ヘタレてますが、何か?

G-PROJECT店長「K氏」のブログ。
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大切なのは内容

2006-08-02 12:16:10 | ディメンション・ゼロ
何だか奇跡のような事が起きて、昨日は2週間連続でお休みをいただきました。
決して暇だった訳では無いので、まさに奇跡的なタイミングでしたよ。

さて、その休みの間にディーゼロ界に色々と動きがあったようです。
その中でも「幽鬼の谷」「シャドーソウル」の制限が最も大きなニュースでしょうか。
この制限は大歓迎ですね。
だって、トロールバレーって詐欺みたいなデッキなんだもん・・・w
上手い人が使うと、ほぼロック状態。
始めたばっかの人が、こんなデッキにロックされちゃうと、正直やめたくなっちゃうんじゃないかって思ってたくらいなのでトロールバレー崩壊は俺にとっては嬉しいニュースですね。
クレーターミュラーにせよ、トロールバレーにせよ、ロックしちゃうデッキは強いけど、対戦側としては、こんなつまらないデッキは無いですからね。
まぁ、黒単を好んで使っていた俺にとって「シャドーソウル」の制限は激痛なんですが・・・w
それでも1枚は入れることができるので良しとしましょうか。
シャドーソウル嫌いの常連「AGO」の喜ぶ顔が浮かんでムカつきますが・・w

次に、これは既に知っていた事なんですが、セカンドセンチュリーから加わる絵師さんの話題。
CLAMP、K2商会、副島成記、駒都えーじ、トニーたけざき、七瀬葵、山田章博などの有名作家が加わるとのこと。
正直言うと、この辺にちょっと疎いもので、俺が知っているのは「CLAMP」「K2商会」「トニーたけざき」だけです。
「K2商会」や「トニーたけざき」はガンダム関連で知っている程度。
で、某巨大掲示板で「萌え要素は不要」的な発言を幾つか見ましたが、正直どの作家さんが萌え絵師なのかピンときません。
「CLAMP」がそうなのは知っていますが、他の作家さんにもいらっしゃるのでしょうか?
前にも言ったかも知れませんが、俺はどうでもいいって言うか、むしろ肯定派です。
全体の数%に萌え要素があっても全く変わらないと思うんですが、何故否定論者の方はムキになるんでしょうかね??
大切なのは内容であって、イラストでは無いでしょう?

ディメンション・ゼロは、とても素晴らしいゲーム性で、楽しいゲームです。
既存の国産ゲームの中ではシステム面で他を圧倒している感があります。
事実、ルールを教えたり、お勧めしたお客様の95%くらいは「楽しい」「奥が深い」と言ってくださり、90%くらいのお客様は、ユーザーとしてゲームを続けていただいております。
ですが、正直な感想を言えば、なかなか大ブレイクしてくれないもどかしさもあります。
ガチプレイヤーとライトユーザーの温度差が、かなりあることも事実です。
大きな盛り上がりを見せているのは「東京」「大阪」と言った大都市だけと言う感も拭えません。
すなわち大都市と地方都市の温度差も間違いなく存在している訳です。

そんな状況の中で、どんな入り方にせよ、ゲームを始めてもらう動機付けとして「萌えの要素」を加える事は悪い事でしょうか?
俺はそうは思いません。
少しでもプレイヤーが増える可能性があるなら、どんどん行うべきだと思います。
こう言うと「萌えの要素が入るならやめる」って言う人が絶対に出てきますが、俺はそんな人たちに聞きたいです「萌えの要素が入るとゲーム性は変わってしまうんですか?」と。

以前、当店で「Lycee」が、かなり流行った時期がありました。
これって、イラストどころか題材自体が「萌え」ですよね?
でも、やっていたプレイヤーは純粋にシステムが楽しいと言ってプレイしていた人が多かったんです。
当時は、ガンダムウォーに匹敵するアイテムが登場か?と喜んだものです。
残念ながら訳の解らないほどエラッタが乱発され、衰退してしまいましたが・・。

何が言いたいかと言うと一番大事なのはゲームシステムと楽しくプレイできる環境の維持なんですよ。
この二つがきちんとしていないと、絶対と言っていいほど発展しません。
この二つをきちんとやってくれるブロッコリーさん、中村さんは、良くやっていただいていると思いませんか?
萌え反対論者の方々も、ディメンション・ゼロが楽しいと思ったから始めたんじゃ無いんですか?
このゲームの製作側は、ユーザーの意見を必ず受け止めてくれます。
批判するのは、すぐにできます。
もっと、建設的な意見を出してみませんか?
それが、ディメンション・ゼロを発展させ、もっともっと楽しくする最大の方策なんですから。