「皇貴妃の宮廷」あらすじと感想 泥沼の中国歴史ドラマ 第１話

雨上がりの宮殿です。
皇后・索爾娜（ソルナ）は、蝶の鑑賞会でお気に入りの腕輪をみせびらかそうと、侍女たちと話しています。皇貴妃の宮廷 DVD
侍女たちも皇后をおだてて、気に入ってもらおうと必死です。
太監と呼ばれる宦官の召使たちは雨のしずくをぬぐうため、一生懸命拭き掃除をしています。
皇后がしずしずと歩を進めると、突然、足元が滑って、ころんでしまいます。
本人にはけがはありませんが、自慢の腕輪が割れて粉々です。
皇后は、そのあたりを拭いていた太監をお仕置きします。
杖刑５０回を命じますが、途中で太監が震えだします。我的前半生 DVD
あと８回も打つと死んでしまいます、と刑を執行していた兵が訴えます。
「死んだところで知ったことではないわ」と皇后は冷淡です。




５０回の刑を終えると、太監は息をしていませんでした。
「何ですって、死んだの。皇貴妃の宮廷 あらすじ
まったく、縁起でもないわ」
でも、かわりの装飾品はいくらでもあるから、と侍女に選んでくるよう命じます。

皇帝・順治（じゅんち）帝は江南へ行く準備で気分が浮き立っています。
侍従の英格爾（インガル）も、江南の女子の美しさを期待してワクワクしているようです。
女子を見たいから浮足立っているのだな、と順治帝は冷やかします。
「朕も同じだ。酔玲瓏 DVD
江南は美人を生むという。
ぜひ見てみたいものだ」

順治帝の妃嬪には満洲族や蒙古族の女性ばかりで、漢族の女性はいないのです。
「確かめてみたい」と気が逸ります。