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獨協大学 鉄道研究会通信

獨協大学 鉄道研究会がお送りする、活動報告のBlogです。

卒業と引退のご挨拶

2017-03-31 23:12:51 | 会全体
皆様ご無沙汰しております。
初代会長・・・Twitterをご覧の方は「会計担当の中の人」の方が通じやすいでしょうか。
こうしてBlogを書くのも随分久々です。
過日、3月20日をもって獨協大学を卒業し、この鉄道研究会から離れることとなりました。


2013年の私の入学と同時に、高校時代の先輩とともに「できるならやってみよう」の意向の下で始動した鉄道研究会。
ポスターを作り、人を集め、顧問の先生を見つけ、愛好会本部の役員の方と面接をし・・・なんとか愛好会の新規サークルとして立ち上がったのが2013年6月のこと。

廃部から10余年が経ち、部室はおろか雑誌の一冊すら残されているものはなにもありませんでした。ただただ、手元にあるのは中高時代の鉄道研究部で養った運営ノウハウの片割れのみ。とにかく雄飛祭で鉄道模型のレイアウトを展示することを第一の目標と据えました。
しかし学内で貸し出される施設はモジュール制作に向いていない。はてどうしようと考えた末、モジュールをそれぞれの家で作ってもらい、当日持ち寄って連結する形式を思いついたのでした。もっとも、個人的な負担は大きくなりますがね。

気付けばあっという間に初めての雄飛祭

戦略的に学内スタンプラリー企画の“獨協Walker”に参加したことが功を奏したのか、初年度から意外や意外、いきなり1,883名ものお客様にご来場いただきました。
メインである鉄道模型の他に、実車で使用されていた部品の展示やプロジェクターを使用した運転シミュレーターの体験も。やはりこの手の展示に体験系は欠かせません。


それからのこと、2014年度には新歓イベントを含めた鉄道博物館への見学会2回目の雄飛祭出展と初の機関誌の発行を実施。


2015年度は大型イベントが続きました。5月にはOBのみなさまとの泊まりで模型運転会、12月には獨協中学・高等学校鉄道研究部,獨協医科大学鐵道研究愛好会と合同で富士急行線にて貸切列車の運行を実施。
特に後者は、獨協学園構成校で同一系統の部活動・サークルが合同で一つの行事に携わるという、獨協学園130年の歴史で初とも言われる企画でした。


そして2016年度、私は就職活動。アドバイスなどは行うも、基本的な運営は後輩に完全に託す形に。
新歓イベントはクイズ形式でお題の駅を巡るものとなり、雄飛祭以外でも武蔵浦和コミセンまつりへの出展など、徐々にではありますが発展的な活動を行い、学友会活動奨励賞を受賞(獨協大学公式ニュース)するまでに至りました。


そして2月19日、私の現役時代最後のイベントとして、埼玉大学鐵道研究会,工学院大学鉄道研究部との合同で実施した伊豆箱根鉄道駿豆線での貸切列車運行を実施しました。
それもただのイベントじゃありません。鉄道研究会としてこの4年間、特にお世話になった皆様方をお呼びし、私個人的にも万感の想いを込めて全力で運営しました。


なにがそこまで自分を動かしたのか--もちろん、趣味だからというのもあるかもしれませんが、
自分自身が楽しめるものを、周りの皆さんにその楽しさを知ってもらったり、
自分自身が考えに考え抜いたことで、ワクワクしてもらったり、笑っていただければ、これ以上の喜びはないと感じるからでしょうかね。

そして、それを実現できたのは、チャレンジしたいと思ったことをすぐに取り組むことができる獨協大学の学友会という環境と、支えて下さった関係各所の皆さまのおかげです。
時には大変なご迷惑をお掛けしました。
会員の皆さんには無理を言ってしまったこともあったかもしれません。
でも、たった2人の提案から始まった鉄研はここまで成長することができました。

創立した代の手を完全に離れた獨協大学鉄道研究会は、今後どのようなカラーに染まっていくことでしょう。
ますますの発展を願いつつ、引退のご挨拶とさせていただきます。

それでは、またどこかでお目に掛かりましょう。

今後とも獨協大学鉄道研究会への変わらぬご声援のほど、よろしくお願い致します。



2017/3/31
獨協大学鉄道研究会 初代会長
小関 健介

鉄道研究会への入会のご案内

2017-03-29 18:27:04 | お知らせ
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます!
鉄道研究会では、普段は会員同士で鉄道や旅について語り合い、雄飛祭が近づくと、展示に向けてモジュールレイアウト(鉄道模型)の製作や機関誌の作成をしています。
また、時には他大学の鉄道研究会と合同で貸切運転会を行うこともあります。

「普段、具体的にどんな話をしているの?
特にこれといった話題はありません。通学や旅行の話からマニアックな話題までさまざまです。みんなで鉄道や旅について語り合いましょう!

「鉄道模型なんて持ってないよ…」というあなた!
心配は無用です!鉄道模型を持っていなくても、もちろん入会できます!大学から鉄道模型の世界へ飛びこんでみる…なんていかがでしょうか?

「モジュールレイアウトなんて作ったことないよ…」と思っているあなた!
ご安心ください!初めての方でも、会員が丁寧に作り方をお教えします。実際、大学から模型製作を始めたという会員もいます。

【入会をご希望の方】
<新歓ウィーク期間中(4月1日から4月5日まで)>

学生センターから天野貞祐記念館(A棟)を結ぶ大きな通り(各部活・サークルのブースが並ぶところ)周辺で、プラカードを持って歩きまわります。
見かけた際には、ぜひ声をお掛けください!
<新歓ウィーク終了後>
部室(学生センター4階412号室)に直接お越しください。

学生センター1階にあるデジタルサイネージにて、鉄道研究会の動画を流しておりますので、そちらもぜひご覧ください。
(たくさんの団体が出しているのでいつ出てくるか分かりませんが…)
 
入会説明会は日程が決まり次第、こちらとTwitterにて発表するので、要チェック!

それでは、鉄道研究会へのご入会をお待ちしております!

伊豆箱根鉄道駿豆線で貸切列車を運行!

2017-03-12 20:50:32 | その他イベント報告
こんにちは。伊太郎です。
暖かな日差しで春を感じる今日この頃ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

さて、今回は2月に行われた伊豆箱根鉄道駿豆線での合同貸切列車の模様をご紹介します。

その前に、伊豆箱根鉄道駿豆線をちょっとご紹介…。
伊豆箱根鉄道駿豆線(通称:いずっぱこ)は静岡県の三島駅から修善寺駅までを結ぶ路線。
沿線には、伊豆長岡や修善寺などの温泉街や2015年に「明治日本の産業革命遺産」として世界遺産に登録された韮山反射炉があります。
また、「ごめんね青春!」や「逃げるは恥だが役に立つ」などドラマにも登場する路線で、ご存知の方も多いのではないでしょうか?
 

一行は三島駅に集合しました。
お天気にも恵まれ、絶好の旅行日和。


乗車証などの配布と主催者からのあいさつを行い、いざ入場。
ホームには伊豆箱根鉄道1300系1301編成「イエローパラダイストレイン(YPT)」が待っていました!


もとは西武鉄道101系として活躍していた車両。
2008年に伊豆箱根鉄道が譲り受け、昨年12月から「黄色×ベージュ」となって運行されています。

車内の様子。2号車では各校のPRスペースが用意されました。
 

途中の三島田町駅で少々停車。
駿豆線は10~20分間隔で運転されており、通勤・通学で利用される方が多く、三島から新幹線で東京へ通勤する方もいるのだとか。
停車時間を利用し撮影タイム!今回もヘッドマークが装着されました。


三島田町駅を出発し、大場駅へ。
車庫の見学撮影会を行いました。

工場内では普段は見られない場所ということもあり、工場の方のお話を熱心に聞く方や質問をする方もいました。
集合写真を撮ったのち、撮影会が始まりました!

LEDの方向幕も「貸切 獨協大学」の他に「飯能」「武蔵丘」「西武新宿」「小手指」など、さまざまなバリエーションが。
 
工場の方によると、LEDをきれいに写すにはシャッタースピードを1/80にするのがオススメのこと…。
(私のコンデジではこれが限界です…)

そして、持参したお手製方向幕を入れさせていただき、西武101系時代を再現!
「快速急行 西武秩父」


「快速急行 西武新宿」 窓には「ちょっと待ってね。一生懸命準備なう」の文字が(笑)


「準急 西武新宿」


なんと!拝島快速まで!


撮影会を終え、大場駅に戻り、再びYPTに乗車し修善寺駅へ。
車内には方向幕を展示しました。


修善寺駅に到着。ここで2時間ほどお昼休憩。駅周辺を散策された方、静岡限定のパンを買いに行かれた方、バスで修善寺温泉まで足を伸ばした方もいたそう。
また、YPTの記念券を購入される方も多かったとか。


ここからは復路。
修善寺駅出発の直前、ひとりの会員があることに気づきました…。
「あ、ハートのつり革がある!」
「!?!?(一同)」



往路では気づかなかったのですが、なんとハートのつり革が設置されていたのです!すべてのつり革のうち1つだけ
しかも日によって場所も変わるというこのつり革…。貴重なものを見させていただきました。
現在では多くの鉄道会社で実施されている「ハートのつり革」、伊豆箱根鉄道はそれを先駆けて始めたそうです。

往路では恥ずかしがって顔を見せてくれなかった富士山も、復路ではその姿を見せてくれました!
伊豆箱根鉄道の担当者の方からは、「富士山が左に見えたり、右に見えたり、正面に見えたりと車窓に変化があるんです」と教えていただきました。

田京~伊豆長岡間にて(上り列車:進行方向左側)

三島田町駅にて(上り列車:進行方向右側)


途中の三島田町駅で往路と同様に停車したのち、終点・三島へ。
降車後には全員で電車を見送ったのち、解散となりました。

今回の企画では、OBの方々や他大の方との交流、そして会員同士が親睦を深めるなど、それぞれが有意義な時間を過ごすことができたと思います。

最後になりますが、運行にご協力いただいた伊豆箱根鉄道鉄道部の皆さま、ご参加下さった埼玉大学鐵道研究会、工学院大学鉄道研究部をはじめとする多くの皆さまに御礼申し上げます。






祝!学友会奨励賞受賞!

2017-03-05 16:12:42 | お知らせ
このたび、当会が学友会奨励賞を受賞いたしました。

これは、学内での継続的なモジュールレイアウト展示と雄飛祭への積極的な出展
そして先日の「第4回武蔵浦和コミセン祭り」への協力が評価されたもので、
当会としては初めての受賞となります。

当会は設立からまもなく4周年を迎えますが、まだまだこれから。未来へレールを繋げていけるよう、会員一同邁進してまいります。
また、今回の受賞はOBの皆さまをはじめ、学内外の皆さまのご支援・ご協力があってのもの。
今後とも変わらぬお引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます。



学友会奨励賞の詳細はこちら
<獨協大学|平成28年度学友会活動奨励賞授与式を開催しました>

以上、伊太郎でした。

第4回武蔵浦和コミセン祭りに協力しました!

2017-02-09 14:18:09 | その他イベント報告
さて、雄飛祭の記事に続きまして、
昨年11月26、27日に開催されました「武蔵浦和コミセン祭り」の模様をお送りします。
以前こちらでお知らせしたように、今年は当会が協力させていただきました。

まずは準備の様子から。
モジュールレイアウトは学内展示会を行ったのちに搬出。(学内展示会の写真につきましては当会Twitterをご覧いただければと…汗)
祝日を利用しての搬出・設営となりました。


会場となった武蔵浦和コミュニティセンター。
窓の向こうには新幹線や埼京線が走るという鉄道好きには堪らない立地です。


今回は、プラレールあみだくじも展開。
配布した整理券の「改札」には、車掌さんが車内改札で使用する実物のスタンパーを使用するなど細かなこだわりが…。



雄飛祭ではおなじみのモジュールレイアウトや運転シミュレータも大盛況でした。
また、雄飛祭でも掲示された、2015年12月に行われた「富士急団臨」についての壁貼り特集も掲示されました。
(雄飛祭の記事では載せ忘れてしまいましたが…)



今回は、昨年度の雄飛祭の目玉でもあった秋葉原も出現。



金沢検車区を模した車両基地にも多くの車両が…。
 

もちろん部品の展示も…。


こちらは会員が撮影した写真の展示スペース…。力作が揃っていましたね!
また、担当者の方々のご厚意で駅弁(空箱)の展示も行いました!全国津々浦々の駅弁が勢揃い…。見ごたえがありました!


その他、会員による「駅員さんのお仕事紹介親子講座」も行われました。

初日は集計を忘れてしまいましたが、2日目には1242名のお客さまにご来場いただきました!
本当にありがとうございました!



そして、ご協力いただいた武蔵浦和コミセンの職員の方々、ボランティアの方々、埼大鉄研の皆さまにも感謝です!
ありがとうございました。