。)
知波単は、過去に全国大会でベスト4になった際には、決死の突撃で勝った伝統があり、それ以来、同校では突撃戦法が伝統技となっているそうです。
バンカーへ向けて6両(西、細見、名倉、池田(cv.多田このみ)、久保田(cv.大地葉)、そして玉田)が突撃。


しかし、ダージリン車とルクリリ車の正確な砲撃により、次々に知波単各車は擱座していきます。(さすが、アッサム。)
西絹代隊長は、次々に散っていく部下たちを前に「これで良いのか。いや、良くない。」と自問自答。
この答えは、大洗市街地戦、そして、映画後半の戦闘へと続く。戦車道は、彼女達の「人生に大切なこと」を教えてくれます。

後方で、プラウダチームから戦線を守ってきた自動車部チーム達。
その中の知波単の2両も「我が知波単・第一中隊は、既に突撃したらしいぞ。」浜田・97式(新砲塔)の車長(cv.井上優佳)「よし突撃!」「とらいでか!」1両は突撃しますが、坂を下ったところで、装甲の薄い、上部を撃たれ、やられます。

95式に乗るメガネっ子、福田ちゃん(cv.大空直美)も「行かせて下さいっ!」と。しかし、「アグレッシブに攻めるのもいいけど、リタイアしたら終わりだよ。」と、自動車部。風紀委員チームのソド子も「命令は、突撃ではなく、撤退です。命令は、規則と同じよ。規則は、守るためにあるのよ。」(映画と終わりの方では、規則は破るためにあるのよ。と、『時には、臨機応変』にと、アンチョビチームと伴にT型定規作戦で戦います。彼女達も戦車道から学ぶことになります。)と、95式を後ろから押して撤退させます。


一方、時間は押しているが、作戦通り運んでいる聖グロ側。
「スコーンは、勝手に割れましたわ。」
「それに、サンドイッチも、まもなく完成しますわ。」と余裕のダージリン様。
ゴルフコース後方からは、カチューシャ率いるプラウダ高校の各車両(7両)が現れ、防衛線を突破。
プラウダからは、T34/85(車長カチューシャの1両。砲手クラーラの1両。他の子が乗る4両。)、IS-2(砲手ノンナ)。あと1両は、この後で登場。
「待たせたわね。ダージリン。」とカチューシャ(3年)。
「お紅茶が、冷めてしまいましたわ。」と、ダージリン。
「迂回すれば、良かったのだけです。」とノンナ。
「うるさいわね~!」とカチューシャ。
ノンナとクラーラは、このゴルフ場で勝負をつけるのかと、ロシア語で話しています。
「あなた達!日本語で喋りなさいよ!!」「はい」とノンナ。

態勢を建てなおすため、西住みほ隊長は、一旦、ゴルフ場の右手から撤退し市街地へ。

♪カンテレのBGM♪
観戦している継続のミカとアキ。
「なんだ、あれだけ優勢だったらのに。」とアキ。
「人は、いつも間違いを犯すの。でも、その教訓をどう活かしていくかが、問題なの。」
♪チャララン♪。とミカ。

《大洗町  市街地》
ゴルフ場を後にした、大洗チームは、大洗の市街地に移動。
今度は、野戦から、得意の市街地戦です。

敵を分散させる戦法でしたが、今回の敵には通用しません。
「黒森峰には通用しても、私達には通用しませんわ。(TVシリーズ#11参照。黒森峰の各車は、フラッグ車以外を追いかけて、バラバラになってしまいます。)」と、ダージリン。

クルセイダー巡航戦車4両を率いるのは、ローズヒップ(1年)。劇場版から登場のニューキャラ。

快速を活かして、映画スクリーン狭しと西住みほ隊長車を翻弄します。

『重戦車キラ~』を自負する。一年生チームは、プラウダの最後尾車のノンナのIS-2に体当たりして、行く手を阻みます。しかし、逆に弾き飛ばされます。(TVシリーズ#12最終回でも、最後尾のエレファントや、ヤークトティーガーと戦うシーンを思い出させるシーンです。)
そこへ、チームメイトでいつも、ぼんやりキャラの丸山紗希ちゃんが何か窓の外を指さしています。
「みんな、紗希が、何か言ってる。」(TVシリーズ#12最終回で黒森峰のエレファントの「装甲の薄い、薬莢を捨てる後部ハッチ」を狙うアイディアを思い付いたのは紗希です。)
このピンチの状況で素晴らしいアイデアかと思いきや「あ、蝶々っ~」。(ひらひらと、蝶々が飛んでます。)

一同、ポカン・・・・と。
ノンナの大砲で見事に撃破!されます。
無線でカチューシ隊長から「ノンナ、遅れてるよ!」彼女は無表情で「はい。」と、だけ。

『OY12(おーわい・ひと・ふた)地点』こと『大洗町役場』前の交差点での防衛ラインでは、自動車部やネットゲームチームが待ち伏せ。
そこへ、西住みほ隊長車を追ってきたプラウダの戦車部隊の先頭のT34を自動車部のPティーガーが1両撃破。
続いて、ネットゲームチームの3式戦車もT34を撃破。「やったぴょん!初撃破!」

「隊長どうします。」ノンナ。
「こんな、ちっちゃい連中。刻んで、刻んで、ピロシキのお惣菜の具にしてやるのよ!」「ノンナ、先鋒!」と強気のちっちゃい隊長。

ノンナとクラーラは「西住みほ隊長は、この防衛線に、我々を引きつけている間にフラッグ車のダージリン車を狙う。」と考え、クラーラ車にダージリン車の護衛を委ねます。ノンナのIS-2重戦車は盾となり防衛線へと前進。

一方、クルセイダーのローズピップは、4両を率いて西住みほ隊長車を追います。
「先頭車、何をしていますの。ダージリン様のお紅茶が冷めてしまいますわ!」しかし、先頭車は4号に撃破。
「バニラは、後ろへ!グランベリーは一緒に追いますわよ!」
バニラも後進の最中に4号に撃たれます。グランベリーとローズヒップは4号を両サイドから挟み撃ち。しかし、急停車で逆にグランベリーは撃破されます。一人だけになったローズヒップは逃走。

OY12地点を守る自動車部チーム・中嶋車長は、そろそろ潮時と、撤退命令をだします。
しかし、西絹代隊長の戦車は、他の日本戦車の無線と同様、無線があまり役に立ちません。撤退の無線を突撃と間違ってひとり突撃してしまいます。
「突貫!」が、しかし、プラウダのIS-2戦車にあっさり撃破されます。(これで、知波単で残っている戦車は、メガネっ子の福田ちゃんだけになりました。)


ロシア民謡の一週間を鼻歌混じりで歌うノンナに自動車部のPティーガーも撃破されます。

ローズヒップは、OY地点を突破してきたプラウダチームと合流。「形成逆転ですわ~ホホッ!」一緒に西住みほ隊長車を追いかけますが、クラーラ車は、角を曲がりきれずに、脇の割烹旅館『肴屋本店』に突っ込む寸前、ギリギリこらえて止まります。
「ふ~。冷や汗」と、クラーラ。
しかし、後ろから走ってきたローズピップは、クラーラの砲撃で倒れた信号機にぶつかり「あれ~れ~っ!」と、先に停車していたクラーラ車に後方から激突して、旅館ごと爆発炎上。(この旅館はTVシリーズ#4でも破壊されました。そして、これだけ、炎上しても、みんな、生きてます。しかも、ローズピップは、海岸の戦いに復活してきます。不死身の女ですわ。)

バレー部チームと知波単・福田車を追いかけるマチルダ戦車のルクリリ。(出番の少ない彼女ですが、じつはルックスは可愛いでんすよね。)
発砲禁止地区の大洗アウトレットを通り抜け、「アヒル殿、次の作戦は?」福田ちゃん。「次Dクイック、試してみっか~」とバレー部チーム。


次はTVシリーズでおなじみの、例の『立体駐車場』へ。
TVシリーズ#4で、マチルダ戦車を騙して成功した例の立体駐車場です。(騙したのは成功でしたが、実際は後部予備燃料タンクの火災を発生させただけで、その後、マチルダの反撃でバレー部車が撃破されてしまいました。)
「今度は、騙されるかぁ!」(顔のわりに言葉使いが荒いルクリリ。)と、初めから、砲塔を後ろに向け、予想してたが、ところが、今度は右側の立体駐車場から福田車が現われ、撃破、白旗。
おそらく、福田ちゃん、初撃破。


大洗磯前神社まで、西住みほ隊長車を追いかけたカチューシャ&ノンナ、階段を降りて、海岸線へ逃げられます。(海岸線には、なぜか上陸阻止のバリケードあり。)
「『まほーシャ』無茶して!まほーシャに出来ることは、カチューシャにも出来るのよ。」と階段を続けて降ります。
「はい。」と、ノンナ。ノンナは、神社に一礼してます。(この神社は、戦の神様。)

一方、生徒会チームと風紀委員チームは、橋の上で待ち伏せ。ネットゲームチームが、プラウダT34/85を引き連れてきたところを、橋上から撃破。「風紀アタック!」(風紀委員チーム3人は、ひとりの声優さん井澤詩織が担当です。)

大洗チームは、聖グロのダージリンを発見し、追いかけて海岸線へ集結。
「頼れる同士の元に、引っ張りだして。」とカチューシャ。「頼れますかね。」とアッサム。
(TVシリーズ#9のプラウダ戦でもカチューシャの同様の発言、しかし、頼りのKV-2は、あっさり撃破されます。それを聖グロも観戦していました。)

今度は、海からは、KV-2が現れます。ニーナとアリーナなど、田舎っぽい女の子チームです。カチューシャからは『カーべーたん』と呼ばれてます。「頼れる同士。」
海岸線の大洗シーサイドホテルや大洗ホテルが次々と砲撃の流れ弾で破壊されていきます。凄い、火力。重いので砲弾と薬きょう分離タイプ。
しかし、なぜ、海から現れたのか不明です。ギガント、つまり怪物と呼ばれてましたので、怪物は海から登場させたのでしょうか?
ゴルフコースには、最初からいなかった?

しかし、足元の悪い、砂地で砲塔を旋回します。トップヘビーのこの戦車。バランスを崩して、戦車ごと横転します。白旗。

プラウダの各戦車も海岸線に到着しますが、歴女3突はプラウダの戦車に追いかけられます。歴女リーダーのカエサル(たかちゃん)は、「『ひなちゃん』、もとい、『カルパッチョ』直伝、CV33タ~~ン!、ナポリタ~~ン攻撃!おりょう、行くぞ!!」(スピンターンして、追跡車を撃破する作戦でしょうか。アンツィオ高校のカルパッチョと歴女のカエサルは幼なじみ。カルパッチョは、カエサルを「たかちゃん」と呼びます。スピンターンとナポリターンを掛詞。)
しかし、弾ははずれ、逆に3突は速度を失速。T34/85に横に並ばれ、砲塔のない3突は真横の敵には砲撃てず、装甲の薄い側面を撃破されてしまいます。

生徒会チーム広報のももちゃん、『初撃破』を狙いますが、フラッグ車を狙ったハズが、「真打ち登場っ!」と、再度、現れたローズヒップが、右前方の土手を使って、前方へジャンプしたところを、偶然に命中。(せっかく、海岸の戦いに復活したのにローズヒップは、いいとこなし。)でも、ももちゃんは初撃破。

最後は、西住みほ車と、ノンナ車、カチューシャ車、ダージリン車だけになります。(95式と89式は、砂浜から駐車場へ上がれませんでした。生徒会チームはどこに・・・)

突然、「カチューシャ、よろしくて?」とダージリン。

「仕方ないわね。」と、カチューシャ。何か、作戦が…。

西住みほ車とダージリン車は、それぞれ、反対側から駐車場への階段を昇ります。
上には、カチューシャ車が待ち伏せ、すぐにカチューシャ車を砲撃命中。しかし、煙りの向こうには、カチューシャ車を盾にしたダージリン車の姿が。

すぐに、気づいた西住みほ隊長は、砲手の五十鈴 華さんに「次っ!」と砲撃を命じますが、ダージリン車のわずかに左にハズしてしまいます。

ほぼ、同時にダージリン車も砲撃し、西住みほ車に命中、白旗。
「4号、大洗、フラッグ車撃破!」と審判の蝶野さん。
ダージリンのフラッグ車が残り、グロ&プラが勝利します。

♪フィンランドの楽器のBGM♪
アキ「あ~、大洗、負けちゃったね。今回は、うちは、なぜ、参加しなかったの?」
ミカ「今は、その時じゃない。人生には、必要な時とそうでない時があるの。今はそうじゃない。」
アキ「なにそれ~?」

[2016年1月11日文章改定]

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