祇園精舎

気の向くままの徒然日記

過去と未来の写真

2008年11月03日 | ひとりごと
少し前に棚に閉まっているアルバムをフッとした拍子に開いた。

父は写真を撮るのが好きでたくさんある。
その中で自分の幼き姿から郷土を離れるまでの姿がそこにあった。

一瞬にしてタイムスリップした感覚になるものの、家族が一緒になって写った写真は驚くほどない。

父以外は写真に写るのは興味がなかったのだが、今となっては全員が一緒に写った写真が希少なもので誰が撮ってくれたのだろう?
過去を振り返るには大事なものなんだなぁと思える。





サービス業に転じてお客と接する機会ができた。
これは好きでないと辛いことで自分にとっては苦手だと思える。
実際、人と接するのは未熟でミスは多々ある


現職場は人が集まるところなのでお客達は各々で写真を撮ることがある。

そんな時、アルバムのことを思い出して…

家族連れ、友達、カップル、わからん団体…色々あるけど
みんなで写った写真が目の前のお客にとって希少な思い出になるのではないだろうか?と考える

三脚がなければ一人は確実に写らない。


「よろしければお撮りしましょうか?」


この何気ない一言で結構喜んでくれる。

写真家の撮影のようにオーバーにしてウソのように自分も笑って相手と話をして…

「ありがとう」と最後にいってくれて、自分は手を振って別れるようにしてる


そして少しは人の役に立ててるのでないかな?と思えて
何気ない一言を言えれるようになれたのも苦手だと思えたサービス業に少しは向き合えたのではないかなと感ずる


奇妙な方も中にはいて
「お兄さんと一緒に撮ろう」っていってくれる人もいてて…その時はこっ恥ずかしくて恐縮するけど、図々しく撮ってもらう。
今日もカップルで怖そうな人だったけど話をすると明るい人で、一緒に撮ってもらったんよ



素人だけどボクが撮った写真、誰か一人だけでも大事に残してくれたら冥利に尽きるわね



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
記念写真 (タケさん)
2008-11-04 09:55:48
オイラも、良く頼まれますが、
一枚では無く、2カット撮ってあげる様にしてます。
誰か目つぶりしてたりしますから。
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たけさん (えてきち)
2008-11-04 21:51:38
相手のことをより深く考えて…
流石は迷カメラマン!

撮るときってどう声をかけてます?

ボクは「3・2・1・ハイ!」カシャ…って感じだけどこんなのでいいのかしらん?

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